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米陸軍の公式オンラインゲームで反戦活動をする大学教授
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2006.09.21 |
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米ネバダ大学芸術学部の教授で、メディア・アーティストでもあるJoseph DeLappe氏は、米陸軍公式のミリタリーアクションシューティング『AMERICA'S ARMY』の中で、オンラインプレイヤーに向けて反戦活動を行っていることを、ニュースサイト“Salon.com”が報じた。
『AMERICA'S ARMY』は、陸軍が新兵募集の一環として開発・無料配布しているゲーム。13歳以上のプレイヤーに陸軍の生活を紹介する内容となっている。2002年のリリース以来、高い人気を維持し、すでに760万人以上の登録者がいる。
このゲームで、DeLappe氏は一度も武器を使用せずに戦闘マップを走り回っている。そして、自キャラが撃たれて死亡すると、イラクで戦死した実在の兵士の名前/年齢/死亡日を打ち込み、他のプレイヤーのチャット画面に表示させる。同氏は、記事が執筆された時点でこの行為を1,273回繰り返しており、終戦までやめるつもりはないという。「現実に戦地で命を失った兵士がいることを伝えたい」と本人は語っている。
DeLappe氏のパフォーマンスアートに称賛の声があがる一方で、一部のプレイヤーや陸軍関係者は、迷惑行為、あるいは場違いの活動だと感じているようだ。また、反戦活動の成果がはっきり目に見える形で現れているわけでもない。陸軍の発表によれば、6月の時点で新兵募集サイトへのアクセスは135万回。ゲームは現在もアップデートが続き、開発への出資も増える見込みだ。
(中島理彦)
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