欧米ゲーム事情  
“ゲームを学期内に完成!”を目標に米の学生たちが制作集団を結成
2007.02.16
Emerson Collegeの学生新聞に掲載された記事(英語)
Emerson GameDevサイト(英語)

 米国ボストン市で、マスコミや映像業界に優秀な人材を送り出している私立大学Emerson College。この大学で数十人の学生が集まり、ゲーム制作グループ“Emerson GameDev”を結成した。「今学期中にゲームを完成させる!」とやる気満々の様子を、同大学の学生新聞が伝えている。

 グループ結成は、同大学ニューメディア科の学生2人の呼びかけが発端となった。チラシと口コミでゲーム制作の参加者を募ったところ、25人の学生がまたたく間に集結。アニメーター、デジタルアーティスト、プログラマー、ウェブデザイナー、文筆家を目指す多彩な面々がそろった。面白いことに、中でも文筆家志望者の参加希望が圧倒的に多く、人数を切り詰める必要がありそうだという。

 大学から正式な学生団体として認定されたわけではなく、財政的な支援も得られていない同グループだが、視覚メディア芸術学部の教員スタッフは彼らの意気込みが気に入ったらしく、Xbox 360を1台支給したという。発起人の1人であるJeff Edwards君は「学生時代はこういうプロジェクトを推し進めるのに最適の時期ですよ。映画製作や作家活動を志す学生と同じように、僕らも今はまだ生計を気にしなくてもいいですからね」と語っている。

 なお、Edward君によれば、今学期のプロジェクトは小規模なものになるだろうが、今はまずゲームを完成させることを第一優先にがんばっていきたいとのこと。自分たちの活動を通して、学生の間で高まっている気運をゲーム業界にも認知してもらおうという狙いだ。さて、学期末には一体どんなゲームが出来上がるのか、今から楽しみである。

(中島理彦)

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Emerson Collegeサイト(英語)