 |
 |
フェラーリの大事故を機に投獄された
元Gizmondo重役が米国から追放に |
2008.01.24 |
|
|
PSPやニンテンドーDSがにわかに注目を集めた2004年の終わり、ヨーロッパでひっそりと発売され、またたく間に消えてしまった多機能携帯ゲーム機“Gizmondo(ギズモンド)”(画像)。その販売元(現在は倒産)で重役を務めていたスウェーデンの実業家、Stefan Erikssonは、米国で起こした自動車事故をきっかけに刑務所に収監されていたが、このほど国外追放になることが、ニュースサイト“The Local”で報じられた。
2006年初頭、米カリフォルニア州マリブで起きたこの事故は、世界に400台しかない高級車エンツォ・フェラーリが、電信柱に猛スピードで激突して真っ二つになったことから、当時大いに話題になった。車中にいたErikssonは、警察の取調べに対し“自分は助手席に乗っていた。運転手は現場を立ち去ってしまった”と供述。そのため、ミステリアスな事件として報じられていた。
しかしその後の調べで、運転していたのはやはりEriksson本人だったという線が濃厚になり、彼の体内から相当量のアルコールも検出。またこの高級車は、本人名義でなかったにもかかわらず、勝手に英国から米国に持ち込まれていたことも発覚した。
そしてErikssonは、事故車を含むフェラーリ2台とメルセデス・ベンツ1台の重窃盗罪に問われた。裁判の結果、陪審員の評決は不一致となったが、本人は横領罪には異議を唱えなかったことから、2006年11月からカリフォルニア州刑務所に入所していたという。
米国から追放されたErikssonは、今後、スウェーデンかドイツに移住する模様。ゲーム業界で彼の存在が再浮上する可能性は低いものと見られている。
(中島理彦) |