欧米ゲーム事情  
パワーグローブをはめてリング入り! 
ゲームがテーマのプロレスラー
2007.09.06
MTV News: Multiplayerのブログ記事(英語)
MTV Newsの記事(英語)
Ring of Honor(英語)
Chikara Pro Wrestling(英語)
Hybrid Pro Wrestling(英語)

 『ファイヤープロレスリング』『レッスルキングダム』『ランブルローズ』などのヒットシリーズを見てもわかるとおり、ゲームファンの間でプロレスタイトルは手堅い人気を得ている。その逆もまた同じことが言えるようで、米国のインディペンデント系アメリカンプロレスには、ゲームにちなんだリング名や技名を持つレスラーが多いことをMTV Newsが伝えている。

 例えば、ペンシルバニア州の地方リーグ“Ring of Honor”に所属するJimmy Jacobs選手は、昔は『魂斗羅』に熱中したこともある生粋のゲーマー。現在は“Contra Code”と呼ばれる技の使い手だが、この名称は日本では“コナミコマンド”として知られ、コナミの多くのゲームで使われる隠しコマンドを指す。もともとJacobs選手は、同コマンドの中身として“上‐上‐下‐下‐左‐右‐左‐右‐B‐A‐セレクト‐スタート”を技名にしていたのだが、長すぎるのでアナウンサーが縮めてしまったのだとか。

 同じくペンシルバニア州の“Chikara Pro Wrestling”に所属するPlayer Uno選手は、カメの甲羅を武器とする覆面コミカルレスラー。得意技は“Bubble-Bobble-Buster(バブルボブル・バスター)”や、『ストリートファイター』の登場キャラにちなんだ“M-Bison Stomp(M.バイソン(ベガ)の踏みつけ攻撃)”(注1)だが、足に描かれたスタートボタンが弱点になっていて、対戦相手にここを押されると動きが止まってしまう。

 そして、ミシガン州の“Hybrid Pro Wrestling”に所属するMax Morrison氏は、“ゲームボーイ”というリング名を持つレスラー。ファミコンのコントローラをあしらったジャージやパンツを着用し、腕には何とパワーグローブをはめて登場する。得意技は“Mushroom Stomp(マッシュルームの踏みつけ攻撃)” “Button Masher(ボタン乱れ押し)” “Cartridge Insert(カートリッジ挿入)”などだ。

 こうして見ると、ゲームをモチーフに用いるレスラーは意外に多いようだ。最初に紹介したJacobs選手が語るように、「レスリングは大勢のオタクを引きつける」ということなのだろうか。

(中島理彦)

注1:米国版『ストリートファイターII』ではキャラ名が一部変更になっており、北米での「M.バイソン」とは、日本版の「ベガ」のことを指す。(日本での「M.バイソン」は、北米では「バルログ」)

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