主人公コオルが呼び出す「召喚少女」たちをはじめとしたキャラクタをデザインするのは、『此花』や『少女義経伝』など、VRIDGEタイトルでおなじみのmoo氏が担当している。またいずれの召喚少女も、他作品では主演クラスの声優陣が声をあてている。コオルはこの魅力的な女の子と協力し、学院生活を送っていくのだ。
■プロローグ■
魔法と剣によって長らく平和を維持してきた王国リドラスヘイド。この物語は国ざかいの城塞都市ホートウィッシュからはじまる。
ホートウィッシュの高台で街を見下ろすように建つ、マグストラタム学院。それは最先端の知識と最高の術者を結集させた魔法の教育施設。
この学院は選ばれた優秀な者だけが入学を許され、王国の未来の英雄をめざすため、知識と技を磨くことが生徒達の日課となっていた。
コオルは困難な試験に見事合格し、栄光ある特待生として入学できた学院生。
“召喚術”を極めるため、誇りある学院の生徒としての生活が始るのであった。
……と言うのは、かれこれ2年近くも前のお話。
2年目の暮らしも終盤が近づき、最終年度に期待膨らませていたある日、ついにその時がやってきた。
コオルは師匠であり、クラスの担任でもあるビルギエッタに呼び出されたのです。
「落第だっ!」
それは特待生の立場を失う意味であり、全ての夢を失う意味でもありました。
とは言え仕方ありません。精霊たちの力を借り、炎や風を起こす程度ならできるのです。しかし、ただ努力が足りないのか、はたまた、純粋に才能がなかったのか――
“あなたは精霊や召喚獣を、これまで一度も呼び出せたことがなかった”
――そう、肝心の召喚が出来なかったのですから。
即日落第は回避できましたが、結局、落第ギリギリのピンチは変わらず。そんな失意の中、依頼に出かけた森で見たことも無い凶悪モンスターに襲われ絶体絶命の危機に陥ります。
「誰か、助けて!」
とは言え、ここは人の訪れない森の奥深く。しかし、声に応えたものがありました。それが少し前に手に入れた謎のアイテム“携帯電話”だったのです。そしてコオルはついに、召喚獣――いや“召喚少女”を召喚したのだった!
はたして、“落第”を回避することができるのか?そして無事に卒業することができるのだろうか?苦難(?)の戦いが今はじまる。
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