「欧米ゲーム事情」ではこれまで、反ゲームの立場を貫くフロリダの弁護士Jack Thompson氏の過激な言動を何度か紹介してきたが、ネタはいつになっても尽きないようだ。欧米の複数メディアが、またまた氏をめぐる騒動を報じている。
今回のThompson氏の標的は、格闘ゲーム『MORTAL KOMBAT: ARMAGEDDON』。ゲームの中で同氏に似せたキャラクタが登場しているとして、「即刻販売を中止せよ」とのレターを販売元Midway Games社に送ったという。
ところが、“自分に似たキャラクタがいる”というのは同氏の勘違い。本当は、ニュースサイト“Gaming Target”のスタッフがオリジナルキャラ作成モードを用いて自作したものなのだ。同サイトに掲載された記事を見て、Thompson氏はゲームの公式キャラクタと思ったらしい。
ちなみに記事(Game Politicsの報道/Gaming Target)では、映画「死霊のはらわた」の主人公アッシュや「13日の金曜日」の殺人鬼ジェイソンのキャラクタも紹介され、Thompson氏については「米国で最も暴力的な男。『MORTAL KOMBAT』にはまさにピッタリのキャラ」と辛辣に書かれている。このコメントもまた同氏の逆鱗に触れたのかもしれない。
(中島理彦)