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欧米ゲーム事情  

ゲームにハマりやすい“男性脳”!? 米スタンフォード大の研究

2008.02.08
スタンフォード大学医学部の発表(英語)

 男性ゲーマー諸氏は、女性とゲームするとき、熱の入り方に差を感じたことが一度や二度はあるのではないだろうか。米スタンフォード大学医学部の研究によれば、それはもしかすると、脳の構造が違うためかもしれない。男性の脳は、ゲームをプレイするとき“報酬(快い刺激)”を女性より強く感じる構造になっているというのだ。

 同大学でこの発表を行ったのは、Alan Reiss医学博士の率いる研究チーム。彼らは、22人の若い男女(うち男性11人、女性11人)に、簡単なコンピュータゲームをプレイしてもらい、ファンクショナルMRI装置でプレイ中の脳の活動を画像化した。

 ゲームの内容は、上記リンク先の動画を見てもらったほうがわかりやすいだろう。画面に描かれた垂直線(壁)に、右側から10個のボールがゆっくり近づいていき、プレイヤーがクリックして消していくというものだ。
  このとき、ボールが壁からある程度離れていると、壁全体が右側へ移動する。また、ボールが壁に当たってしまうと、壁は左側に移動する。ボールを効率よくクリックして、壁の左側を占める“領土”を拡大していくのがゲームの目的となる。

 実験の結果、報酬(快い刺激)や中毒に関わる脳の領域で、男性は女性よりも著しい活動が見られた。しかも、ゲームで獲得した領土が広ければ広いほど、男性の脳は活発になったが、女性の脳に変化は見られなかったという。

 つまり、領土を拡大するゲームは、男性にとって、とても気持ちいいものというわけ。Reiss博士も実験の結果を踏まえて、「男性に人気の高いゲームは、領土を侵略・拡大する内容のものが大半を占めている」との見解を述べている。

 さて、そうなると気になるのは、“女性の脳を活発にさせるゲームはあるのか”ということ。ぜひ研究を続けて、こっちの謎も解明してほしいものだ。

(中島理彦)

 
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