欧米ゲーム事情  
“ゲームに夢中になる本当の理由”を米研究者が発表
2007.1.18
Forbes誌の記事(英語)

 米Forbes誌は、“ビデオゲームをやめるのが難しいのはなぜか?”という問いに答える研究を紹介した。米Rochester大学とImmersyve社の合同チームが、1,000人のゲーマーを対象に行ったものだ。

 この研究で、被験者となるゲーマーは4つのグループに分けられ、それぞれ異なるゲームをプレイした。そして、プレイ前後に実施されたアンケートの結果をもとに、研究者は動機と充足感をつぶさに分析したという。

 その結果、被験者は、ゲームが楽しいという理由だけでプレイするのではないことが判明した。それよりはむしろ、人間が本来持っている3つの心理的欲求――すなわち、“主体的になりたい”“能力を発揮したい”“他者と良い関係を築きたい”――が満たされることが、強い吸引力になるのだという。

 今回の発表は、ゲーマーにとってはある種自明の内容かもしれないが、一般社会のゲームに対する認識に、新たな知見をもたらすものとして評価したいところだ。

(中島理彦)