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日本は“創作”、米国は“破壊”――元ソニック開発者が語る両国の違い |
2008.08.28 |
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ゲーム開発者のHirokazu Yasuhara氏は、かつて中裕司氏とともに『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の開発に深く携わり、その後、アメリカのNaughty Dog社を経て、現在はNAMCO BANDAI Games Americaでシニア・ゲームデザイナーを務めている人物。日米のゲーム開発現場を両方とも体験してきた同氏は、先日、開発者向けのニュースサイト“Gamasutra”のインタビューに答え、自らのゲームデザインの哲学を語った。
このなかでとくに注目を集めているのは、プレイヤーがゲームを進める動機について触れた部分。人間にはもともと、ストレスや恐怖から逃れたいという能動的な欲求があるが、その方法は日本と西洋で異なるというのだ。
「多くの日本人は、“創作”や“自分の外見の向上”“貯金”といった行為に安心感を抱きます。欧米ではそういう面はないとは言いませんが、アメリカ人は安心感を得るために、むしろ破壊のプロセスを選ぶ傾向がある」(英文の翻訳)と語るYasuhara氏。
同氏はまた、「その多くは、恐怖の対象が国によって大きく異なることからきていると思います。ここでいう恐怖とは、肌身で感じる現実の恐怖ではなく、居心地のよさが欠けている状態を指します」と述べ、居心地をよくするために友人や仲間を募る(あるいは街を訪れて人々と交流する)人がいる一方で、敵を全滅させようとする人がいることを例として挙げている。
面白いのは、この発言にアメリカ人ゲーマーたちもおおむね同意していること。Gamasutraや、同記事を紹介したニュースブログには、ゲーマーから賛同や意見のコメントが多数寄せられている。上記リンクは長文の記事だが、示唆に富んだ内容になっているので、ゲーム開発を志す人はぜひチェックしてみてほしい。
(中島理彦)
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