オンラインゲーム、MMORPG、アプリ、ソーシャルゲーム、家庭用ゲームなどゲーム情報を毎日お届け!

プレイレポート
 
『RO』とは全く違うプレイ感!『RO2』クローズドβレポート

2007.08.28

 
  『ラグナロクオンライン(以下、RO)』の最新作と言える『ラグナロクオンライン2』(以下『RO2』)のクローズドベータテストが開始された。フル3Dによる描画、そして、好きな職業にいつでも変更可能な「コンプレックスジョブチェンジシステム」など、『RO』とはまったく異なる作品として注目を集めている本作品。待ちに待ったクローズドベータテストによって、その全容が明らかになりつつある。今回は実際にクローズドベータテストに参加したので、そのレポートをお届けしよう。なお、8月31日(金)からは、オープンベータテストも開始されるので、興味のある人は公式サイトをチェックしておこう。

※画像は開発中のものであり、名称・仕様は変更になる場合があります。

※画面写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます。
クローズドベータのワールドは3つ。各ワールドが5つのチャンネルに分けられている。チャンネルはログイン状態からでも移動可能だ キャラクタメイキングでは髪や目の形、色などを決めてゆく。体型の変化などはない。女性キャラが多いので、できるだけインパクトのある男性キャラにしてみた

■WASDキーによる移動と右クリックが基本操作
移動系としては、ほかにスペースキーでジャンプができるが、今のところは障害物を越える程度の使い方しかない
  プレイヤーは、まずチュートリアルフィールドで操作方法やクエストの受け方などを学んでゆく。『RO2』の特徴のひとつに、右クリックを多用することが挙げられる。NPCとの会話や、マウスによる移動はすべて右クリックが基本だ。左クリックは主にターゲット指定に使う。敵に攻撃を仕掛けるときは右クリックで自動攻撃になるが、序盤を過ぎると左クリックで敵のレベルなどを確認してから攻撃を行う必要性も出てくるので注意しよう。
  移動はWで前進、Aで左移動、Sで後退、Dで右移動というFPSライクな操作方法(いわゆるWASD移動だ)。マウスによる移動は設定によりOFFにすることもできる。NumLockキーやマウスのホイールボタンを押すとオートランも可能なので、長距離を移動する場合には併用していくのもいいだろう。なお、マウスを右ドラッグしながら動かすことで視点が変えられるのは『RO』と同じ。ただし、キャラの移動方向によって自動的に視点も移動することがあるので気をつけたい。

 各種ウィンドウなどは画面上部のメニューにマウスカーソルを載せればショートカットキーもわかるようになっている。チャットはEnterキーを押すことでチャットモードになる。『RO』に慣れた人にとってはひと手間かかるようになってしまったが、他のMMORPGと同じシステムなのでこの機会に慣れておくといいだろう。チャットの種類は通常、叫び、地域、パーティー。中でも地域チャットは別のチャンネルにいるプレイヤーにも聞こえるようになっている。クローズドベータでは主にこの地域チャットが盛んで、情報交換やパーティーの勧誘などに利用されていた。パーティープレイ時など、地域チャットでログが流れるのを防ぎたい場合は、フィルタリングも可能。ただし、特定個人やキーワードなどによるフィルタリングや、通常チャットを聞こえないようにすることはできないようになっている。

エモーションなどはそれなりに数がある。Insertキーで座ることができるのは『RO』同様(回復力も増加する)で、さらに寝転がることも可能
ベータテストだけあって、広域チャットが賑わっている。クエストのヒントなども会話で流れてくるので、自力でクリアしたい人はフィルターをかけよう

■多数のクエストがプレイヤーを待ち受ける
序盤からクエストの数は多い。クエストはクリアしたら必ずクリアボタンを押さないと報酬がもらえないので注意しよう
  『RO2』はクエストをクリアすることで進めていくタイプのMMORPGと言えるだろう。メインストーリーとも言える「エピッククエスト」はクローズドベータテストでは残念ながら未実装で、プロローグを見られるだけとなっているが、新たなマップに行くことでストーリーが進展していくことになりそうだ。

 プレイヤーが受けられるクエストには2種類あり、それぞれ「オフィシャルクエスト」「プライベートクエスト」と名付けられている(エピッククエストも含めると3種類となる)。この2種類のクエストはどちらも1つずつ受けることができるが、同じカテゴリーのクエストをクリアしないうちに新たに受ける場合には、前のクエストを破棄しなければならない。オフィシャルクエストは各地にある掲示板からスタートするクエストで、プライベートクエストはNPCから受けられるクエストとなっているが、特定のクエストを進めることでNPCから派生するオフィシャルクエストなどもあり、その境界はやや曖昧に思える。

 一部の材料集めクエストなどは頼まれたNPCに報告せずとも、掲示板の横に設置された「カプラポスト」へ報告すればクリアできるようになっている。便利ではあるのだが、全部が全部カプラポストへの報告でよいわけではない。

 序盤からレベルに応じたクエストが多数用意されているので、掲示板やNPCから受けられるクエストを片っ端からクリアしていくだけでどんどんレベルが上がっていく。ただし、前述の通りクエストは最大2種類までしか受けられないため、狩場までの往復の時間がかかるのがネックと言えるだろうか。

 とはいえクエストによる収入や経験値はかなりのものなので、受けられるクエストはどんどん受けていくほうがいいだろう。クローズドベータテストでは最終調整中ということもあり、一部クエストに進行不能になる不具合が見受けられたが、クエストを破棄してもペナルティなどはないので安心だ。

便利なカプラポスト。フィールド上にも設置されていることがあるので、わざわざ街や村に戻らなくてもクエストが達成できる

掲示板ではクエストの推奨レベルも確認できる。自分の2レベル上のクエストから受けられるが、低レベルクエストからこなしていくのがいいだろう


■謎多きコンプレックスジョブチェンジシステムに迫る
『RO』とは違い、ノービスのままでも十分強い。各種スキルを覚えてからノービスに戻れば、万能なノービスもできてしまうだろう
  さて、『RO2』最大の特徴とも言える「コンプレックスジョブチェンジシステム」。「カトレヤ」と呼ばれる転職施設でジョブレベルが5以上で、一定の金額を支払えばいつでもジョブをチェンジできるシステムだ。キャラクタレベルとジョブレベルは別々に存在し、ジョブを変えても元のジョブのレベルが下がったりすることはない。

 ジョブの種類は、基本となる「ノービス」、剣を扱う「ソードマン」、短剣と素早い行動が可能な「シーフ」、遠距離武器の銃器のエキスパート「リクルート」、回復や攻撃の魔法に長けた「エンチャンター」、味方の支援や敵への妨害スキルを得意とする「クラウン」の6種類だ。それぞれのジョブのスキルはカトレヤで「スペシャリティ登録」をすることで、別のジョブでも使用することができる。転職直後や序盤はノービススキルのピンポイントアタックをスペシャリティ登録しておくと便利だろう。なお、スペシャリティ登録はジョブチェンジのたびに必要で、そのつどお金も必要となる。

あるクエストをこなすと武器スロットが追加され、新たな武器が入手できる。ただし、武器のレベルは1なので、別途成長させていく必要がある
  また、「武器成長システム」により、武器を購入するという概念のない『RO2』では、各職業にジョブチェンジした際に、武器の形状を変化させることも可能(むしろ変化させておかないと大部分のスキルが使えなかったりする)。ノービス時は短剣で成長させた武器でも、リクルートにジョブチェンジした際に銃に変化させられるのだ。 なお、各種の“武器マスタリースキル”を上げていくことで、他ジョブの武器を使えるようにもなる。武器自体はクエストを進めていくことにより複数所持できるので、将来的には剣と杖を携えた魔法剣士などに成長させることも可能となるだろう(ただし、ジョブとスキルの成長にかなり時間がかかるうえに操作テクニックも必須となる)。

■クエストは多いが、戦闘システムにやや疑問と問題が残る・・・今後の調整に期待
わからなくなったらクエストウィンドウを開いて説明書きを確認。それでもわからなかったら他のプレイヤーにたずねてみよう
  今回はクローズドベータテストということだが、まずはクエスト数の多さに驚かされた。レベルを上げていくとさすがに多少数が減ってはいくものの、序盤から受けきれないくらいのクエストが存在する。プライベートクエストやオフィシャルクエストの連鎖も面白く、次々にクエストをクリアしていけるのは、一種の爽快感すら感じられる。クエストのターゲットがややわかりにくいこともあるが、大抵はクエストウィンドウ(Nキー)の説明を読めばどこで何をすればいいかが書かれているのもありがたい。
ジョブチェンジはジョブレベル5以上で可能になる。すべてのジョブを5以上にしておけばいつでも変更が可能になる。まぁ、かなりお金はかかるのだが……
 クエストをこなしていくうちにノービスのジョブが5になったのでリクルートにジョブチェンジしてみた。ジョブチェンジには500Rufi(通貨単位。1万Rufiで1Zenyとなる)。短剣だった武器が銃になるのはどういう構造なのかは謎だが、変化するのだから受け入れておこう。リクルートになると当然ノービススキルが使えなくなる。『RO2』のスキルは基本的にはカトレヤで購入することになる。レベルアップしても自動的に修得するわけではない。リクルートのジョブレベル1で覚えられるスキルは150Rufiほど。
ジョブチェンジ時にはスキル購入もほぼ必須となるので、とにかくお金がかかる。手持ち金と相談して決めないと苦労することに……!?
  とりあえずは攻撃スキルがないとお話にならないと思い、攻撃しつつ足止めが可能なエイミングショットを修得。そしてノービス時代に使っていたピンポイントアタックをスペシャリティ化(代金は250Rufi)してみた。
 このようにジョブチェンジやスキル修得時にはかなりのお金を必要とする。ジョブを変更してばかりいるとなかなか大変そうだ。
  ちなみにこの後、ジョブ6まで育てたリクルートからエンチャンターにジョブチェンジしてみたが、再びリクルートに戻るには3500Rufiものお金が必要だった(ちなみにそのときの全財産とほぼ同額だ)。
  このほかにも、武具の修理費用が必要になったりするのでとにかくお金がかかるという印象があった。モンスターからのアイテムドロップやアイテムの売却金額によるバランス変更でどうとでもなるところではあるが、今後どうなるのか気になるところだ。
経験値は4種類あり、自動的にレベルアップしないものもある。いずれもレベルアップ時にはアイコンが表示されるので、戦闘終了後にチェックをしておこう
  そのモンスターのアイテムドロップに関して、プレイヤーキャラのレベルに応じてドロップ率も変化するようで、高レベルになるにつれて低レベルのモンスターを倒した場合のドロップが少なくなっていった。装備品やレアアイテムなどのドロップがどうなっているかはわからないが、今後、人気のある頭装備や衣装などを低レベルモンスターだけがドロップする可能性もないとは言いきれない。

 高レベルキャラが低レベルモンスターを相手にするデメリットはもうひとつある。獲得経験値が減少していくことだ。『RO2』ではキャラのレベルに応じた敵からしか経験値が獲得できないようになっており、あまりに低レベルの敵からでは経験値をまったく得られない。ただし、ジョブチェンジによって極端にジョブレベルが低くなり、キャラが弱体化した場合でも、判定はキャラクタレベル依存なので、適切に経験値を稼げるのかどうかという疑問も残る。

 経験値関連のシステムはやや複雑になっていて、キャラクタレベルを上げるためのCXP、ジョブレベルを上げるためのJXP、武器レベルを上げるためのWXP、一部スキル(マスタリー系)の修練度を表わすSXPの4つが別々に存在する。CXPとJXPは敵を倒したりクエストをクリアすることで獲得でき、WXPとSXPは敵を攻撃したときに少しずつ獲得できる。ただ、WXPとSXPが溜まった場合、自動でレベルアップはせず、鍛冶屋に戻って武器をレベルアップさせたり、カトレヤで新たな上位スキルを買わないと、引き続き経験値を溜めることができないようになっている。このあたりは説明が不足しているように感じた。

スタンスとLPが必須のスキルは正直言って使いどころが難しい。多くの場合、LPを溜めているうちに戦闘が終了してしまうのだ
  スキルにおいてもSP消費は前提ながら、発動条件がやや複雑になっているものも多い。「スタンス」と呼ばれる体勢スキルを使っていないと発動できないもの、特定の武器を装備していないと発動できないもの、SPとは別にLP(スキルを使うと最大5ポイントまで蓄積可能。時間と共に減少する)と呼ばれるポイントを消費するものなどがある。

 低レベル帯ということもあり、戦闘は比較的短時間で終わるものがほとんど。疑問なのはHP回復アイテムで、クールタイムが3分などというものも多い。全体的に回復アイテムやスキルのクールタイムが長いが、自然回復速度が早く、よほど強い敵でもないかぎり、回復アイテムを使うことはまずない。
ボスパーティーを組んでみんなで討伐へ。クエスト的にパーティーを組むのが始めてという人も多いので、何度か倒されつつも戦術を考えて再挑戦していった。このあたりは手探りのベータテスト的な雰囲気と言える
  逆に、回復アイテムを使うような敵に出会った場合は絶望的状況と言えなくもない。パーティーは5名までで、組めるレベルの差は上下5レベルまで。筆者がプレイしたかぎりでは、一部クエストのボス戦でのみパーティーが必要という感じだった(必然的に、これらのボス狩りパーティーは常時募集が流れている状態)。ただ、ボス戦であっても遠距離攻撃職のほうが重要で、ソードマンやシーフ、クラウンといった前衛、Buff(支援)・Debuff(妨害)役がスキルを使う以前に、素早く倒さないと誰かが倒されるという状態。常時パーティーを組んで戦っているという人たちは見かけなかった。『RO』のベータテスト時代にもパーティーを組むという習慣はなかったが、それとはまた別の原因によるものなので、この先のバランス取りが気にかかるところだ。


 長くなってしまったが、クローズドベータテストをプレイしてみて感じたポイントは「どこまで良質のクエストをそろえられるか」という点だ。ストーリー仕立てのエピッククエストにおいて、プレイヤーがどこまで“絡める”のか。また、クエストの連鎖によってNPCごとのストーリーをどのように味付けしていくかが焦点のように思う。システム自体はやや複雑でとっつきにくい感じがするものの、きっちりと仕上げていけば深みのあるものになっていきそうだ。現状では、前述のパーティー仕様などを含めてバランスがやや気になるが、そのあたりはオープンベータや、正式サービス以後も手が加わっていくことになると思われるので、それほど心配はないだろう。『RO』というタイトルがついているが、一部モンスターやNPC、プロンテラなどといった用語以外はまったく新しいゲームになっているということがおわかりいただけただろうか。気になる人は近々予定されているオープンベータテストに参加し、自身でこの世界を体験してみてはいかがだろうか。

今回はあまり紹介できなかったが、プロンテラの街には『RO』でおなじみのNPCなどもいる。プロンテラまでの道のりにアクティブモンスターはほとんどいないので、いきなり行ってみることも可能> マーケットを通してアイテムを売り買いできる。『RO』のように露店街がないのは少々寂しい気もするが、便利ではある<

『ラグナロクオンライン2』
メーカー: ガンホー・オンライン・エンターテイメント
ジャンル: MMORPG
サービス予定: 2007年8月30日15時よりネットカフェにてオープンベータテストを実施する予定
※一般向けには8月31日15時から開始予定

(c)2007 Gravity Corp. & Lee Myoungjin(studio DTDS). All Rights Reserved. 
(c)2007 GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved

最近記事が追加されたゲームタイトル
スポンサーサーチ
    ◆体質改善 ◆注目のワード ◆リアルラブプラス
よく見られている画像