欧米ゲーム事情  
陸軍の新兵集めは、オンラインゲームサイトが効果的!?
2007.04.19
Army Timesの該当記事(英語)
GGL公式サイト(英語)

 米陸軍は、オンラインで対戦プレイを楽しむ若者が集うコミュニティサイト“Global Gaming League(GGL)”で、巨額の資金を投じるスポンサーとなることが、陸軍広報サイト“Army Times”で発表された。

 米陸軍は2002年から、若者の関心を集めるために、陸軍生活を体験するアクションシューティング『AMERICA'S ARMY』を無料配信している。今回のスポンサー契約はその流れを引き継ぐもので、毎月920万人のプレイヤーがアクセスするGGLサイトのナショナル・ゲーミング部門に、6月から200万ドル(US)(日本円にして約2億3800万円相当)の出資を行う。

 ナショナル・ゲーミング部門にアクセスしたプレイヤーは、15種類のゲームでランキングを競うことができるほか、上位プレイヤーによる毎月恒例のトーナメントで優勝すれば、陸軍で実際に用いられている戦闘シミュレーションを目の当たりにできるという。もちろん、これらは新兵募集キャンペーンの一環でもあるわけで、同部門のプレイヤー登録にあたっては、“陸軍からのお知らせを受け取る”設定もしっかり用意される。

 ちなみに、陸軍が採用をねらう17~24歳の男性は、GGLにアクセスするゲーマーの実に8割を占めているとのこと。この層は、もともと従来の広告効果が薄いことで知られているが、陸軍はオンラインゲームを新たな訴求手段と位置づけて、徹底的に活用していくつもりのようだ。

(中島理彦)

『AMERICA'S ARMY』
(c) America's Army 2007
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