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PS3の供給不足で一番トクしたのは?――ソニー!? |
2006.12.21 |
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今年ゲーム業界を最も騒がせたニュースの1つに“PLAYSTATION 3の供給不足による激しい争奪戦”が挙げられることは間違いないだろう。この出来事について、米アナリストグループのKaufman Bros.はゲーム市場に与えた影響を分析した。さて、PS3の供給不足で一番トクをしたのはどの企業か?
答えは意外にも“ソニー”。その理由は、“1台につき2~3万円”とも伝えられるPS3製造による損失が抑えられたほか、今回PS3を購入できなかった消費者は、代わりにPS2のゲームソフト(またはもっと広範な家電製品)を購入するためだという。また、次のような分析も発表されている。
- PS3の供給不足は、Xbox 360の売上にもわずかにプラスとして働く(特にPS3がまだ発売されていない欧州市場において)。マイクロソフトは今年中に世界1千万台の目標を達成するだろう。
- WiiはPS3の供給不足とは関係なく売上を伸ばす。WiiはPS3やXbox 360とは関係のない独立した市場としてとらえるべきだ。
- PS3向けタイトルに力を注ぎすぎたElectronic Artsは一番損をする。一方、PS2とXbox 360を中心にソフトを供給し続けたActivision社とTHQ社は悪くない状況にある。
以上が分析結果のあらましだが、これはあくまで短期的な視点で見た損得勘定であることも確か。今のまま、サードパーティがPS3向けタイトルの開発について様子見をする状況が続けば、ソニーにとって大きな打撃になりかねない。PS3の供給不足については一刻も早い状況改善が求められていることに変わりはない。
(中島理彦) |