高い演算機能を誇るCellプロセッサを搭載するプレイステーション3。米空軍の研究施設は、同機の40GBモデルを300台も購入しようとしていることが、先日公開された公式文書で明らかになった。
この文書によると購入理由は、「同プロセッサを用いて技術的な評価を行うため」とのこと。目的を果たすために必要なCellプロセッサを搭載する機器で、市場に妥当な価格で出ているのは今のところPS3しかないのだという。
空軍が具体的に何をするつもりなのかは全く不明だが、この情報は欧米ゲーマーの想像をいたく刺激しているらしく、あちこちでウワサが立っている。以下は、主なニュースサイトや有名ブログで見られた憶測の一部だ。
- Kotaku
「クライムアクションの新作『Grand Theft Auto IV』を空軍兵にプレイさせるつもりでは?」
「ドラゴンアクション『ライズフロムレア』でパイロットを訓練するのでは?」
- Destructoid
「PSNで配信中の『スーパーパズルファイター2』でトーナメント大会を開くのでは?」
- Computer and Videogames
「光速で飛行するスーパー航空機を開発するのかも?」
もちろん、ほとんどは冗談のようだが、ゲームニュースブログ“the Hushed Casket”の推測はかなり堅実。2年前、米エネルギー省の主導により開発が始まったスーパーコンピュータもCellプロセッサを用いているので、これに類似するものではないか、というわけだ。2000年には、当時のイラク大統領サダム・フセインが、軍用のスーパーコンピュータを構築するために4,000台のPS2を購入したと報道されたこともある。
さて、果たして真実は?
(中島理彦)
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