縦スクロールシューティングに、独特の強い世界観と魅力的なキャラクタを前面に押し出すことで、大きな人気を得た『式神の城』シリーズに、待望の最新作が登場する。各キャラが持つ“式神”と呼ばれる特殊な能力による攻撃と、通常攻撃、そして回数制限のある特殊攻撃(ボム)の三つの攻撃を組み合わせながら戦う戦略性の高さも人気の秘密。この点は、もちろん今作でも同様だ。『式神の城II』から登場した「壱式」と「弐式」二つの攻撃パターンを選べる点も、前作同様。さらに、敵や敵弾に接近することで得点に倍率がかかる「テンション・ボーナス・システム」や、連続して回収することでスコアが上がっていくコインアイテムのシステムなどはもちろんそのままだ。危険を冒せば高得点が狙える“ハイリスク・ハイリターン”なシステムで、“技術が得点に跳ね返る”ストイックなシューターにも魅力のゲームシステムだ。
さらに、新仕様「ハイテンションMAXシステム」を搭載した。これは、AボタンとBボタンを同時に押すことで発動し、「テンション・ボーナス・システム」での最大倍率である“×8”の“ハイテンション状態”を、敵との距離と関係なく維持することが出来る。さらに、式神攻撃で敵を倒したときに出現する“コイン”の数が1.5倍になり、さらなる高得点を狙うことが出来る。ただし、発動ごとに“ボム”のストックを失い、ストックが無い状態では発動することが出来ない。もっとも効率よくハイスコアを得るための発動ポイントを見つけ出すことが重要になりそうだ。
高得点を得るためのルートを探し出し、極限まで敵をひきつけて撃破するテクニックを磨き上げ、最高得点を追求することが楽しみの一つである『式神の城』に、さらに高得点を得るためのフィーチャーを搭載したことで、ハイスコアランキングはいっそう激化すること間違いない。
■舞台は中東欧の小国、アルカランド。連続失踪事件の謎を解け
『式神の城』『式神の城II』では、物語の舞台は東京だった。突如発生した謎の連続猟奇殺人事件、東京の上空に突如現れた“式神の城”と呼ばれる巨大な建造物。そして、それらを取り巻く人々の群像劇。それが、『式神の城』シリーズの根幹だ。今回の物語の舞台は、中東欧の小国、アルカランド。現在発表されている『式神の城III』の物語では、東京で発生していた今までの事件と今回の事件の関連性などはまだわからない。果たしてワールド・タイムゲートは、中東欧の小国に開いたのか…?
ストーリー
中東欧の小国、アルカランド。
その国で、連続失踪・昏睡事件が起きた。
この難事件の解決に、皇太女マーコ内親王は世界最高の捜査能力を持つ日本に捜査協力をもとめた。
神霊庁は警察機構に協力する民間の霊能力者たちと接触と契約に成功、これらを送り込むことに成功する。
『式神の城』シリーズの世界観の魅力は、そのままアルファ・システムの構築する「七つの世界」の世界観の魅力でもある。『ガンパレード』シリーズや『絢爛舞踏際』など、この世界観を持つアルファ・システムのゲーム作品は多く、それぞれが第一世界から第七世界と呼ばれる一連の世界(パラレルワールド)で起きている出来事とされ、それぞれがゲームを超えて介入・干渉・関係し合っている。それらが作り出す膨大な量の設定が、これらの世界観を構築しているのだ。
なお、「アルカランド」とは、『式神の城II』に敵として登場した堀口ゆかりがプレイしていたカードゲームの名称。堀口ゆかりは、『式神の城』の世界“第六世界(群)”とは異なる“第七世界”と呼ばれる世界から“移動”してきた女子高生で、負けず嫌いカードゲームプレイヤー(デュエリスト)。そして、カードの世界を実現する能力を持つと設定されている。今回の舞台となる「アルカランド」と、どのような関係になるのだろうか?公開されたゲーム画面中には、堀口ゆかりVer2という敵キャラの存在が確認できている。ただし、これが堀口ゆかり本人かどうかはまだわかっていない。「七つの世界」はいわゆるパラレルワールドであり、堀口ゆかりと別の世界に存在する同一人物“同一存在”である可能性もある。
■スクリーンショット
| セレクト可能なのはこの9名。光太郎は少し大人の顔に |
|
|
| 式神となった小夜。名前を間違えられるのは不本意のようだ |
|
| 相変わらず仲が良さそうで安心の二人。掛け合いもある |
|
| 今回の舞台は異国。なお、背景やキャラは全て3Dポリゴン |
|
| タイトルに登場するのはザサエさん。光太郎の式神だった |
|
| 新キャラの霧島零香。『タイムギャル』レイカと同じ髪型 |
|
|
|
| 零香の式神による攻撃。零香の動きで弾道を若干変化させられる |
|
| 今回は、今までとは異なり異国が舞台となる。見慣れない風景も |
|
| 式神による攻撃は、コインのボーナスを稼ぐチャンスになる |
|
|
| 1-2ボスキャラ堀口ゆかりVer2!……恋の予感つき? |
|
|
|
| 今までと同じく、ボスは複数の段階で攻撃を変えてくる |
|
| 最終形態では、再び全方位に攻撃。すり抜けて叩き込め |
|
|
| 連続で撃破すればポイントが上がっていく。隙を見せるな |
|
|
|
|
| 薙乃は5Way。エミリオは2Wayのノーマルショット |
|
■プレイヤーキャラは9人。新キャラ多数登場
今回、プレイヤーキャラとして登場することが発表されているのは9名。それぞれが、攻撃方法の異なる式神「壱式」と「弐式」のどちらかを選択することが出来、事実上18キャラクタから選択することが可能となっている。
また、過去のシリーズに登場していた巫女姿の少女、結城小夜はプレイヤーキャラとしては登場しない。彼女は、玖珂光太郎の式神として登場する。『式神の城III』は、アドベンチャーゲームとしてキッズステーションから発売されたPS2用タイトル『式神の城 七夜月幻想曲』の後の時代が舞台となっている。『式神の城II』のモデルとなった“ねじれた城”事件の結末として小夜は命を落とし、玖珂光太郎の式神として過去シリーズに登場していた「食人鬼/絢爛舞踏 ザサエさん」と融合してしまったのだ。とはいえ、ステージスタート時のデモシーンでは光太郎との掛け合いを行う姿も見ることが出来た。
さらに注目は、新キャラの霧島零香。設定では、タイムジャンプ能力のある婦警さんとのこと。これは、タイトーが1992年に発売し、レーザーディスク内蔵で話題になった『タイムギャル』との関連を想像しないわけには行かない。『タイムギャル』の主人公も、タイムジャンプ能力、タイムストップ能力を持った歴史保安警察の隊員、レイカ。ただし、霧島零香のタイムジャンプの守備能力は、1888年から2145年までとのこと。『タイムギャル』の時代設定は西暦3001年なので、同一人物という設定ではないのかも知れない。
新キャラの登場にあわせ、今までのキャラでいなくなってしまったキャラも多い。その中の一人が、金 大正(キム・デジョン)。彼は『式神の城II』のラストで自首し、現在は服役中となっている。その代わりに登場したのは金 美姫(キム・ミヒ)。遠い親戚を頼って日本に来たという。現時点では金 大正との関係が明記されているわけではないのだが、頼ってきたその親戚が服役中であるとのことなので、金 大正の血縁であることは間違いないだろう。彼女も、金 大正と同様の御剣の式神を使用する。
玖珂光太郎
シリーズの主人公。今回は長く式神だったザサエさんと死に別れ、弱々になって登場である。癖でザサエさんと言っては失敗ばかりしている。今回は彼が喪失から立ち直るまでの話である。さらに背が伸び、悲しみと憂鬱が淡い陰を落としている。だが、一度事件が始まれば、彼は以前にも増して熱く熱く行動を開始するだろう。
CV:岸尾大輔
日向玄乃丈
霊能力を持つ探偵。日本に住まう月神俗であり、狼(大神)である。政府に依頼されて最初難色を示していたがぶっちゃけ生活費に困窮しており、最後は金に負けて初めての海外旅行とあいなった。何のプライドなのか旅行慣れしているところを見せたいと、知ったかぶりしたりガイドブック見たり、会話勉強してみたりと、なかなかかわいい自称青年のおじさんである。まったく素直でない誇り高い男であり、最後の最後で自ら進んで一番難儀なことを進んでやるという人物である。
CV:家中 宏
ふみこ・オゼット・ヴァンシュタイン
御存知華麗なるあらゆる意味の魔女である。シリーズ最大の悪役よりも悪役という噂のある人物である。今回は里帰りと蜜月旅行をかねて、ふみこはアルカランドへやってくる。ふみこにとってアルカランドは何回目かの少女時代をすごした思い出の土地である。なつかしそうにあたりをみて、ちょっとメランコリックである。
CV:田中敦子
金 美姫
飛行機の中で、何で私がと頭を抱えている韓国はソウル出身の闘う女医さん。年がら年中旅する彼女が遠い親戚を頼って日本にきてみたところ、道場は閉まっているは当の親戚は収監されているわで呆然としているところを、その親戚の友人を名乗る少々ダンディな探偵に呼び止められ、そのままなぜかアルカランドに行くことになった。触れると絶対死ぬといわれる小刻みに震える左手を持つ。奔放で自由、豪快な性格が災いし保守的な親とはそりがあわず、留学以来母国に帰っていない人物である。
CV:朴 路美
霧島零香
警視庁第0課0番目の婦警さん。人読んでタイムギャルである。緑色のサラサラロングヘアと、ヘソダシルックで足は針金脚という人物である。
時代錯誤なコスチュームと発言で第一級時間犯罪人の名前を欲しいままにする。実際自称する通りにタイムジャンプ能力があるのだが、周囲はなかなか信用してくれないという難儀な御仁である。女子高生で警視正。1888年から2145年までを守備範囲にしており、いろんなところ(背景とか)で出現している。
CV:豊口めぐみ
ロジャー・サスケ
アメリカ人の忍者。もうこの時点で日本の国際貢献も霊能力も捜査すらも関係ない気がするが、本人は至ってこの旅行を楽しみにしており、自腹をきって参加している。旅のしおりを作って配ったのは奴であった。ある意味、ふみこにならんでもっとも不純な動機での参加登場人物ともいえる。忍術と術式は本物から学んだ本物で、忍者刀も本物である。ゆえに、捜査関係では本職の日向と互角以上のお役立ち度を見せる。伊勢に一人だけパパといわれずにがっかりしている人物。玖珂の親友。
CV:うえだゆうじ
エミリオ・スタンベルグ
黒髪、吊りベルトをした容姿端麗な10歳の少年。アルカランドの有力貴族であり、異国からの介入を唾棄している人物である。我が国には我が国伝統の力があります。と言い残し、一人捜査を開始した威勢のいい少年である。マジャールメランコリックともいえる憂える表情をした人物で『食らうもの』という様々な形に変形する悪魔(=式神。キリスト教国ではそう呼ぶ)を使う。プライドが高く、頑固で人がいいものの権威にこだわり過ぎて、どこか庶民を見下しているところがある。
CV:南 央美
伊勢 薙乃
日向や光太郎をパパと呼び、ふみこ、小夜をママと呼ぶ核攻撃級の人物関係ひっかきまわしキャラである。年齢は9歳。学校に行っていない元気な小学生である。親切なタイトーの人にもらったバブルンのリュックをしょっている言霊使いであり、放った言葉を実現させる不可思議な力を持っている。守護神としてリュックの中にザ・ストライダー兎神をいれている。
CV:釘宮理恵
バトゥ・ハライ
エミリオ・スタンベルクに雇われた無口なエクソシスト。伸びる十字槍を持つ破戒僧である。強い酒が好き。エミリオの国粋主義に飽き飽きしており、任務を早く終わらせようと思っている。異邦の客人たちを悪魔と認識しており、本部に対して討伐令が出るように嘆願書を書き送っている。
CV:小杉十郎太
|