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マケイン候補のCMでゲームBGM オバマ支持の作曲家はムッ |
2008.06.24 |
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2008年アメリカ大統領選における共和党の指名候補、John McCain(ジョン・マケイン)議員。同議員の選挙キャンペーンCMに、ビデオゲームの音楽が用いられたことから、ちょっとした波風が立った。
“Safe(安全)”という題名が付いたこのCMは、McCain氏がカメラに向かって、「自分は決して戦争を賛美しないが、国の安全を守るため大統領に立候補する」と語る内容。McCain家は祖父の代から従軍経験があり、自身もベトナム戦争では敵側の捕虜となったことから、戦争の悲惨さはよく理解しているという。
そして、この映像のバックに流れるのが、アクションシューティング『Medal of Honor: European Assault』のBGM。戦争で犠牲を払った者たちをしのぶ荘厳な曲だ。
ところが、これに仰天したのが、当のBGMを生んだ作曲家のChristopher Lennertz氏。彼は対立候補のBarack Obama(バラック・オバマ)議員を熱烈に支持しており、今回のBGM使用はまったくもって青天の霹靂だったようだ。
自分の曲が使われたことについてLennertz氏が出した声明は、ゲームと政治のニュースを報じるサイト“GamePolitics”で紹介されている。それによると、氏は同曲の権利を所有してはおらず、McCain選挙事務所の側にも違法行為はなかったとのこと。だが、せめて使用の際には声をかけて、作曲家が政治的に同じ立場かどうかを確認してほしかったという。「戦場と政界で国に奉仕してきたMcCain候補には敬意を払っているが、彼が大統領になってほしいとは思わないし、その政策も支持したことはない」と、いたく立腹している様子。
苦境に置かれた米経済において、McCain候補は起業家とビジネスオーナーを代弁する立場とのことだが、そのわりには知的財産の扱い方がなっていないと不満をもらすLennertz氏。「芸術家、ビジネスオーナー、そして愛国者として、私はObama候補の支持者であることに誇りを持っている」と明言している。
(中島理彦)
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