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『GTA IV』主人公声優が熱唱! ゲーム大ヒットで脚光 |
2008.05.23 |
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発売から1カ月近く経過しても、世界の注目が一向に衰えないクライムアクション最新作『Grand Theft Auto IV』(すでに日本でも、英語版などを入手してプレイしている人もいることだろう)。本作の主人公“Niko Bellic”は、東欧出身という設定から独特のアクセントが印象的なキャラだが、ゲームのヒットに呼応して、このNikoの声を演じる人物にも注目が集まっている。
その人物とは、ニューヨーク在住の俳優兼歌手であるMichael Hollick氏(画像)。彼はこれまでにブロードウェイやオフ・ブロードウェイの舞台、人気ドラマ「SEX and the City」「Law & Order」などのゲスト出演を精力的にこなしてきたが、つい最近までは俳優業だけで食っていけない、いわゆる“ワーキングアクター”だった。
ところが『GTA IV』の驚異的ヒットで、その特徴あるボイスは全世界に知られることに。先日、大手紙『The New York Times』の公式サイトには本人のインタビュー記事が掲載された。
この記事によると、Nikoのトレードマークともなっている東欧訛りは、Hollick氏が演劇科に通っていた学生時代に身につけたとのこと。また、『GTA IV』では声だけでなく、本人の体の動きもモーションキャプチャにより用いられているという。
発売初日だけでも、世界中で3億1千万ドル(US)という巨額の売り上げを実現した『GTA IV』だが、驚いたことに、Hollick氏に支払われた報酬は映画俳優組合で定められた日給程度で、ゲームがどんなに売れても彼のもとにはロイヤリティが一銭も入らないらしい(※)。俳優の1日も早い待遇改善を願っている彼だが、同時に、無名の自分にチャンスをくれた開発元Rockstar社にはとても感謝しているという。
なお、コミュニティサイト“MySpace”では本人が歌を披露。特に“Out of the Blue”という曲は、Nikoに近い声質で歌っているので、まるでNiko本人が歌っているようにも聞こえるかも!? ぜひチェックしてみてほしい。
(中島理彦)
※映画俳優組合とゲーム業界間の契約に、ビデオゲームやインターネットに関する明確な条項が盛られていないため。これは業界が長年引きずっている問題で、今夏にも俳優ストの可能性が懸念されている。昨年末、同様の問題で米脚本家組合が大規模ストを決行したことをご記憶の方も多いだろう。
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