欧米ゲーム事情  

的外れのゲーム批判で非難されたブロガーが“謝罪”

2008.01.15
McCullough氏の謝罪記事(英語)

 先週の欧米ゲーム事情では、保守派を名乗るブロガーのKevin McCullough氏が、Xbox 360向けゲーム『Mass Effect』の性描写に対して見当ハズレの批判をしたことを取り上げたが、先ごろ同氏は、前回の寄稿先である“Townhall.com”に謝罪記事を掲載した。

 最初の記事(現在は削除されている模様)以来、ゲーマーから数多くの指摘をもらったというMcCullough氏は、「私は明らかに、少なくとも2つの点で誤っていた。これについてはゲーム業界全体に謝罪します」と述べている。

 まず、McCullough氏は当初、子供が本作をプレイすることを強く危惧していたが、本作は対象が17歳以上(レーティング“M”)に指定されていることに加え、そうしたゲームを該当年齢より下の子供が購入してしまう事例は、近年大幅に減少していることを知らなかったという。
 また、動画共有サイトなどで公開されている性描写のシーンは、ゲームを何時間もプレイしてようやく出てくるものであり、これだけをむやみに大きく取り上げて作品を批判すべきではないという声にも同意している。

 ただし、『Mass Effect』の内容にはいまだ不快を感じており、子供はプレイすべきではないという立場は変えていないとのことだ。

 ちなみに、この謝罪記事に対する一般のゲーマーの反応は、「それ見たことか」「まだ謝罪が足りないぞ」といったものが大半。中には、お騒がせな言動で嫌われ者となった反ゲーム派の弁護士、Jack Thompson氏のことを指して「アイツもこれに倣ってくれたらなあ」とつぶやく人もいるようだ。

(中島理彦)

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