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買春疑惑で辞任が決まったNY州知事、過去に『GTA』を非難 |
2008.03.13 |
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先ごろ、米ニューヨーク州のエリオット・スピッツァー知事が、買春疑惑の表面化により辞任する意向を示したことは、日本でも大きく報道されているのでご存知の方も多いだろう。
実はこの知事、昨年の演説で、クライムアクション『Grand Theft Auto(GTA)』シリーズの性と暴力の描写を非難していた。そのため、欧米のゲームニュースメディアは今回の騒動に強い関心を寄せている。
例えば、2007年4月20日の演説で、知事は“セーフ・ゲーム”と呼ぶ規制法案を説明しながら次のように語っていた。
「子供たちが毎日『GTA』を買っていることは容認できません。このゲームは、車を盗み、人を襲うことに褒美を与えています。それどころか、売春婦と性行為をして殺害することも可能なのです」
「研究によると、こうした描写にさらされた子供は、同様の行為に走りやすくなるそうです。話はいたって簡単——危険な性的コンテンツに触れた子供は、危険な性的行為に及びやすくなるということです」
なのに今回の騒動……。スピッツァー知事のあまりの“言動不一致”ぶりに、ゲーマーたちは「ゲームではダメだが、本物の買春ならいいってわけ?」と批判の声を浴びせている。
なお、スピッツァー知事は、ヒラリー・クリントン氏を強く支持していたことから、彼女の大統領選挙戦にも影響があるのではないかという指摘も出ている。このクリントン候補も、かねてから暴力・性描写を含むゲームの規制に動いていた人物だ。
(中島理彦) |