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最後に、本作のプロデューサーを務めるカプコンの竹下博信氏から、『宝島Z』の魅力、見どころについて直接お話をうかがうことができた。
――最初に本作の企画意図についてお聞かせください。
竹下:いくつかあるんですが、ひとつは存分に謎解きを楽しんでもらいたいということ。それからWiiリモコンを使ったガチンコのゲームを作ろう、と。特に謎解きの部分では、大人から子供まで、一人でもみんなでも楽しめるものを目指しました。
――公式サイトの映像などを見ると、ソファに座ってみんなで謎解きに挑戦している様子がクローズアップされていますね。
竹下:そうですね。あれがまさしく一番やってもらいたいシチュエーション。もちろん一人でも遊んでも楽しいんですが、みんなで問題を解いていくことで、昔のように家族や友達と、ゲーム談義に花を咲かせてほしい、という狙いもあります。もしくは自分が解いたものを、あえて他の人に遊ばせて楽しんでみたり。「オレは解けたぜ」みたいな感じで。
――イヤな楽しみ方ですね(笑)。当初はアクションゲームだとばかり思っていたのに、実際はかなり頭を使うので驚きました。
竹下:みなさんそう言われるんですよ(笑)。パッケージでは「発想力開放アドベンチャー」という言い方をしてますが、頭も体も、全部使って謎を解いていく、ある種の「謎解きアトラクション」みたいなものを想像していただければ。
――今回、ヌンチャクも十字キーも使わず、Wiiリモコンだけで操作できるようにしたのは?
竹下:「操作やシステムを覚える」という手間をなくして、なるべくシンプルにまとめたかったんです。とにかく、触ってすぐにゲームの本質に迫れるようにと。
――一方で、アイテムを使ったりする時の操作はものすごく多彩なんですが、こっちはその「使い方を探す」こと自体をゲームにしてしまっているところがウマいですね。
竹下:ありがとうございます。リモコンを様々なものに見立てて冒険をする、というのが当初からのテーマだったんです。この企画を出したディレクターが、もともとPCのアドベンチャーゲームがすごく好きで。それも絵も音もなくて、文字だけで進んでいくような、古い海外のゲーム。
――まだコマンドを直接キーボードで直接入力していたような?
竹下:そう(笑)。しかも子供の頃だから、英語の辞書を引きながら。これはカギっていう意味だから、じゃあどうやったら使えるのか、どこで使うのかとか、自分でいろいろ想像しながらやっていたらしいんです。その時の楽しさを、いつか新しい形で実現したかったというのが出発点みたいですね。
――リモコンの使い方自体を謎解きにしてしまったのも、そのあたりの体験から来ていると。
竹下:きっとそうでしょうね。
――ゲームのボリュームはどれくらいになる予定ですか?
竹下:けっこうありますよ。メインの部分だけなら、早い人なら15~20時間くらいで終わるのかな。でも隠しフィーチャーや、サブゲーム的なものも含めると、40時間以上はかかると思います。
――今回、ツタヤで体験版のレンタルを行っていますが、ユーザーの反応はいかがですか?
竹下:最近少しずつ、触った人の感想がブログやネットでちょくちょくアップされていて、やっと僕らの目指していたものがわかってもらえてきたのかなと。とにかく、やってみないとなかなか本質が伝わりにくいゲームなんです。ありがたいことに、体験版を遊んだ人からはすごく好意的な意見が多く聞こえてきていて、その意味ではやってよかったですね。
――それでは最後に、これからゲームを遊ばれるユーザーに向けて一言、おねがいします。
竹下:ちょっといままでになかったような面白さを感じていただけるゲームだと思います。もうすぐ発売になりますが、心配な人はまず体験版から入ってもいいですし、買っていただければなお嬉しいですよと(笑)。また、みんなで遊ぶとすごく盛り上がるゲームなので、可能であればぜひ、大勢で集まってワイワイ遊んでいただければと思います。
――本日はどうも、ありがとうございました。
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