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日本でもついに発売が決まった39,980円の低価格版PS3。欧州やオーストラリアでも同様の機種が発売されることが明らかになっているが、この新機種について、欧米のゲーマーやブロガーの間で議論が白熱している。
とくに注目を集めているのは、やはりというべきか、PS2との互換性カット。この件について、Sony Computer Entertainment Europe(SCEE)の英国担当であるRay Maguire氏は、ニュースサイト“Eurogamers”とのインタビューで次のように語った。「クリスマスに出るPS3専用タイトルは、65タイトル(欧州市場にて)と十分な数になっていることから、PS2互換に割くコストを、新作開発やハード値下げのために回したほうがよいと判断しました」「互換性を重要視する人がいることを考えると大きな決断ではありましたが、実際にこの機能を用いている人はあまりいないのです」
また、ニュースサイト“GameDaily”では、SCEEの広報担当であるNick Sharples氏が、「私たちが最も優先するのは、PS3の革新的な機能やサービスの開発であって互換機能ではないと、これまで多くの機会で明らかにしてきました」とコメントしたことが報じられている。
しかし、欧米のブロガーたちは、過去にSCEの重役が発言したことを忘れてはいなかった。昨年の時点で、SCE Worldwide Studios担当プレジデントであるPhil Harrison氏は次のように言っているのだ。「互換機能は、私たちが提供すべき機能の中核に位置するものと考えています。PlayStationは、長年蓄積したコンテンツによって、PSOne-PS2-PS3という世代の違いを超えた存在となっているのですから」(ニュースサイト“GamePro” のインタビューより)
この発言を踏まえると、互換性カットは明らかに“公約違反”と言わざるをえないだろう。互換機能はたしかにHarrison氏が言うようにPSブランドを支えてきた重大な要素だが、SCEはPS2に対してはその機能を省き、PS3の値下げを断行した。長期的に見てこれは吉と出るのか、それとも……?
(中島理彦)
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※初掲載時には「上位互換」を「下位互換」と取り違えていたため、現在のように修正しました(2007.10.16)
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