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ニコール・キッドマンを起用した脳トレCM 科学団体が批判 |
2008.01.11 |
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日本に続き、欧州でも昨年6月に発売されて大人気となったニンテンドーDSソフト『もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング!(More Brain Training From Dr. Kawashima: How Old is Your Brain?)』。欧米の広告キャンペーンでは有名女優のニコール・キッドマンが起用され、大いに話題を呼んだのだが、最近このCMに英国の科学団体が批判の声を上げている。
その団体は、正しい科学知識の普及を目指す“Sense About Science”。世間一般に与える影響を重くみて、有名人を起用した商品広告などに関する検証レポートを昨年から発表している。
今年1月の最新レポートでは、食事療法や美容などの分野で有名人が発した発言(「自然食品でガンの発生は防げる」など)も検証。その中で、キッドマンが『もっと脳を鍛える…』の宣伝にあたり、「脳を鍛えることは、心を若く保つのにうってつけだとすぐに悟りました」とコメントしたことが槍玉にあがったのだった。
同レポートはキッドマンのコメントに対し、英バーミンガム大学で認知神経科学を専門とするJason Braithwaite博士の反論を紹介。「こういったデバイスを継続的に使用することで、認識力が著しく向上するという決定的証拠は見つかっていない。どんな課題も練習すれば一定の成果があるものだが、そうした成果の範疇を上回る効果があるかどうかは定かではない」としている。
しかし、このレポートに対する欧米ゲーマーの反応は割と冷静。「ソフトが面白いのだから別にいいんじゃない?」といった声が圧倒的多数を占めているようだ。
(中島理彦)
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