【週刊ジーパラが批評282】日本eスポーツ連合の発足でようやく賞金制大会も!? 日本でもいよいよ“プロゲーマー”が現実のものに!

記事カテゴリ: iPhone Android アーケード
2018年02月05日

 これまでも何度か話題として取り上げてきましたが、2018年2月1日(木)に、「日本eスポーツ連合」(Japan esports Union、略してJeSU)が本格的な活動を開始しました。「eスポーツ」とは、ゲームを用いた競技。スポーツ競技に“野球”や“サッカー”といった種別があるように、eスポーツ競技では『鉄拳7』や『コールオブデューティ ワールドウォーII』といったゲームタイトルごとに競います。

 日本にはこれまではまとまった統一団体がなく、世界でeスポーツ選手、いわゆるプロゲーマーが台頭してきているなか、日本ではプロゲーマーという職業は成り立ちにくいものになっていました。その原因は賞金の獲得です。日本ではeスポーツの団体が認めるプロライセンスがなかったため、ゲームの大会はゲーム会社が行う販売促進イベントという扱いなってしまっていました。販売促進のためのイベントとなると、景品表示法によって、出せる賞金が最大10万円に制限されます。これではとてもプロとして稼いでいくのはムリですよね。

 今回、「日本eスポーツ連合」が発足し、定められたタイトルであれば、プロライセンスが発行されるようになりました。プロライセンスを持つ人たちの大会であれば、大会参加者に向けたゲームの販促のためのイベントではなくなり、これまでの賞金の上限から解放され、高額賞金の大会も開けるようになります。

 賞金が稼げるようになれば、海外のようにプロゲーマーとして生計を立てていけるスタープレイヤーも出てくるでしょう。今回の「日本eスポーツ連合」の設立は、日本のeスポーツ発展のためになくてはならないものと言えると思います。

大会のレギュレーションによって公平性と協議制を保つ

 とはいえ、ネット上では、一連の報道に疑問符を投げかける声もちらほらと見られます。多くは、プロライセンス発行予定のタイトルのうち、『パズル&ドラゴンズ』と『モンスターストライク』がスマホゲームだから、というものです。主にガチャによって次々に新しいキャラが追加されるスマホゲームは、最前線を突っ走ろうと思ったら、たしかにガチャにつぎ込む必要があり、競技性よりも資金力がモノを言うように思えます。

 ただ、それに関しては大会主催の設けるレギュレーション次第ではないでしょうか。ある程度の性能の使用キャラ制限を課して、その中からチームやデッキを組むようにすれば、公平性と競技性は保たれます。たとえスマホゲームであったとしても、ゲームそのものに競技性があれば成り立つわけです。

 また、初期に発表された6タイトル(『ウイニングイレブン 2018』『コールオブデューティー ワールドウォーII』『ストリートファイターV アーケードエディション』『鉄拳7』『パズル&ドラゴンズ』『モンスターストライク』)以外にも、さっそくユービーアイソフトのPC用ソフト『レインボシックス シージ』がプロライセンスの付与を発表しています。今後も、日本eスポーツ連合の審査を受けたタイトルのプロライセンス発行が発表されると思われます。

 「日本eスポーツ連合」のプロライセンス発行権利を賭けた最初の大会は、今週末、2018年2月10日(土)、11日(日)に開催される「闘会議2018」で開催されます。なお、過去の大会などに遡って優秀な成績を収めたプレイヤーにはプロライセンスが発行されることもあるとのこと。先週、ガンホー・オンライン・エンターテイメントは『パズル&ドラゴンズ』のプロライセンスおよびジュニアライセンスプレイヤー2名を決定したとの報道もありましたね。

 ゲームのお祭りといった感じの「闘会議」ですが、今年の「闘会議2018」は初のプロが誕生する大会が行われるという点でも注目が集まると思われます。現地に行けないという人も、niconicoにてネット中継を見てみるのもアリかもしれません。

 さて、その「闘会議2018」と同時に開催される「ジャパン アミューズメント エキスポ 2018」(JAEPO2018)では、主にアーケードゲームの新作などがお目見えする予定になっています。スクウェア・エニックスのハイスピード対戦メカアクション『星と翼のパラドクス』、タイトーの『VRキャプテン翼〜燃えろストライカー〜(仮)』などのタイトルも先行して話題となっています。どんなタイトルが発表されるのか、気になるところですね。

 そんなわけで、週末に行われるイベントではゲーム大会やアーケードゲームの新作などに注目が集まりそうですし、巷では相変わらず、カプコンのPlayStation4用タイトル『モンスターハンター:ワールド』が大ヒットをカッ飛ばしています。スマホゲームの話題はやや埋もれてしまうのかなーという懸念もありますが、ある意味マイペースに新作をどんどんリリースしてくるのがスマホゲームの特徴かもしれません(笑)。

事前登録の受付を開始した『ONE PIECE バウンティラッシュ』『カルチョファンタジスタ』『フィッシングストライク』

 先週、新たに事前登録をスタートしたバンダイナムコエンターテインメントのiOS/Android端末向けスマホゲーム『ONE PIECE バウンティラッシュ』は人気IPである「ONE PIECE」の新作ゲーム。4対4のチーム戦ですが、目的は相手を倒すことではなく、より多くのベリーを集めることというのがユニークですね。

 ガンホー・オンライン・エンターテイメントのiOS/Android端末向けスマホゲーム『カルチョファンタジスタ』も事前登録をスタート。こちらは、電脳空間で行われる近未来の次世代サッカーを扱ったシミュレーション仕立ての作品。おおよそサッカーとは関係なさそうな特徴を持った超個性的な選手も多数登場する模様です。一方で、人気ゲーム『カルチョビット』のエンジンを搭載したAIが選手の動きを再現しているというのはサッカーゲームファンにとって気になるポイントかもしれません。

 Netmarble Games Corp.はiOS/Android端末向けスマホゲーム『フィッシングストライク』を事前登録開始。近日中に全世界に向けてサービスを開始する予定とのことです。釣り上げた魚をVR・AR技術を駆使したアクアリウムに入れて鑑賞できるというのも気になるところです。

 釣りゲーつながりの話題といえば、グリーが『釣り★スタ』をNintendo Switchにてグローバル配信すると発表しました。グリーの家庭用ゲーム機初参入ということで注目が集まっています。いわゆるケータイゲームで一世を風靡したグリーが家庭用ゲーム機に参入するというのは、なかなか興味深いものがありますね……。

 任天堂は任天堂で、iOS/Android端末向け新作スマホゲームとして『マリオカート ツアー』を開発していると発表しています。詳細はまだ不明で、リリース時期は来期中(2019年3月まで)とのことなので、まだしばらくはお預けという感じですが、いったいどんな作品になるのでしょうか。

『陰陽師』『ORDINAL STRATA -オーディナルストラータ-』『ドラゴンクエストライバルズ』『共闘ことばRPG コトダマン』にコラボの新情報

 ところで、先週もスマホゲームにおけるコラボ情報は盛りだくさんでしたね。全コラボ記事はこちらを見ていただくとして、いくつか気になったものを紹介していきましょう。

 まずはNetEaseGamesのiOS/Android端末向けスマホゲーム『陰陽師』が初コラボ。最近はリリース前からコラボをしてくるゲームも多い中で、自身の持つゲーム性&キャラクターだけで勝負し、人気を獲得してきた『陰陽師』ですが、アニメ「モノノ怪」とのコラボが決定したとのこと。どちらの作品にも流れるオリエンタルな雰囲気が特徴で、双方のファンも納得のコラボといえるのではないでしょうか。こだわりの強い『陰陽師』ならでは、といった感じですね。

 そしてフジゲームスのiOS/Android端末向けスマホゲーム『ORDINAL STRATA -オーディナルストラータ-』はバーチャルYouTuber「キズナアイ」とのタイアップを発表しました。世界初のバーチャルYouTuberにして、今話題のバーチャルYouTuberたちの“親分”として親しまれているキズナアイが満を持してタイアップ。YouTubeでのタイアップとのことですが、ゲーム側とのコラボなどはあるのでしょうか。気になるところではありますね。

 これまで、ゲーム会社の提供を受けて販促動画などをアップするバーチャルYouTuberは多かったのですが、バーチャルYouTuber側がゲームに取り上げられることはそれほど多くはありません。

 バーチャルYouTuber情報としては、スクウェア・エニックスのiOS/Android端末向けスマホゲーム『ドラゴンクエストライバルズ』の新カード紹介リレー配信でも、もともとプレイヤーとして配信を行っている電脳少女YouTuberシロ氏が当選(?)していますね。普通のYouTuberの配信を見ない層にも受け入れられやすいバーチャルYouTuberは今後、ますます活躍していきそうな気がします。

 そういえば先週もバーチャルYouTuberのねこます氏がセガゲームスの『共闘ことばRPG コトダマン』に登場すると触れましたね。その『コトダマン』といえば、2018年2月4日(日)の『ぷよぷよ』シリーズ関連のインターネット放送「ぷよきねんテレビ 2018」でアルルとサタンのコトダマン化も発表されました。

 さらに、番組内ではiOS/Android端末向けスマホゲーム『ぷよぷよ!!クエスト』のPC版(DMM GAMES)のリリース発表および事前登録受付の開始も発表されています。

 あれ? コラボ情報をお届けしているはずが、関連情報から関連情報へと話がスライドしまくりました……。話を戻しますね。ディー・エヌ・エーのiOS/Android端末向けスマホゲーム『逆転オセロニア』では2018年2月7日(水)から、日本マクドナルドが販売する期間限定商品“凄”「チキンタツタ」、“凄”「チキンタルタ」とのコラボキャンペーンが開始されるとのこと。

 全国のマクドナルド店舗にGPS機能でチェックインしたときのみ参加可能な闘技場イベントなども開催されるという、ちょっと特殊なイベントもあるようで、『逆転オセロニア』プレイヤーなら気になると思われます。

 ここのところCMなどに関しても連続で力を入れている『逆転オセロニア』。かなりの知名度アップになっているのではないでしょうか。この勢いでどこまで突き進むのか注目どころといった感じでしょう。

 というわけで、「闘会議2018」をはじめとして、いろいろなイベントが多い2月。ジーパラドットコムでは引き続き、ゲーム関連のニュースを中心に、さまざまな情報をお届けしていく予定です。以下のメディアでも情報を発信していますので、用途に応じてご利用いただければと思います。

 

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