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“『World of Warcraft』『Second Life』は犯罪組織のマネーロンダリングに利用される”とSymantec社 |
2007.09.27 |
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米Symantec社は、9月に発表したインターネットセキュリティ脅威レポートの中で、「『World of Warcraft』や『Second Life』などのオンライン仮想世界は、犯罪組織のマネーロンダリングに利用されつつある」との見解を示した。
通常、現実世界では外国への送金監視体制が整備されているが、仮想世界の売買で得た通貨にはまだ規制が少なく、基本的に国境に関係なく行き来が可能。そのため、オンラインゲームで数千個のアカウントを作成し、他のプレイヤーとゲーム内アイテムなどの売買を行ったうえで、最終的にリアルマネーとして引き出すこともできる。
これを利用して何百万もの小額取引を行えば、資金源を特定することは非常に困難になり、犯罪行為で得た“汚いお金”を洗浄できるというわけだ。今のところまだ目立ってはいない現象だが、Symantec社によれば、近い将来に急増することが考えられるという。
今年2月には、中国人民銀行と政府機関がRMT(リアルマネートレード)を厳しく取り締まると表明したばかり。同レポートのようにマネーロンダリングの問題が浮上すれば、今後は国際的にも、仮想世界取引への監視を強める動きが出てくるかもしれない。
(中島理彦)
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