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まず最初に、村田さんの関わられた代表的な作品、今現在進行中の作品などをお聞かせいただけますか?また、現在のお仕事に就こうと思った時の事など、ぜひお伺いできますでしょうか |
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村田氏:
株式会社アトラスで『豪傑寺一族』シリーズに関わり、その後フリーになってイラストのお仕事をやりつつ、代表的なところではアニメーション作品『青の6号』、セガサターン用ソフト『バッケンローダー』(セガ)等のキャラクタデザインをやらせていただきました。現在は、テレビ東京系で放送中のアニメ『ラストエグザイル』に、キャラデザイン原案・世界観設定などのスタッフとして参加しています。ゲームでは、PS2ソフト『スパイフィクション』(アクセスゲームズ)が、今冬頃の発売予定で進行中です。この作品にはキャラデザイナーとして参加しています。
絵を描き始めようと思った理由ですか?実は、これといってないんですよ…。僕より先にアトラスに勤めていた友人がいまして、「人手が足りないから来て!」という感じで呼ばれたのが、きっかけと言えばきっかけでしょうか。アトラスにはドッターとして入社したんですが、そのうち『豪傑寺』のパブリシティイラストを担当するようになり、その頃から単発で絵のお仕事が増えてきたんです。ゲーム制作と単発の仕事の両立が難しくなってきたことや、出版の方にシフトしたいという気持ちが強くなってきたこともあり、フリーとして独立。現在に至ります。
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前回ご登場いただきました前田真宏さんとのお付き合いの中で、何か面白いエピソードがありましたらお聞かせいただけますか? |
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村田氏:
前田さんとは、アニメ『青の6号』の製作現場ですね。前田さんが監督、僕がキャラクタデザイン担当でした。面白いエピソードは色々あるので挙げ切れないのですが…そうですね。前田さんは今ではビックリするくらい古いワーゲンに乗っていらっしゃるんです。かなりの年季が入っていまして、車体のところどころに、サビを隠すためのペンキを塗って修正してあるんです。それも、そこらへんに売っているようなスプレーで塗っちゃうんですよ。ルーフがオープンするタイプなんですが、その内側とかもガムテープで止めてあったり。前田さんに買い換えないんですか?と聞いたところ「もう慣れちゃったし、走ればいいんだよ」と答えが帰ってきたんです。
2Dアニメーションと3Dアニメーションの融合作品として制作されている『青の6号』ですが、製作現場では最初違和感があったんですね。ですが、前田さんは一言「見てるうちに慣れる」と。“習うより慣れろ”の精神を見た気がしました。 |
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なるほど。前田さんのお人柄がよくわかります(笑)。それでは次の質問なのですが、これまで関わられたお仕事の中で、一番思い入れが深いのはどの作品ですか? |
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村田氏:
今制作に関わっている『ラストエグザイル』ですね。キャラクタデザインだけではなく、初めてアニメのスタッフの一員として現場に深く関わることができた作品だからです。深く現場に関われば関わるほど、フィルムに味が出せないか?
と、考えるようになりました。もちろん、僕だけの力ではできませんが、できるだけキャラの持つ雰囲気やデザインソースを、フィルムにもっと落としこめないだろうか…ということを常に考えています。
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私たちは、出来上がった作品から世界観やクリエイターさんの思いを感じ取ると思います。『ラストエグザイル』は私も拝見していますが、画面や音からある種独特の「匂い」を感じます。恐らくそれが、フィルムに込められた味なのでしょうね。それでは、村田さんが今までプレイされたゲームの中で一番のお気に入りはどの作品でしょうか? |
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村田氏:
実は、普段あまりゲームはやらないんです…。挙げるとすれば、アタリが1988年に業務用で出したドライブゲーム『Hard
Drivin'(ハードドライビン)』は、当時ゲーセンでやり込んでいましたね。当時ポリゴンを使ったゲームは珍しく、とても新鮮でした。画面の車は今みたいにリアルじゃなく、カクカクだったんですが、ステアリングの応答性がとてもよかったんです。難易度が高めでしたが、やり込めばやり込むほど奥の深さを感じたゲームです。
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『Hard Drivin'』とはまた懐かしいですね!その後メガドライブで家庭用機にお目見えしたはずですが、確か家庭用ゲーム機でも初のポリゴンゲームだったのではないでしょうか。
次が最後のご質問となってしまいました。村田さんが今後挑戦していきたい事や、今後の意気込みなどをお聞かせ下さい。 |
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村田氏:
今は洋服などのアパレル系や家具など、「立体」に興味がありますね。今まで平面のお仕事が多かったのですが、立体物はまたジャンルも考えも全然異なりますので、関わる方の経験や考え方など、やっていてとても面白いですね。今はオリジナルデザインのスクーターというか、バイクのようなものを製作しているところです。悩んでしまうのは、どうしても単価が高くなってしまうことですね。できるだけ安く皆さんにお届けしたい気持ちはあるのですが…。
何の仕事でもそうだと思いますが、現場を楽しまないと。苦しくなれば苦しくなるほど、テクニックに頼りがちになってしまいますが、そこに頼らずにまず作品を愛して、自分が製作を楽しむことが大切だと思います。
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| 今回のインタビューも、アニメ制作が非常に大変な中ご登場ただきました。製作現場は大変なことになっていると思いますが…きっと楽しい現場なのではないかと思います。今後の作品にも期待しております!ここで残念ながらお時間となってしまいました。それでは、次のお友達をご紹介していただけますでしょうか? |
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村田氏:
RPG『グランディア』の監督・イラスト等を担当された、本谷利明さんをご紹介します。実は今、一緒の製作現場におりまして…隣の席でお仕事しているんです。
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| 前田さんから村田さんをご紹介いただいた時も、確か「今隣の席にいるから…」だったのですが、机横並びでご紹介いただいているのではないかと想像してしまいました(笑)。本谷さんといえば、『AKIRA』『老人Z』などのアニメ作品のクリエイターとしても非常に有名な方ですね。次回も楽しみです!村田さん、今回はお忙しい中どうもありがとうございました!!
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