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臨床心理学者が「WOWプレイヤーの40%は中毒者」と語る
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2006.08.17 |
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PCハードウェアのニュースサイト“Twitch Guru”は、米国の臨床心理学者Maressa Orzack博士とのインタビューを掲載し、ゲーム中毒の深刻さを訴える博士の発言を紹介した。
米ハーバード医療学校の助教授であり、マサチューセッツ州の病院でゲーム中毒患者向けの診療も行っている博士は、あらゆる種類の中毒症状と向き合った経験から、ゲーム中毒は精神障害のひとつだと確信している。「ゲーム中毒者は、プレイ中に目標を達成しても、それで終わらせることができず、さらにプレイを続けてしまう傾向がある。ギャンブル中毒とほとんど同じ症状だ」――結果、仕事や人間関係がおろそかになり、現実からの逃避が始まるのだという。
博士によれば、600万人以上いると言われるMMORPG『WORLD OF WARCRAFT』(以下、WOW)のプレイヤーのうち、40%はゲーム中毒者であるとのこと。ゲームの中毒性には10年以上前から気づいていたが、1990年代末にインターネットが普及し、MMORPGが登場してから、状況はきわめて深刻になったという。
現在のところ、ゲーム中毒は公式には精神障害と認定されていないので、保険がカバーしてくれる見込みは薄い。しかし、世間の認知は少しずつ変わりつつある。
「WOWのようなMMORPGには、煙草と同じように“警告標示”を入れるべき。有害な影響を与える可能性があることを消費者に知らせないといけない。ゲーム業界は猛反発するでしょうけれどね」(Maressa Orzack博士)。
(中島理彦)
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