今回のクリエイターズファイルのゲストには『式神の城III』、『高機動幻想ガンパレード・マーチ』などの作品を手がけられたアルファ・システムの社長 佐々木哲哉さんをお迎えしています。プレイした多くのユーザーに強い影響を与えたという『高機動幻想ガンパレード・マーチ』の開発エピソードや、PS『MYST』製作時の恐怖体験など、たくさんのお話をお聞きしています。それでは、早速お話をお伺いしていきましょう。
アルファ・システムではMZ-80K、マシン語モニター、PC-6001マシン語モニター、Z80用セルフアセンブラーBASE80、6802用セルフアセンブラーBASE68その他、インタープリター&コンパイラセットのWICSなどを制作してきました。 直接携わったゲームとしては、PC-エンジン『NORIKO』(2ヶ月で作りました)、PS『MYST』です。『MYST』ではプログラマーとして、当時としては既存にない技術を駆使して制作しました。CDには収まらない、8時間のストリーミング音楽、1時間に及ぶムービー、1,500枚に及ぶハイレゾのグラフィックをたった1枚のCDで実現しました。
中でも『高機動幻想ガンパレード・マーチ』(以下『ガンパレ』)は思い入れもあり、会社として転機にも成った作品だと思います。実は、『ガンパレ』は当初、開発が中止となりかけたタイトルだったんです。ですが、この作品をどうしても完成させたいと思い、苦しい状況ではありましたが完成にこぎつけた、という思い出深いタイトルです。 近々の作品では、アーケードゲーム『式神の城III』、PS2『ガンパレード・オーケストラ 白の章』、PSP『新世紀エヴァンゲリオン』があります。見掛けられましたら、お手にして下されば幸いです。
ゲーム行界を目指したきっかけとなったのは、現在アルファ・システムに在籍している山本と出会ったことですね。大学入学前に山本とアマチュア無線を通じて出会い、コンピュータに興味を持ちました。
前回ご登場いただいた、日野さんとのお付き合いの中で、面白いエピソードなどがありましたらお聞かせ下さい。
「こんなゲームをつくりたい」「こんなゲームで遊んでみたい」など、今後のゲーム・エンタテイメント業界におけるご自身の展望や、業界全体への希望などをお聞かせ下さい。そして最後に、今後ゲーム業界を目指している読者へ向けて、作品作りにおいて一番大切だと思うこと、作品を世に送り出すにあたって心がけていることをお聞かせ下さい。
魂を込めて作品を作ることが大切だとおっしゃる佐々木さん。佐々木さんやスタッフ全員の魂が詰まった『ガンパレ』では、数多くのプレイヤーに強い影響を与える名作となりました。今後も、熱い魂がこもった作品を期待しています。まだまだお話をお伺いしたいところですが今回はここまでです。それでは、次回のお友達を紹介していただきましょう。
ナムコの名作RPG『テイルズ オブ』シリーズ最新作、PS2『テイルズ オブ ジ アビス』のプロデューサーを勤められた吉積さん。一体どのようなお話をお伺いすることができるのでしょうか? 次回もお楽しみに。それでは佐々木さん、今回は本当にありがとうございました。