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Last Update:2002/05/17
週に1回ゲームクリエイターにお話を聞いて、お友達まで紹介してもらっちゃうスペシャル企画だ!
>>第69回
エニックス山岸功典さん
お待たせしました、2週間ぶりのメールdeショッキングです。今週は『ドラゴンクエストV』、『スターオーシャン』シリーズ、『ヴァルキリープロファイル』などに携わってきたエニックス山岸功典さんです。

期待している人も多い『スターオーシャン3』ですが、出来映えの方はいかがですか?


  山岸氏:
今回はすごくいい出来ですよ。グラフィック、ストーリー、システム、どれをとっても中身の濃さは身体がブルっとくるくらい…。こういうのを作ってると、本当にプロデューサ冥利につきるなあと思ってしまいます。(あ、前作もヴァルキリーもみんないい出来ですよ、ほんと) でも、考えてみれば、スターオーシャンとも長い付き合いで、前作からは、もう4年も経っちゃったんですよね。ファンの皆様にはお待たせしてしまって、申し訳ありません。反省しきりでございます。
 


いえいえ、楽しみに待っております!さて、『スターオーシャン3』が発売されたら、次のタイトル制作へとうつられると思うのですが、今後流行るゲームはどのようなものだと思いますか?


  山岸氏:
うーん。それが分かれば、これから先のプロデューサ人生、安泰なんでしょうけど…なんて。 どんなゲームが流行るか…というより、世間一般で言われているように、ネット主体にならざるを得ないと思うのですが、問題はネットゲームのビジネスプランがちゃんと確立できるのかという事でしょうね。 いくら面白いゲームが作れても、食べていけなきゃそれまでですし…。 個人的には、Hゲームなんか作りたいんですけどね…ほんとは。以前社長に「Hゲーム作りたい…」って小声で言ったら、大きな声で「ダメ!」って言われましたけど。
 


(笑)いつかその野望が実現するといいですね!さて、山岸さんにとって20世紀の名作ゲームとは何でしょうか。


  山岸氏:
『ゼルダの伝説 時のオカリナ』です。いやあ、見た瞬間、こんなの作れるか! と思いました。 ゼルダシリーズはどれも好きなんですが、特に64ゼルダはシステム、イベントの構成、ストーリー…どれをとっても緻密で考えられてて、その完成度の高さは、作り手側の人間として「まいった」という感じでしたね。 あとひとつ上げるなら、「メトロイド」 好きなんです、メトロイドが。特にあのSF設定が好きでした。スーファミ版もかなりやりましたが、ディスクシステムの方は、死ぬほどやり込んでました。 だから次作が楽しみで…。 21世紀はコミュニケーションの世紀ですね、結局、創る側もやる側も同じ人間ですから、(ネットワークとか通信とかいう狭義ではなく)人と人の気持ちを繋いだ延長線上に、ゲームの新しい役目があるんじゃないでしょうか。最終的にはそこに落ち着くと思います。
 


ゲーム以外で影響を受けた人や作品はありますか?


  山岸氏:
あまり影響を受けた人物っていうのは、いないんですよ。割と個人主義なんで、「人は人、自分は自分」っていうところがあるんで。 でも、あえて言うなら、石の森章太郎氏かも…。実は漫画家挫折組でして(笑)就職する頃までは、マジで漫画家になろう! なんて考えてたりして…。でも自分の画力の無さを思い知って挫折。ご幼少の頃、多大に影響を受けたのが、石の森章太郎氏(当時は石森章太郎だった)でした。  作品としては「2001年宇宙の旅」、「ジョナサンと宇宙くじら」「エヴァンゲリオン」です。
 

最後の質問になってしまいました。
今、興味を持っていることを教えてください。


  山岸氏:
スターオーシャンのマスターアップ。今関心があるのはそれだけです! っていう会社用の答えじゃ無くて…ですよね。 特定の何か、というより「新しいもの」ですね。僕は新しいもの好きなんです。商品でも、技術でも、とにかく新しいものが出てくると、興味が沸きます。だから深夜のテレビショッピングとか結構、真剣に見てたりして。気が付くと電話に手を伸ばして…あああ、人としてダメになるぅ(笑)。
 

なるほど。たしかに病みつきになりますよね、あの手の番組は・・・。さて、いろいろとお話を聞きたいのですが、お時間が来てしまいました。次のお友達を教えていただけますか?


 

山岸氏:
ヘッドロックの岡田信之さんをお願いします。

 


ヘッドロックといえば、『ディプスファンタジア』の制作会社ですね。次週はどのようなお話がうかがえるでしょうか。楽しみです。本日はどうもありがとうございました。