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戦いは新たな局面へ!なんとSLGとして登場!『R-TYPE TACTICS』

2007.06.05
 

 1987年に登場した名作横スクロールシューティング『R-TYPE』。グロテスクな生物として描かれた敵キャラクタや、画面を覆い尽くすどころか、1ステージを丸々埋め尽くすほどの巨大戦艦との戦い。最後に取ったアイテムによって選択可能な複数の種類のレーザー、そして自機の前後に"ドッキング"、あるいは射出して遠隔操作を行える兵器"フォース"など、印象的な複数の要素が特徴的だった。同時期のアーケードゲームはシューティングゲームに人気が集まっていたこともあり、多くのファンを生んだタイトルだ。PCエンジンなどのコンシューマ機にも移植され、また脈々と続編が生まれ続けたシリーズでもある。シューティングゲームのジャンルの中でも、比較的難易度が高く、敵の攻撃や地形パターンを体に覚えさせなければクリアは難しい、ストイックなシリーズでもある。
  2003年にプレイステーション2で発売された『R-TYPE FINAL』で、長いシリーズの歴史を終えたと思われていた。
しかし、プレイステーション・ポータブル(以下PSP)でまさかの登場! しかも戦術シミュレーションとしての登場!というから二重のサプライズだ。もともと頭を使うタイプのシューティングゲームだったが、なぜシミュレーションゲームに?……と疑問を持つファンもいるかもしれないが、そんな人でも納得できるだけの『R-TYPE』らしさはバッチリ継承されている。今回は2007年内の発売に向け、公開が始まった『R-TYPE TACTICS』に関して、現在判明している情報をお伝えしよう。

人類最後の砦となり、謎の生命体「バイド」を迎え撃て!

  時は遠い未来。高い闘争本能を持つ未知の生命体が、銀河系ペルセウス腕で観測された。当初、人類はこの生命体に高い関心を持っていた。しかしこの生命体群がなぜか太陽系を横切るような進路を取っていたことを知り、人類は次元戦闘機を開発。「バイド」と名付けられた生命体と戦った。次元戦闘機はその機動性と戦艦並の火力によって、局地的には「バイド」を相手に戦果をあげたが、大局的には人類は押されていた。
  そして「バイド」がついに太陽系外縁部に到達。世論はあくまで「バイド」と戦おうとするグループと、地球を放棄して別の星への移住を進めようとするグループに分かれていた。両派による論争が続く中、とある新米宇宙司令官に辞令が出された。「地球に残る残存兵力を率いて、木星の公転軌道に入りつつある『バイド』を撃て」と――。

シミュレーションになっても失われていない『R-TYPE』らしさ

 『R-TYPE TACTICS』に関して、現在システム面でわかっているのは、ヘックスを使った戦術シミュレーションであることと、ターン制であることのみ。ただし画面写真からは『R-TYPE』ファンなら思わずニヤリとしてしまう要素が随所に読み取れる。ここではそういった「らしさ」を中心に、『R-TYPE TACTICS』の魅力を紹介する。
  なお、本作品はPSPのワイヤレス通信機能「アドホックモード」に対応。2台のPSPを使って対戦できることが明らかになっている。

フィールドはなんとサイドビュー視点!

  見てのとおり、フィールド画面がシューティング版『R-TYPE』と同じく、ほかに例を見ないサイドビュー視点だ。宇宙空間や要塞など、見た目はシューティング版そのもので、ヘックスをまたがるほど大きなボスキャラクターがいるのも「らしい」ところ。

戦闘シーンは迫力満点の3D視点、そして「波動砲」も再現!

「バイド」との戦闘では、フィールドから画面が切り替わって3D画面となる。敵、味方ともに対空レーザーやミサイルによる攻撃が、迫力のある描写で展開していく。なお、シリーズおなじみの溜め攻撃「波動砲」は、フィールド上で数ターン待ってから放てる、必殺技のような扱いになっている。

次々と進化していく次元戦闘機、そして「バイド」!

  シリーズ最終作『R-TYPE FINAL』では、実に101体もの機体を操作できた。本作品でも戦闘中に手に入れたパーツや、捕獲した敵を使って、攻撃力や移動力を増した新機体を開発していくことが可能だ。

次元戦闘機Rwf-9A1"アローヘッド"
要塞攻略や爆撃、要撃とあらゆる場面で活躍する万能ユニット。スタンダード波動砲を装備しており、フォースユニットを装着することで、対空レーザーや反射レーザーなどの光学兵器も使用できる

中距離支援機Rwf-9D1"シューティングスター"
長距離精密射撃用ユニットを装備したタイプ。射程の長い圧縮タイプの波動砲を装備しているが、迎撃性能は低い

早期警戒機R-E1"ミッドナイト・アイ"
冥王星などの外惑星基地でおもに配備されている巡回機。武装は最低限のものしか装備していないが、索敵範囲は広く、作戦序盤には欠かせない

バイド・システムα
バイド系ユニットの代表格。毎ターンHPが回復していく「自己修復機能」を持っている

  まさかの登場。しかも、戦術シミュレーションで…。多くの『R-TYPE』ファンが、どのようなものが飛び出すのかドキドキとしていることだろう。現時点では、ゲーム自体の情報はまだまだ少ないが、画面からは『R-TYPE』の世界観を受け継ぎ、そして膨らませているように見受けられる。今後、フォースやビットと言った『R-TYPE』ならではの要素がどのようにシミュレーションゲームとして"料理"されてくるのか。続報を楽しみにしてほしい。

タイトル:R-TYPE TACTICS
ジャンル:SFシミュレーション
ハード:PSP
発売日:2007年 予定
価格:5,040円(税込)
メーカー:アイレムソフトウェアエンジニアリング

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