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“ゲームは子供向け”の固定観念が諸悪の根源?――米記者の嘆き |
2007.10.18 |
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以前の欧米ゲーム事情で、“人間狩り”をテーマとするステルスアクション『Manhunt 2』が、過激な暴力描写のために米国で一時発売が見合わされたことをお伝えした。この件で同ゲームは米国社会の注目をかなり集めたようで、CNNのニュースワイドショー「American Morning」では、暴力描写を含むゲームに関する討論を行っている。Newsweek誌でゲーム関連の記事を担当するN'Gai Croal記者もこの討論に参加し、感想を自身のブログで語った。
同氏の記事によると、番組の司会はまず、討論を始めるにあたって、『Manhunt 2』のリアルな暴力描写や、Wiiリモコンを握って殺人行為をまねるというセンセーショナルな部分を紹介。そして、“こうしたゲームを子供がプレイすること”を前提に討論を進めようとしたが、Croal氏は、「本作は審査機構ESRBによって“M(17歳以上推奨)”に指定されたタイトルであり、子供向けではない。子供にプレイさせないようにするのは親の責任だ。また、成人について言えば、どんな娯楽を求めるかは個々人が決めることである」と訴えたという。
その後、トークは別の話題に移ったが、番組終了間際に、またもや同じ問題がクローズアップされ、「あなたはこうしたゲームを子供にプレイさせますか?」と尋ねられたとのこと。
今回の体験を踏まえ、Croal氏は、“ゲームは子供が遊ぶ玩具”という観念はまだまだ一般社会に根強く残っていると指摘。国家や州レベルでゲーム販売規制の動きが進んでいるのは、この固定観念が背景にあるからであり、開発者やパブリッシャの頭にも浸透してゲームそれ自体の成長を妨げている、と警告を発しているところだ。
(中島理彦)
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