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欧米ゲーム事情  
英国の労働組合が“ゲーム開発者は超過勤務”と警告
2006.07.27
英国BBCの報道(英語)
 
  放送・エンターテインメント・ 映画・演劇など、英国におけるメディア関連の労働者を組織する労働組合“BECTU”は、「ゲーム開発者の多くは厳しい労働条件で超過勤務を余儀なくされており、心身ともに“燃え尽きる”危機にさらされている」と警告したことを英BBCが報じた。

 同組合のGerry Morrissey氏は、「3~4カ月にわたって12~16時間労働をすることも珍しくないのに、多くの労働者は、若者に職を奪われることを怖れて不平を口にしない」と指摘。「給与については概ね満足しているが、問題は、超過勤務の風潮が根付いてしまっていることだ」と語っている。

 『PGR3 -プロジェクト ゴッサム レーシング 3 -』の開発元Bizarre Creations社に務めるGareth Wilson氏も、「業界は何も知らない若者を粉ひき器でさんざんかき回し、用済みになったら吐き出している」とコメント。「プロジェクトの土壇場で超過勤務がないことはきわめてまれだ。うちの会社は人を増やすことでどうにか対処しているが、ゲーム会社のなかには、超過勤務を強要しているところさえある」と述べている。

 BECTUは今後、ゲーム開発に携わる組合員を増やして、雇用者に対する発言力を高めようとしているが、まだまだ道のりは険しいようだ。なお、米国でも、Electronic Arts社における超過勤務をめぐって訴訟が起き、先日和解に到達したばかり。このように、欧米ではゲーム開発者の労働状況改善に向けての動きが目立っているが、日本ではどうなのか気になるところだ。

(中島理彦)

 
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