根強い人気を誇る推理アドベンチャーに、新しい魅力的な探偵が登場する。『死角探偵 空の世界~Thousand Dreams~』(以下『死角探偵』)は、特殊な力を持った青年、空を探偵役としたアドベンチャーゲームだ。空は相手との意思疎通や、相手が見た情報の取得といった特殊能力で事件を推理し、そして事件の背後に横たわる物語を追っていく。推理ものには珍しいファンタジー要素を持った本作品の、物語と登場人物、そしてアドベンチャーパートの内容についてお伝えしよう。
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物事の死角を見る能力を持った青年、空。彼は自らを空(カラ)と称し、空虚さを埋める存在を探して彷徨っていた。そんなある日、追われるように辿り着いた砂浜でひとりの少女に出会う。
空は波で濡れた服を乾かすため、砂浜で出会った少女、観砂の住む「隠島」の屋敷へと導かれる。その屋敷には、観砂ら父親を亡くした三姉妹と、心に欲望を隠した人間たちが滞在していた。観砂に請われた空は、その屋敷で起きる事件の解決に奔走することになる――。
| 空 |
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『死角探偵』の世界は、現代を舞台に、少しだけ現代と違う世界で繰り広げられる。
そして、主人公の空は、この世界に存在する特殊な能力を持つ青年。その能力は、自身の瞳で見ることのできない誰かの視覚=死角を読み取る能力。その死角を見る能力は、視覚情報の鍵となる「視覚の欠片」を集めることで見ることができる。
「視覚の欠片」には「レンズ」と「センス」の2種類があり、このふたつを手に入れることで初めて「視覚の欠片」は「視覚結晶」となり、主人公は視覚情報を見ることができる。
もちろん特殊能力だけではなく、見えている、自身の視覚で注意深く物事を観察する事もまた大切だ。主人公の空は、見えている「視覚」と見えない「死角」を紐解いて、事件を解決していく。
夕葵観砂 |
夕葵咲樹 |
夕葵鳴海 |
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夕葵風行 |
緑遙 |
木戸義孝 |
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『死角探偵』は、文章を読み進めるアドベンチャーパート、「会話」や「移動」などが割り振られたボタンで行動を決定し、事件について調べる調査パート、調査を通じて得たヒントから謎を解く推理パートの3つのパートで構成されている。推理に必要なヒントは、調査パートでふたつの独自のシステムを利用して手に入れていく。
ひとつは先述した、主人公の特殊な瞳を使った「視点推理システム」。誰かが落とした「視覚の欠片」の「レンズ」と「センス」を手に入れると、誰かが欠片を落とすきっかけとなった場面が映像として流れる。この「視覚結晶」は何度でも観ることができ、「視覚結晶」に関する情報が集まると、映像から情報を引き出せるようになる。
また、調査パート中、テキストの怪しい部分には色が付いており、コントローラに設定されている「思考」を選択すると、新しい情報を引き出せることがある。この「推理ボタンシステム」で手に入れた情報は蓄積され、いつでも閲覧可能。そして事件解決に必要なヒントが一定値溜まると、推理パートに移行するのだ。ただし「思考」を選択できる回数は限られている。無駄に「思考」して調査がやり直しにならないよう、推理に必要な情報を考えなければならない、緊張感ある調査が楽しめるぞ。
| 『死角探偵 空の世界 ~Thousand Dreams~』 |
| ハード: |
プレイステーション2 |
| メーカー: |
Nine’s Fox |
| ジャンル: |
本格推理ADV |
| 発売日: |
2007年9月13日発売予定 |
| 価格: |
5,040円(税込) |