欧米ゲーム事情  
Wii Sportsに慣れた子供はスポーツ嫌いに!?と案じる米国の親
2007.02.22
NPRの報道(英語音声)

 全米に音声ニュースを提供するインターネット報道局NPR(National Public Radio)において、コメンテーターのKelly McBrideさんは「『Wii Sports』をプレイする子供は、スポーツを手軽にマスターできると誤解するのではないか」と、親としての心配を吐露している。

「『Wii Sports』のおかげで、いまや野球、テニス、ボウリングなど複数の種目において、スポーツ選手なみのプレイができるようになった。Wiiリモコンを振りすぎて筋肉痛まで起こすほどだ」
「だが、華麗なプレイができるのは、あくまでもゲームの中でのこと。寝る前に“あともう1回テニスしたい”と駄々をこねる我が子を見て、そのことがよく分かっていないのではないかと気になった。“本当のテニスじゃないのよ”と言い聞かせても、“テニスだってば”と言葉が返ってくる」
「だが、本物のテニスの場合、初心者はラケットに球を当てるだけでも一苦労する。汗水たらして練習を重ねることで、ようやくまともな試合ができるのだ。ところが、手軽にかっこいいテニスができる『Wii Sports』に慣れてしまったら、本物のラケットを手にしたときにどうなるだろう。ビデオゲーム通りに事が運ばなくて嫌になってしまうのではないか」

 以上がMcBrideさんの意見だ。筆者にはやや杞憂と思えるのだが、読者の皆さんはどうだろうか。

(中島理彦)

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