シリーズ最新作『テイルズ オブ レジェンディア』発表!

2005/02/18

 1995年12月、スーパーファミコン市場にひとつのRPGが送り出された。そのタイトルの名は『テイルズ オブ ファンタジア』。マンガ「ああっ女神さまっ」の原作者である藤島康介氏がキャラクタデザインを手掛けたことなどから、当時話題となった作品だ。
その後、発売元のナムコは『テイルズ オブ』シリーズを次々とリリース。PS・PS2・GCなど幅広いプラットフォームで展開を重ね、シリーズ総数も2004年12月に発売された『テイルズ オブ リバース』で13作品を数えている。これらのタイトルの中には、いのまたむつみ氏がキャラクタデザインを手掛けたものや、倉木麻衣がテーマソングを歌ったソフトも存在している。こうした有名作家の起用や人気アーティストの参加が、約10年という歳月に渡って多数のユーザーの支持を集めている要因のひとつである。
そして多くのファンに愛され、シリーズ生誕10周年を迎える2005年。早くも最新作『テイルズ オブ レジェンディア』が発表された。そこで初報となる今回は、世界観やキャラクタに関する情報をお伝えする。新しいキャラクタデザインに、驚くことだろう。
 

キャラクタデザイン一新! 中澤一登氏が初参加!

 これまで、前述のように『テイルズ オブ』シリーズのキャラクタデザインは、主に藤島康介氏・いのまたむつみ氏が手掛けてきた。しかし『テイルズ オブ レジェンディア』のキャラクタを描いたのは、どちらでもない。本シリーズ初参加の中澤一登氏である。
中澤氏はアニメ「サムライ・チャンプルー」のキャラクタデザイン及び総作画監督や、映画「キル・ビル」のアニメパート監督などを担当してきたクリエイター。他にアニメ「明日のナージャ」のキャラクタデザイン及び作画監督も手掛けている。それでは、同氏が描くキャラクタを紹介しよう。

セネル・クーリッジ
(Senel Coolidge)
17歳男・マリントルーパー(犯罪者や魔物を相手にする沿岸警備隊)

 アーツ系爪術(そうじゅつ)を使いこなし、格闘を得意とする若者。魔物を相手に海の治安を守るマリントルーパーの仕事をしていたことから、船の操縦や泳ぎにも長けている。
己で決めたことは何があってもやり遂げようとする強い意志の持ち主。言葉で説明せずに、いきなり行動にでてしまう傾向があるため、無愛想な奴と誤解されることも多い。妹のシャーリィと2人きりで暮らしてきたが、海を漂流中、図らずも遺跡船に辿り着いたことから、世界の命運をかけた戦いに巻き込まれることとなる。

シャーリィ・フェンネス
(Shirley Fennes)
15歳女・職業なし

 セネルの2歳違いの妹。危険な仕事に就いている兄の身をいつも案じている。
海水を浴びたり、潮風に当たったりすると体調を崩す、特別な体質の持ち主。普段は物静かでおとなしく、はかなげな印象を周囲に与えがちだが、一度こうと決めたことは頑として譲らない、芯の強い一面もある。かつて遺跡船に君臨していたと言われる「メルネス」の末裔と見なされたことから、巨大な運命の荒波に翻弄されることとなる。
困難な道のりの果てに、彼女は何をつかみ取るのだろうか?

ウィル・レイナード
(Will Raynerd)
28歳男・保安官(本業は博物学者)

 セネルが遺跡船で最初に出会う人物。ブレス系爪術の使い手。遺跡船上にある「灯台の町ウェルテス」で保安官を務め、人々の厚い信頼を集めている。ただし、本人は自分が保安官であることを認めておらず、博物学者だと言い張っている。統率力と決断力に優れ、パーティーの中では年長者として時に厳しく、時に優しく、頼りになる存在。
だがそんな彼にも、実は唯一とも言える弱点があるらしい。その弱点とは、果たして…?

クロエ・ヴァレンス
(Chloe Valens)
17歳女・騎士

 剣の扱いに非凡な才能を見せる、アーツ系爪術士の少女。実家のヴァレンス家はさる王国の名門騎士の家系として、他国にもその名を轟かせている。そうした家名の重さを自覚しているがゆえに、彼女は常に騎士としての正しいありようを自らに課している。
その一方で、内面的には年頃の少女らしく、かわいらしい一面も併せ持つ。彼女が遺跡船を訪れたのは、誰にも言えないある目的があるからなのだが、その目的が彼女自身の口から語られる日は来るのだろうか?

ノーマ・ビアッティ
(Norma Biatty)
16歳女・トレジャーハンター

 セネル達が冒険の途中で出会うトレジャーハンターの少女。ブレス系爪術を使いこなす。
“何でも願いのかなう奇跡の宝”と言われる「エバーライト」を求め、遺跡船に渡ってきた。明るく冗談好きで、いつも周囲の人間をからかったり、時には自らをネタにしたりして、笑いを振りまいている。しかし時折、まるですべてを見透かしているかのような鋭い発言をすることもあり、侮れない。
まわりの人間に対して、自分しか使わないあだ名をつけるのが好き。

モーゼス・シャンドル
(Moses Sandor)
17歳男・山賊の首領

 投げ槍を携えて戦う、アーツ系爪術士。魔獣使いをなりわいとする一族の出身で、自らもガルフ(魔獣の一種)のギートを、常に従えている。遺跡船内では山賊団の首領として名前を知られており、大勢の子分を率いて各地で暴れまわっている。彼にとってはギートや子分達は等しく「家族」であり、何をおいても守るべき、かけがえのない存在である。見た目からは野蛮そうな印象を受けるが、実は人情味あふれた、面倒見のいい若者である。また、案外涙もろい一面も持ち合わせている。

 
舞台は島と見まがうほど巨大な船! その存在理由は?
 海難事故に遭ったセネルとシャーリィは、島としか思えないほど巨大な船に打ち揚げられる。土壌に覆われ植物が茂るその場所は、まさに大地そのもの。なぜ、このような船が漂っているのか。誰が作ったのか。どうして、存在しているのか。2人は様々な疑問を抱きながら、船の探索を始める。そこには、どのような物語が待っているのだろうか。
『テイルズ オブ レジェンディア』STORY
爪術(そうじゅつ)と呼ばれる特殊な技を使いこなす少年セネル・クーリッジは、妹のシャーリィと二人で小型船に乗り、霧の立ちこめる海上を漂流していた。
食料は尽き、体力も限界に達しかけたとき、突如として霧の中から島が姿を現す。しかもそれは驚くべき速度で接近し、セネルが舵を切る間もなく、小型船は荒波に飲み込まれてしまう。
波打ち際で意識をとりもどした二人は、そこが普通の島ではないことを知る。表面は土壌に覆われ植物が繁茂し、まるで島のような外観に変わってはいるが、足下に広がる大地は紛れもなく、人工的に造られた巨大な「船」だった。
 

 キャラクタデザインに中澤氏を迎え、『テイルズ オブ レジェンディア』で新たな領域へと踏み出した『テイルズ オブ』シリーズ。本シリーズはキャラクタ以外にも「複数のプレイヤーが参加可能な戦闘」「キャラクタ同士の会話」といった特徴を持つ。これらが、『テイルズ オブ レジェンディア』でどのように進化するのか。続報を待て!

 
 
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