 |
 |
マイアミ弁護士の“後継者”現る?
ゲームの性描写に的外れな攻撃をする
保守派ブロガー |
2008.01.17 |
|
|
暴力的描写を含むゲームを標的に、過激な言動をくり返してきたマイアミの弁護士Jack Thompson氏。同氏については、この欧米ゲーム事情でも度々紹介してきたが、最近、彼と同じように、ゲームを激しく攻撃する人物が新たに急浮上している。
その人物とは、保守派を名乗るブロガーでコラムニストのKevin McCullough氏。彼は、ニュースサイト“Townhall.com”に寄稿したコラム記事で、カナダのBioware社が開発したXbox 360向けのSF RPG『Mass Effect』を取り上げ、本作に性描写シーンが含まれていることを指摘。今年のアメリカ大統領選挙では、候補者がこうしたゲームに明確な態度を示すことが必要だと激しい文体で主張している。
ところが、肝心のゲームに関する指摘は大変おそまつ。一部を引用するとこうだ―
「そのゲームは『Mass Effect』といって、大半は男性と思われるプレイヤーは、考えうるかぎり最もリアルな性行為に及ぶことができる。体型や人種、髪型、胸の大きさなども自由に設定可能で、54インチの液晶ディスプレイで高解像度のシーンをくっきりと見られるうえ、思いつくかぎりの性交が可能だ」
レーティングが“M(17歳以上推奨)”の『Mass Effect』には、たしかに主人公が異星人キャラとベッドインするシーンがあって、昨年11月の発売直前に話題になったことがある。スタート時の性別設定によっては女性同士のシーンにもなるため、シンガポールでは発売禁止処分になりかけたことがあった。しかし、その描写はいたってソフトなもの。ポルノまがいとするMcCullough氏の指摘は、誇張と歪曲がすぎるのだ。
このコラム記事にはゲーマーから非難の声が多数寄せられ、ゲームニュースブログもこぞって取り上げて批判を浴びせた。そこで、同氏はただちに自身のブログで反論。先の記事に一部誤りがあったことと、自分がゲームをプレイしていない事実を認めたが、それでも次のように述べて自身の正当性を主張している。「“プレイしていないのなら口を閉じてろ”という声があるが、ストリップクラブや売春で同じことがいえるか? 私は良心に従って発言してるだけだ」と。
お騒がせな発言でニュースの見出しに躍り出たMcCullough氏。このままだと、今年の話題の人になってしまう可能性も十分にある。
【参考】
★Kevin McCullough氏の記事01(英語)
★Kevin McCullough氏の記事02(英語)
(中島理彦) |
|
| MASS EFFECT (C) 2003-2007 BioWare Corp. Mass Effect, BioWare Corp., the BioWare Corp. logo, BioWare and the BioWare logo are either registered trademarks or trademarks of BioWare Corp. in the United States and other countries. All other trademarks are the property of their respective owners. All rights reserved. Microsoft, the Microsoft Game Studios logo, Xbox 360, and the Xbox 360 logos are either registered trademarks or trademarks of Microsoft Corp. in the United States and other countries. |