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アクションシューティングによる実験で脳の“うつ”状態を解明 |
2007.03.15 |
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米国の科学・技術ニュースサイト「NewScientistTech」は、アメリカ国立精神衛生研究所で行われた脳の鬱(うつ)状態に関する実験を紹介した。
同研究所は、アクションシューティング『DUKE NUKEM』(記事ではこう記されているが、実際は3D視点を採用した『DUKE NUKEM 3D』のことと思われる)を用いて、仮想の街を動き回るゲームを製作。被験者は街の構造を知ったうえで、制限時間内にできるだけ多くの場所を訪れるよう指示された。
この結果、鬱の症状を呈している人のスコアは平均2.4カ所で、そうでない人の示した3.8というスコアよりも低かった。さらに、症状が深刻であればあるほどスコアも下がっていったという。
これまでの研究で、鬱の症状として、脳内の“海馬”が萎縮することが判明しているが、海馬は空間記憶に重要な役割を果たしていることも知られている。そのため、鬱状態の脳は、仮想空間の中で目標の位置を定めることに困難をきたしているようだ。研究所は、今回のテストが鬱症状の判定手段に応用できるかもしれないと考えている。
(中島理彦)
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