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英国“レーティング強化”の動き——格闘技などの広範囲に? |
2008.02.08 |
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“人間狩り”のステルスアクション『Manhunt 2』が発売禁止となっている英国。開発元Rockstar社は昨年から禁止処分の取り下げを求めていたが、先月、高等裁判所に却下されるという事態に至っている。
そんななか、英国政府は、子供にふさわしくないとされるゲームの販売規制を法的に強化する動きに出ていることを、英『Guardian』紙が報じた。
現在、英国では、独立の非政府団体である映像審査機構BBFC(British Board of Film Classification)により、“性描写”や“人・動物への残酷な暴力描写”などを含む成人向けタイトルには年齢制限が課されているが、武器や格闘技による戦闘シーンなど、大半のゲームでよく見られる描写は審査対象外となっている。
だが、政府はこうした描写も視野に入れて法的な拘束力を強め、ゲームショップが特定のタイトルを推奨年齢未満の子供に販売することを、明確に違法と規定する法体制を固めていくという。
また、BBFCの定めたレーティングをチェックし、不服の場合は再審査を要求できる新団体の設置も検討しているとのこと。
同国では、ゲームの暴力描写とレーティングに関する現状調査が進められており、来月には正式報告が予定されている。法整備は、この報告で示されるガイドラインをもとにして行われるようだ。同国で有名な心理学者Tanya Byron氏が主導で行っている同調査は、暴力ゲームをめぐる過熱気味の議論を沈静化させるものと期待されている。
こうした英国政府の動きは、ヨーロッパ全域にも影響を及ぼす可能性があるため、ゲーム業界関係者は進展を注意深く見守っているところだ。
(中島理彦)
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