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ゲーム中毒はポルノ中毒より恥ずかしい? 精神科医が患者の心理を代弁 |
2008.06.13 |
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オンラインゲームに取りつかれた人と、インターネットポルノにはまっちゃった人。恥ずかしい気持ちはどちらのほうが強いだろう。米国のある精神科医によれば、答えは前者だという。
この説を掲げているのは、米オレゴン州ポートランド市に住むJerald Block博士。彼はいわゆる“オンラインゲーム中毒”の人々の治療に取り組んでおり、最近、学術誌で“インターネット中毒は正式な医学用語にすべき”と主張したこともある人物。その博士のインタビュー記事が、先日、ニュースサイト“Boston Globe”に掲載された。
Block博士によると、オンラインゲーム中毒は他の事例に比べて治療が難しいという。「ゲームの場合、自分に起きたことを他人に説明しづらい。中毒者はその苦境を友人にもうまく説明できないでいる」――そのため、恥ずかしいという本人の気持ちが増して、治療が困難になるようだ。
それに比べると、ポルノ中毒はずっと社会的に受け入れられている。ポルノを見て中毒になってしまった人がこの世に存在し、精神医が治療にあたっているという事実を、世間は容易に理解できるのだ。意外な話だが、それだけゲーム中毒は表面化しにくいということなのだろう。
ちなみにインタビューでは、コロンバイン高校やバージニア工科大学で起きた銃乱射事件についても言及。Block博士は、コンピュータが暴力を引き起こすことは決してないという立場だが、犯人の多くが強迫観念に駆られてコンピュータを使用し、犯行時にハードディスクを処分するなどしていた事実に注目。「犯人とテクノロジーとの関係には問題があった」としている。
(中島理彦) |