新作紹介
 
PSP『R-TYPE TACTICS II』の新要素は“敵を弱らせて「鹵獲」”
2009.08.26
関連URL:『R-TYPE TACTICS II -Operation BITTER CHOCOLATE-』公式サイト
 
 アイレムの人気シューティングゲーム『R-TYPE』の世界観を受け継いだ戦略シミュレーションゲーム『R-TYPE TACTICS』の最新作が2009年10月29日(木)にPSP向けソフトとして登場する。タイトルは『R-TYPE TACTICS II -Operation BITTER CHOCOLATE-』。

 本作でプレイヤーは、波動砲やフォースなどの装備を備えたユニットを操り、SFの世界観で表現されたステージで敵に戦いを挑んでいく。さらに、選択肢によるドラマ性の追加や、弱らせた相手ユニットを自軍のものにするコマンド「鹵獲(ろかく)」といった新要素のほか、PSPの通信機能を利用した新たなモードも用意されている。このほか発売後には、「追加ミッション」「ユニット」のダウンロード配信が行われる予定だ。

 今回は、本作のストーリーや登場ユニットを紹介。さらに、本作から追加された新要素「鹵獲」「ジャミング」「基地建設」などについてもお届けしよう。

※画面写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます

バイドの先に待ち受ける敵は“人類”
 前作『R-TYPE TACTICS』では、未知の生命体「バイド」がプレイヤーたちの敵として登場した。しかしながら本作では、かつて共に戦った人類同士が敵となり、戦うことになる。

●ストーリー
 かつて人類は、最後の希望と、残された僅かな兵力を若き司令官に託し、バイド星域の奥深くへ送り込んだ。それから数ヶ月、数年が経つうちに、太陽系に現れるバイドの数は減った。人類はようやく訪れた安らぎの日々に歓喜した。

 しかし、それは長くは続かなかった。


 人類は永い戦いの間に、凶悪かつ強大なバイドに対抗するため、バイドを人類の兵器として利用する、“フォースシステム”を開発していた。そしてバイドとの戦いが少なくなってからも、この強力な兵器を手放すことができなかった。

 バイド兵器を巡って世論は二つに割れた。未知なる敵からの侵略に備え、積極的にバイド兵器を保持・開発し続けようとするグループと、バイド兵器を破棄すべきだと主張するグループとに。
 お互いの主張は噛み合うことなく、対立は深まっていった。


 そして皮肉なことに、人類同士の戦争が始まった。二つに分かれた人類は、新たな兵器を開発し続け、命を奪い合った。戦いは泥沼化し、戦火は太陽系全域に広がっていった。人類同士の戦いは日々その凄惨さを増している。今、再び太陽系に迫る強大な危機に気づいている者はいない。

鹵獲、ジャミング、基地建設「新コマンド」を紹介
 『R-TYPE TACTICS II -Operation BITTER CHOCOLATE-』のゲーム進行は、各陣営が交互に自軍のユニットに指示を出していくターン制。自軍ターンにユニットを動かし敵軍のユニットの破壊を目指していく。敵軍の本拠地となる宇宙戦艦や基地施設を破壊すれば、ミッションクリアとなる。
 ゲーム中では、前作で登場したフォースと戦闘機の合体や、専用ユニットを用いたエネルギー補給などは健在。また本作では、「鹵獲」や「ジャミング」といった新たなコマンドも追加されている。

【既存コマンド】
●デコイ発生/爆破
 デコイと呼ばれる、自ユニットそっくりの囮を生み出して敵を惑わせる。発生させたデコイは爆破することで、周囲にいるユニットにダメージを与えられる。

●補給
 移動で消費した燃料や、弾薬を補給する

●フォース
 R-9などの次元戦闘機に「フォース」を「合体」することで、戦闘機の攻撃力を高めることができる。戦闘機と「分離」して、「フォース」単体で移動や攻撃することも可能だ

●亜空間移動
 亜空間へ突入して姿を隠し、相手の裏を突くことができる。亜空間に入っている間は、通常空間の数倍のスピードで移動することができ、さらに壁や岩などの障害物をすり抜けることも可能だ。

●擬態
 他のユニットそっくりに姿を変える。擬態中は擬態したユニットと同じ武器、性能のユニットとして戦うことができる。

【新コマンド】
●鹵獲
 「鹵獲」では、相手ユニットを弱らせた後、鹵獲弾を放つと自軍側に寝返らせることができる。

●ジャミング
 「ジャミング」コマンドを使うと、妨害電波を発して敵の索敵範囲をかく乱することができる。相手から見ると、ジャミングを行っているユニットとその周囲が未索敵状態になる。

●基地建設
 複数のユニットを結合させることで基地を建設できる。建設した基地から陽電子砲などの攻撃を敵ユニットに仕掛けたり、ユニットの修理を行うことも可能だ。

メカ系、生態系…200種以上のユニットが登場!
 本作では、200種以上の様々な特徴を持ったユニットが登場する。画面の大部分を覆うような巨大ユニットから、機械系だけではなく生物系のユニットまで存在している。これらのユニットは、「地球連合軍」「グランゼーラ革命軍」「バイド軍」の3勢力によって違った特色を持っている。ここでは、ユニットを勢力ごとに紹介していこう。

▲プレイヤーは、「地球連合軍」または「グランゼーラ革命軍」のどちらかを選んでゲームを開始することになる

【地球連合軍】
 永きにわたり繰り広げられてきたバイドとの戦いの中で、地球人類は統一政府を樹立した。この統一政府が持つ軍隊がこの地球連合軍である。バイドとの戦いにより、バイドの兵器(通称“フォース”)利用を実現、その圧倒的な破壊力により、徐々に戦局を改善していった。
 バイドの太陽系襲来が小康状態に入ってからも未知なる敵からの侵略の備え、積極的にバイド兵器を開発・保持しようとしている。そのため、フォースを装着できるユニットが多数を占める。

◆「ワイズ・マン」
 誘導可能な波動砲を装備し、すべての性能においてR-9Aシリーズを凌駕する性能を持つ次期主力戦闘機。ただし、パイロットの消耗や燃料の消費が激しいため、主に要撃(迎撃)に使われる。

◆「ウォー・ヘッド」
 従来の次元戦闘機の火力・スピード・回避性能を向上させた機体。戦闘中に亜空間に突入することができ、その間は敵に見つかることなく高速で移動することができる。

◆「レディ・ラブ」
 傑作機R-9Aの純粋後継機。R-9Aの汎用性の高さ、扱いやすさはそのままに、波動砲をはじめとする火力の強化、回避性能の向上が図られている。

◆「ヘイムダル級」
 地球連合軍の主力宇宙戦艦。12門のミサイル砲“ギャラルホルン”や陽電子砲“ブルドガング”を装備する。内部では、ユニットの補給や修理を行うことができる。

【グランゼーラ革命軍】
 地球連合軍のバイド兵器依存に対して警鐘をならす人々が作った革命政府。彼らが蜂起した火星の都市グラン・ゼーラにちなんでこの名がついた。現在は木星より外側の宇宙都市や鉱物採掘場などの大部分を占拠し、地球統一政府に敵対している。
 バイド兵器の廃絶を訴えており、彼らのユニットにはフォースユニットを装着することはできない。その代わり、ジャミングや鹵獲などフォースが使用できないことを補ってあまりある強力な武器・コマンドを持っている。

◆軌道戦闘機「エクリプス」
 グランゼーラ革命軍の主力戦闘機。消費燃料の増加と引き換えに移動スピードを向上させる可変航行システムを持つ。衝撃波動砲のパワーアップバージョンを搭載しているが、フォースユニットを装着することはできない。

◆「アンチェインド・サイレンス」
 敵の索敵行動に対してジャミングが可能な早期警戒管制機。周辺に展開する自軍ユニットを相手から見えなくする能力を持つ。

◆「ヤールンサクサ級宇宙空母」
 グランゼーラ革命軍の主力戦闘機。消費燃料の増加と引き換えに移動スピードを向上させる可変航行システムを持つ。衝撃波動砲のパワーアップバージョンを搭載しているが、フォースユニットを装着することはできない。

◆「フレースヴェルグ級」
 新型ミサイル駆逐艦。亜空間状態にあるユニットに直接攻撃を仕掛ける兵器「亜空間バスター」の強化版を備えている。「搭載」能力が付加された。

◆「マーナガルム級」
 ガルム級巡航艦の後継艦。ガルム級と比べて耐久力と迎撃性能がさらに向上している。

◆「ノー・チェイサー」
 相手ユニットを弱らせた後、自軍のものにする鹵獲弾を放つことができる超高機動機。耐久力を極限まで犠牲にして、スピードと回避性能を極めた。攻撃後に余剰移動力を使って再移動が可能。

【バイド軍】
 銀河系のサジタリウス腕から生み出される未知の生命体。純度の高い破壊本能で構成されており、生物だけでなく、機械や鉱物などにも取り憑き自分と同化させる能力を持つ。
 広い銀河の中で、なぜ太陽系に向かって襲撃を繰り返すのかを多くの学者が調査・研究を行なっているが未だ解明されていない。自己修復能力を持つユニットが多く、戦いが長期化すると確実に敵は劣勢に立たされることになる。

◆「バイド・システムβ」
 バイド陣営の主力生命戦闘機。バイド素子で覆われた機体の強化版。自己修復能力を持ち、ダメージを受けても脅威的なスピードで治癒・修復される。地球側の機体にバイド体が取り付き変質したものと報告されている。さらに進化させる(開発する)ことにより、最上位バージョンでアップグレードすることができる。バイド・フォースを装着可能。

◆「バイド・システムα」
 バイド系機体の代表ユニット。毎ターンHPが回復していく「自己修復機能」を持つ機体。

◆「バイド・システムγ」
 バイド素子で覆われた機体の最終形態。自己修復能力を持つ。装甲がより一層厚くなっている。

◆「ボルドガング」
 地球サイドの巡航艦に匹敵する大きさを持つ、バイドの複合武装体の進化版。小型バイドを内部に収納し、再生する機構を持つ。また、カラドボルグ砲IIと呼ばれる強力な艦首砲を備えており、高い破壊力を備えている。

◆「グリーン・インフェルノ」
 跳躍空間を彷徨う巨大戦艦。宇宙のどこかの文明が持てる技術を注ぎ込んで建造したものであったが、バイド体に取り憑かれ、接近するものに対して無差別攻撃をしかけるようになった。その圧倒的な巨体と装備された無数の砲塔が生み出す火力により、遭遇した艦隊は跡形も残らないと恐れられている。

◆「Xelf-24」
 極小液体金属状バイドの集合体をまとった生命体。中心部にあるコアが弱点。液体金属を自在に変形させ接近するものを破壊、捕食する。

◆「ダリア」
 植物にとりついたバイド。蔦を伸ばして近寄るものを襲ってくる。

巨大戦艦、宇宙都市、植物…、特徴的なステージが多数登場
 戦いの舞台となるステージには異なる特徴を持ったものが多数存在する。その中には、巨大な植物に支配されたステージや、プレイヤー機の10倍近くある、超巨大戦艦と相対するステージ、地球上の南の海に数十年前に墜落した宇宙都市の残骸が舞台のステージなども用意されている。

 本作では特徴的なステージが多数登場。また、ステージによって出現する敵にも変化が現れる

ユニット同士がぶつかり合うOPムービーをお届け!
 本作のオープニングムービーでは、強化戦闘機「ウォー・ヘッド」や、グランゼーラ革命軍が建造した「ヤールンサクサ級宇宙空母」など多数のユニットが入り乱れての激しい戦いが描かれている。今回は、その戦いの模様をお見せしよう。

プロモーションムービーを見るには この画像↓をクリック

【ストリーミング映像】 WMV形式: 12.7MB 2分43秒


▲オープニングムービーでは、ユニットが入り乱れての激しい戦闘が展開される


■関連リンク
『R-TYPE TACTICS II -Operation BITTER CHOCOLATE-』公式サイト

『R-TYPE TACTICS II -Operation BITTER CHOCOLATE-』
ハード: プレイステーション・ポータブル
ジャンル: SFシミュレーション
メーカー: アイレムソフトウェアエンジニアリング
発売予定日: 2009年10月29日(木)
価格: <パッケージ版>5,040円(税込)
<ダウンロード版>3,800円(税込)
プレイ人数: 1人(アドホックモード・ゲームシェアリング:2人)
CEROレーティング: 「A」(全年齢対象)

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