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この夏一番の映画に匹敵!? 米Rolling Stone誌が『GTA IV』をベタぼめ |
2008.06.19 |
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ゲームのジャンルを超えて幅広い関心を集めているクライムアクション最新作『Grand Theft Auto IV(以下、GTA IV)』。そんななか、音楽・ファッション・カルチャーの雑誌「Rolling Stone」は、公式サイトで本作を高く評価する記事を掲載した。
この記事を執筆したのは同誌のゲーム担当記者ではなく、日頃、映画批評を手がけているPeter Travers氏。この夏公開されるハリウッド映画の大半に失望してしまったという同氏は、次のように述べている。
「インタラクティブに目を向ける時がきた。そう、映画批評家の私が、発想をビデオゲームに切り替えようと言っているのだ。ハリウッドが再び刺激的な映画を作るようになるまで」
同氏は『GTA IV』を「アクション、スリル、想像力、革新性という点から見て、現在映画館で上映されている数々の“子供向けシリアル”を上回っている(「アイアンマン」は例外)」と高く評価。「プロットやキャラクタを作り込み、善悪のあいまいさを表現し、マーティン・スコセッシやクエンティン・タランティーノの領域にまで踏み込んだ珍しいゲームだ」と、映画批評家ならではの視点で魅力を語っている。
さすがに「人間ドラマを捨てて仮想現実にはまるつもりは毛頭ない」とのことだが、もし自分がコントローラを握って、映画「ノー・カントリー」や「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」の登場人物として、製作者が想像もしなかった世界に踏み込んだら……と夢想することはあるのだそう。
『GTA IV』が秘めているストーリーテリングの可能性を踏まえ、「いま必要とされているのは、こうしたゲームを映画の革命に結びつけられるクリエイター」と語っている。袋小路にはまったハリウッドの現状をよく知るだけに、ゲームがもたらす未来への期待はひときわ強いようだ。
(中島理彦)
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