プレイレポート
 
『Warhammer Online - Age of Reckoning』レポート連載第5回 オープンRvR活性化Patch到来! 大規模遭遇戦に参戦!

2008.12.29

関連URL:『Warhammer Online - Age of Reckoning』公式サイト
 

 本コーナーは、『Warhammer Online:Age of Reckoning(以下、WAR)の魅力をお伝えしていくレポート連載。
 『WAR』は、25年の歴史を持つミニチュアバトルゲーム 「Warhammer」シリーズをベースにしたMMORPG。リリースから3週間で世界750,000万人の登録者数を突破し、今年登場したMMORPGのなかではもっとも注目と期待を集めているタイトルのひとつだ。サービス地域は欧米諸国のほか、韓国につづき台湾でのサービス開始も発表された。アジア圏での展開も間もなく始まっていく(日本語版登場の予定はいまだ未発表。トホホ……)。

 『WAR』では先日、最新パッチ"1.1a"が実装された。メインは前回のレポートで紹介した、ふたつの新キャリアの実装。新たな重装タンククラスが登場し、多くのプレイヤーが新キャリアのキャラ育成に励んでいる。また、1.1aのアップデート内容でもうひとつ見逃せない要素が"オープンRvR"に関する変更だ。

 オープンRvRは、フィールドの特定エリアにある拠点を争奪する大規模対人戦。サービス開始からこれまで、オープンRvRの盛り上がりはイマイチだった。シナリオによる対人戦の手軽さに比べると、特定エリアまで移動しなくてはならないオープンRvRは効率が悪かったのだ。

 今回のアップデートでは、オープンRvRで得られる経験値やRenownを大幅にアップ、さらに各TierにInfluenceを設定し、報酬も得られるようになった。オープンRvRが盛り上がれば、シナリオとはまた趣の異なる戦いを楽しめる。今回は、1.1aで変わったオープンRvRのレポートをお届けする。


※画面写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます。

フィールドを駆ける大集団! 拠点攻略に参加
 筆者が『WAR』にログインしてまず行なうことは、シナリオへの参加登録。待ち時間にクエストを遂行し、シナリオが立ち上がったら対人戦というサイクルでキャラを育成していくよくあるスタイルだ。ただ、この日に限ってはなかなか待ってもシナリオが始まらない。不思議に思っていたら、ワールドチャットで盛んにオープンRvRへの参加を呼びかけられていた。

 誰でも参加できる"Public Warband(4つのグループで構成された大規模グループ。最大24人まで参加可能)"に入ると、すでに定員に近い状態。オープンRvRを試すために手近な拠点を落としている最中らしい。本隊は、たまたま筆者のいるTroll Countryの隣エリア"Ostland"を進軍しているとの情報を得て、さっそく合流するために移動した。

 Ostlandに入り、Order制圧下の拠点"Mandred's Hold"を目指していると、目の前を味方集団が横切った。さっそく合流した本隊は約30人ほど。南西の拠点"Crypt of Weapon"を落として戻る最中だった。

 個人的な感慨では、集団が列をなして走る様子を見て、かつて『Dark Age of Camelot』のRvRフィールドで敵対陣営の集団を探して走り回った体験を思い出した。このWarbandでは、筆者も含めて本格的なオープンRvRを初めて体験したプレイヤーも多かった模様。Mandred's Holdに戻り、拠点の前でしばしの記念撮影タイムになった。チャットでは「この勢いで別のフィールドにも攻めに行こう!」という話になり、集団は次のフィールドに向けて大移動を開始した。

↑TierごとにInfluenceが設定され、報酬がもらえるようになった
↑拠点の前で記念撮影。大集団に加わり、テンションも上がる
↑フィールドを大集団が移動中。かつて『DAoC』でよく見た光景だ

攻城兵器大活躍の拠点争奪戦!
 筆者がプレイするサーバーでは、Orderは慢性的な劣勢状態。オープンRvRエリアにある多くの拠点は、Destrucitionに制圧されている場合が多い。
 "Empire VS Chaos"エリアのTier2ゾーンは攻略したので、一行は"Dwarfs VS Greenskins"エリアの"Barak Varr"に移動した。Barak Varrでは、Order制圧下の"Supply Depot"を拠点に、Dest側が制圧している北東の"The Ironclad"を目指す。
 このエリアでも、Destプレイヤーの目立った動きはなく、小規模の遭遇戦はあるものの大人数の集団は見られなかった。Ironcladに着くと、Destプレイヤーは見られなく、護衛のNPCしかいなかった。さっそく各個せん滅して制圧完了。残りの"Lighthouse"も同様に落として、もう一方のT2ゾーン"Marshes of Madness"に移動した。

↑拠点を守るNPCはHero属性。全員で総攻撃をかけて倒す

 この時点で、勢いに乗ったT2オープンRvR組は40人以上まで増えていた。
 Marshes of Madnessでは、全3拠点ある内の北東拠点"Fang Breaka Hold"がDest制圧下。Orderの大集団は拠点目指して北上する。

 拠点前に到達すると、これまでと状況が違っていた。
 拠点の門の前には、先に到達したOrderプレイヤーの死体が転がり、2階には10人ほどのDestプレイヤーたちが籠城しているのが見える。拠点内に攻め込むには、門を壊さないと中に入れない。門を殴るプレイヤーには、頭上から煮えたぎった油が注がれ、スペルや矢が降る。
 人数差では勝っていても、明らかに劣勢だ。

↑Fang Breaka Hold。Destプレイヤーたちが籠城している

 しばらくすると、機転を利かせた誰かが"Ram"を設置した。Ramは門に対して圧倒的な攻撃力を誇る攻城兵器。プレイヤーが門を叩くのとは、比にならないスピードで門を破れるのだ。Ramを得たOrderプレイヤーたちは、巨大な杭で門にダメージを与えていく。
 Dest側も門を破られまいと、頭上からの攻撃を緩めない。門の前には、Orderプレイヤーの死体が次々と積み重なり、後衛のプレイヤーたちが代わる代わるラムに張り付いて門を攻撃していく。

 ほどなくして門の耐久度はゼロになり、拠点内に侵入できるようになった。

↑Ramが門を破壊。この後にOrder集団がなだれ込んでいく

 拠点を守る護衛NPCとDestプレイヤーの掃討にかかる。目指すは2階フロア。2階には、拠点の支配権を守る"Keep Lord"がいて、彼を倒せば支配権が移る仕組みだ。2階フロアには、護衛NPCに守られたKeep Lordと、籠城していたDestプレイヤーたちが集結し、続々と侵入してくるOrder陣営との集団戦が始まる。拠点内の先頭は人数差の勝負となり、快勝。Fang Breaka Hold制圧に成功した。

↑Dest勢が2階フロアで迎え撃つ態勢。フロア入り口が激戦になる
↑Marshes of Madnessの3拠点を制圧。次はEllyrionだ

High Elves VS Dark ElvesエリアのT2ゾーンにも遠征

 Empire VS Chaosに続き、Dwarfs VS Greenskinsを制圧したT2オープンRvR組。
 チャットでは、「この勢いで、残るHigh Elves VS Dark Elvesまで行っちゃおう!」ということになり、"Ellyrion"を攻めることに決定した。
 突発的に起こったオープンRvR、これまでDest勢の目立った反撃に合わなかった。しかし、ひと足先に目的エリアに入った先遣隊の情報によると、そこには多くのDestプレイヤーたちが集結しているらしい。

↑突発的に起こった遭遇戦。Destの新キャリア"Black Guard"も多く見られた

 Ellyrionに入ったOrder本隊は、拠点"Cascades of Thunder"に向けて南下を開始する。
 すると、南から赤ネームのDest集団と鉢合わせ。そのまま遭遇戦に突入した。
 Orderの本隊40人に対し、Dest集団は20人ほど。先頭集団にいた筆者のWitch Hunterは、あっという間に倒されてしまったけれど、大局は多勢のOrderが徐々に飲み込む形となって勝利。そのままCascades of Thunder攻略戦に移行した。

↑ここでもRamは大活躍。手こずることなく門を破れた
↑突入後は、ほかの護衛NPCは無視して一気にKeep Lordを攻撃

 先ほどのDest集団は態勢立て直し中なのか、籠城の気配はなかった。頭上からの妨害も少なく、門を破って侵入したOrder集団はKeep Lordを倒して制圧完了。もうひとつのT2エリア"The Shadowlands"を残して、Orderの制圧下、という状態になった。

↑一時、High Elves VS Dark ElvesエリアはOrderが占めた

 この時点で筆者はログアウトしてしまったが、翌日チェックしてみるとShadowlandも無事に制圧できたようだ。
 Orderプレイヤーとして感じたのは、これまでの慢性的な劣勢状況を鑑みると、まれに見るイケイケムードだった。実際、チャットでは興奮気味の書き込みも多かった。シナリオではなく、大規模のオープンRvRでは感動もひとしおだ。
 と思ったら、とんだ後日談があった。何気なくほかのマップを見てみると、ハイレベルのT4ゾーンでは、Dest側が圧倒的な優勢になっていた。なるほど主戦場はやっぱりT4で、Order劣勢に変わりはないのね……ガックリ。ともあれ、アップデート後のオープンRvRは活況を呈している。経験値やRenownも効率よく稼げるので、今後も積極的に参戦していきたいと思った。
<コラム>"Herald"をチェックする、という習慣
 『WAR』プレイヤーなら、多くのヒトが身につけているだろうと思われるのが、逐一Heraldをチェックするという行為。『WAR』の公式サイトにあるHeraldは、最新のアップデート情報やニュースを告知するコーナー。クラスバランスやバグFixにシビアな『WAR』プレイヤーにとって、Heraldが発表するソースはとても重要なのだ。そんなHeraldの重要性を確立したのは、前身である『DAoC』が作った下地があるためだ。
 『WAR』同様、サービス開始後の『DAoC』は、Heraldの一挙手一投足が注目された。プレイヤーは、Heraldの更新をチェックすることが日課となり、更新されたニュースは有志がほぼタイムラグなく和訳して自身のサイトで発表する、というサイクルができていた。一見すると「そこまで躍起にならなくても……」なんだけど、Heraldは情報の重要性だけでなく、そこに開発陣の真摯な姿勢が見られたからだと思う。
 『DAoC』のHerald担当は、当時のコミュニティーマネージャー"Sanya Thomas"氏。彼女の発表するFix情報に、該当クラスのプレイヤーは一喜一憂し、時にはユーモアを交えたニュースに、和んだ(笑)。開発陣であるMythic(現・EA Mythic)のスタンスは"フレンドリーでプレイヤーに対して真摯"。筆者だけでなく、『DAoC』や『WAR』プレイヤーの多くが抱いているイメージだと思う。それがHeraldにまで体現されていたことがまず希有だったし、多くのHeraldフォロワーを産み出した一因なのだ。そんなことを考えながらHeraldをチェックしていた、という余談でした。
↑『WAR』のHerald。日々、最新情報が更新されている

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