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『GTA』が映画化されないワケ――70年代の同名映画とバッティング? |
2008.06.24 |
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「プリンス・オブ・ペルシャ」「ストリートファイター」など、人気ゲームの映画化が着々と進行している昨今。そんななか、世界中で大ヒットとなったあのゲームはどうなっているの?――といぶかしむ声は根強い。言わずとしれた“Grand Theft Auto”シリーズのことだ。
米Variety誌によると、実は昨年春、世界的に最も有名なラッパー・エミネムの主演により、映画化がもう少しで発表されるところまでいっていたという。だが、この企画は結局実現しなかった模様だ。
さらに先日、ロサンゼルス情報誌「LA Weekly」のNikkie Finke記者は、GTAがなぜいまだに映画化されないのか、その裏事情と思われる情報を自身のブログで明らかにした。
同記者によると、映画の大手配給元のひとつである20世紀フォックスは、1977年に製作された同名の映画(邦題「バニシング IN TURBO」)について、そのタイトルにまつわる権利を所有しているという。
この映画は、B級映画のプロデューサーとして有名なロジャー・コーマンが製作し、のちに「ビューティフル・マインド」でアカデミー監督賞を受賞したロン・ハワードの監督デビュー作となった作品(ハワードは脚本と主演も兼ねている)。物語は、両親の反対を押し切って旅に出た若いカップルの逃避行を描くというもので、“grand theft auto”の本来の意味である「自動車窃盗」が原題になっているのもうなずける。
そして、ここからはFinke記者の推測だが、ゲーム開発元のRockstar社は同じタイトルの映画をつくらない一方、20世紀フォックスもこの映画をゲーム化しないという取り決めがなされているのではないか……というのだ。
もちろん、これがGTAの映画化をはばむ本当の理由かどうかは不明。だが、『GTA IV』の世界的な大ヒットを考えると、映画化の話がいまだに具体的に浮上しないのも不思議な話だ。
(中島理彦)
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| (C) 2008 Rockstar Games, Inc. |
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