Last Update:2003/01/27
週に1回ゲームクリエイターにお話を聞いて、お友達まで紹介してもらっちゃうスペシャル企画だ!

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>>第99回
コナミコンピュータエンタテインメント東京
メタルユーキさん
恋愛シミュレーションの金字塔『ときめきメモリアル』シリーズのプロデューサーとして有名な、コナミのメタルユーキさん。『ときめき』シリーズはもちろんですが、PCエンジン時代から長きにわたって名作の数々を世に送り出してきたクリエイターさんです。

それではまず最初に、これまで関ってきたゲームタイトルを教えていただけますか?

  メタルユーキ氏
 村井聖夜です。ちなみに「聖夜」は本名じゃありません(笑)。コナミに入社してPCエンジン向けのゲームサウンド移植制作から、今までいろいろな家庭用ゲーム機を渡り歩き、現在は業務用ゲームのサウンドを作っています。主な担当作品は、『ときめきメモリアル』『みつめてナイト』『ポップンミュージック』シリーズ等です。
  現在は、ちょうどアーケードで『ポップンミュージック 9』が稼働してホッとしているところです。

 


PCエンジンの頃からということは、かなりの数のタイトルを手がけてこられたと思うのですが、これまでのお仕事の中で、自分にとって転機となったタイトルはありますか?

  メタルユーキ氏
 大学時代、就職までの執行猶予が切れる時期に「何か面白く特技が生かせる仕事」として何となく面接したのがきっかけですね。その当時は大学卒を正規で採用する習慣がゲーム業界にあまりなかったので、親や大学の担当教授はとても不安そうで…。まぁ、「ミュージシャンやるより良いべ」くらいの軽い感覚でした。
  すぐに採用手続きして、各事業所その後コナミに入ってからも、ずっとゲーム音響制作関係をやってきたんですが、『ときめきメモリアル2』の制作途中に急遽ゲーム制作全体のプロデューサーを仰せつかりまして。制作の方も終盤だしリリーフとして今回は何とかやっていけるだろうと思って引き受けたら、以降ずっとこの仕事をやるはめになり今に至るわけです。多少はプロデュースというものも分かるようになってきた今日この頃。

 


前回ご登場いただいた村井聖夜さんからは、メタルユーキさんのことを「師匠のような方」とご紹介していただきました。村井さんとは先輩・後輩の間柄だそうですが、会社ではどんな感じだったんでしょうか?

  メタルユーキ氏
 村井君がコナミに途中入社してきて、PCエンジン用のゲーム制作担当となり隣同士に座ったのがきっかけですね。確か「出たな!ツインビー」の制作をしていた時だと思うんだけれど、PCエンジンチームは他と隔離されたヒミツの部屋で制作を行なっていたので、他のサウンド担当が不思議がる中、朝礼が終了次第そそくさとそのヒミツの部屋へ行き、入社早々の村井君にいきなり「このサウンドドライバーのアルゴリズムを全部理解して自分で作れるようになって」とアセンブラのリストを渡した覚えが。村井君は真面目なので、本格的なアセンブラのプログラムなど作ったこともないのに知恵熱出しながら必死で勉強していたなぁ。

 


なるほど、村井さんが「師匠」と言ったのがわかる気がします(笑)。では、質問を変えまして…これまでゲームに携わってきた中で、多大な影響を受けた出来事はありましたか?

  メタルユーキ氏
 以前所属していた会社で作った音楽が、「いじめっ子のいる学校に行きたくない気持ちを、この音楽で払拭して学校に行けてます。」という感想のお葉書をユーザーにいただいてえらく感激したのが1点(タイトルを申し上げられないのが残念!)。
  その後コナミに入って、『サンダークロスII』に関わらせていただきコナミの一員になれたかなと思ったのが2点目。
  そして『ときめきメモリアル』にたまたま携わって、今日に至っているのいうのが3点目かな!?

 


残念ながらお時間となってしまいました。最後に、メタルユーキさんが作品を作る上で最も大事に思うこと、そして今後の意気込みなどをお願いします。

  メタルユーキ氏
 大事なのは、ユーザーの方一人一人がこのゲームエンターテインメントのゲストとして楽しめることだと思います。ゲームだからこそ楽しめ、その存在価値があるようにテーマや仕掛けから音楽など細部まで注意を払うようにしていますね。ゲームじゃなくても良いのなら、わざわざリスクを負ってゲームという形態で出す意義はないものね。
  今後は…また、以前のようにゲームミュージックというカテゴリーを盛り上げたいな。その第一歩として、今大物ミュージシャンとバンドユニット結成に向けて動いている所なんです。

 


それは楽しそうなプロジェクトですね!期待しております。それでは、次のお友達を紹介していただけますか?

  メタルユーキ氏
 株式会社ブラウニー・ブラウンの、亀岡慎一さんをお願いします。全然別々にゲーム業界に入ったのに、奇遇なつながりがあるんです。

 

奇遇なつながりとは…?気になります!次回が楽しみです。今回はどうもありがとうございました。