生身の自分をゲームキャラに!! これぞ“リアル・アバター”!?
英国の名門美術大学ロイヤル・カレッジ・オブ・アートでプロダクトデザインを学ぶMarc Owenさんは、同大学の学生たちによる展覧会において、ゲームのプレイヤーキャラ(アバター)を現実世界で再現する“Avatar Machine”というプロジェクトを披露し、ネットで話題になっている。
Avatar Machineの体験者は、特別製のスーツを着用することになる。このスーツからは2メートル長のアルミニウム棒が3本突き出て、三脚のように交わっており、その先端に取り付けられた広視野カメラがユーザー自身のほうを向いている。カメラがとらえる映像は、体験者が頭に装着するヘッドセットモニターに映し出されるので、自分の姿を第三者の視点でとらえながら、駐車場や公園など好きな場所に行けるというわけだ。
Owenさんはこうした方式を用いることで、人間は、普段ゲームでしか見せない行動パターンを現実世界でも示すようになるのではないかと期待しているとのこと。上記リンクのページでもわかるように、特別スーツはあえて屈強なゲームキャラのようなデザインにしてあって、生身の自分を意識しすぎないように工夫しているようだ。
私たちはいつも現実という世界を一人称視点で生きているわけだが、完全に三人称視点に置き換えるといったいどうなるのか。ぜひ一度試してみたいものである。
(中島理彦)