欧米ゲーム事情  

4日間以上ぶっ通しで“クソゲー”プレイ!子供たちに向けたチャリティーで

2007.11.29
The Desert Bus for Hope(英語)
Child's Play(英語)

 病院に入院している世界中の子供たちに、トイやゲームを提供するチャリティー団体“Child's Play”。この団体に協賛するカナダの“LoadingReadyRun”というグループは、先日、一般から寄せられた募金額に応じて“クソゲー”を延々プレイするという、かくも勇敢(かつクレージー)なイベントを催した。

 彼らがプレイしたのは、『Desert Bus』という一種のドライビングシミュレータ。Sega CD/3DO向けに開発され、正式発売には至らなかったタイトルに収録されたミニゲームの1つだ。プレイヤーはバスの運転席につき、アリゾナ州トゥーソン市からネバダ州ラスベガス市まで、片道8時間の砂漠の道路をリアルタイムで行き来する。ほとんどジョークのネタといっていい作品なのだが、真面目にプレイするといかに忍耐力を要するか、上記リンクのイベントサイトに掲載された動画をチェックすれば一目瞭然だろう。

 イベントに際しては、同グループの4人の男性が4時間交代でプレイ。サイトを閲覧した人たちが寄付をした額の総計に応じて、長時間にわたるドライブを行った。11月23日(金)午後6時からスタートし、28日(水)午前6時35分まで、およそ4日間12時間にわたって続けられた。
  応援者とチャットして退屈をまぎらわしながら、ぶっ通しで奮闘していた主催者たちだが、さすがに集中力を維持するのは難しかったようで、途中、2回クラッシュしてしまったという。

 何とも自虐的というか、物好きというか……そんな感想が思わず口をついて出てしまうイベントなのだが、最終的に集まった寄付金の額は、22,805ドル(カナダ)(日本円に換算して約253万6,000円)。なかなかどうして、素晴らしい功績と言っていいのではないだろうか。

(中島理彦)