2009年5月18日(月)からオープンサービスが始まり、ますます賑わってきた『PRIUS ONLINE(プリウスオンライン)』(以下『プリウス』)。本作品は、「プリウス」というファンタジー世界を冒険するMMORPGだ。
その最大の特徴にして、賑やか(&華やか)な要因になっているのが、プレイヤーにつねに寄り添って冒険する少女・アニマの存在。
前回簡単に説明したとおり、アニマはチュートリアルで離ればなれになってしまうものの、プレイヤーキャラクタ(以下PC)のレベルが10になり、とあるクエストをクリアすることで再会!
その後は、戦闘のサポートやアイテム生産、そしてそのかわいらしい容姿と仕草でPCの冒険を盛り上げてくれるのだ。
第2回となる今回は、そんな彼女に注目。かわいいアニマが何をしてくれるのか、そしてどのように成長するのか、詳しくお伝えしよう。
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アニマと再会したあとは、PCのあとをトコトコと付いてきて、つねに一緒。会話することもでき、PC側から話しかけることもできれば、逆にアニマから話しかけてくることもある。まさに一心同体のパートナーだ。
PCからの会話には、「離れろ」、「待て」、「もどれ」といった行動指示をするキャラクタースキル内のアクション「会話する」を使う。「会話する」と、NPCと同じような会話シーンになり、簡単な選択肢が出現する。
ただし、この会話によってアニマの行動方針が決まる「性向」は特に変化なし。そのため、特にプレイ内容に関わることを気にせず、ソロプレイ中に寂しくなったときなどに、どんどん会話しよう。これはアニマとの親密度に影響する。
一方アニマ側は、最初は「ぶ〜〜〜ん」などと言うだけだが、たとえば止まっていると「お疲れですか?」、「喉がかわいた〜」などと呟きが徐々に変化。成長が感じられてかなり微笑ましい。
また、たまに「アニマが○○を示します」といった、「好奇心」や「喜び」、「怒り」など特定の感情を示すこともある。後者に対しPCは「肯定」、「否定」、さらに答えずに放置するという3つから反応を選べる。
特にリスクもないので、思わずアニマの興味を肯定してあげちゃいたくなるが、肯定すると示した感情に対応する性向(「好奇心」なら「積極」と「依存」)が、否定すると逆の性向(「好奇心」なら「消極」と「自尊」)が上昇するという要素がある。このため、アニマを好きなように育てるだけではなく、アニマの性向、つまり行動パターンの変化を考えて、育てるという方向性もアリなのだ。
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| ▲会話中でも戦闘中でもお構いなしに感情を示すアニマ。ちなみにこの選択肢によって、性向とはべつに親密度も変化する。アニマとの親密度と考えれば高いほうがよさそうだが、実はこの数値はアニマにスキルを使用させる場合の成功率に影響する。無視さえしなければ上昇するため、見逃さずに肯定してあげたい |
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| ▲性向の傾向を示すウィンドウ。下にある「慎重に考えて行動せよ」などの4種類の助言からひとつを選んでおくことで、性向を少しずつ変化させられる(上から積極、自尊、依存、慎重)。特に使ってほしいスキルがあれば、そちらに偏るよう助言を与えておこう |
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| ▲“畑を荒らす幼虫を倒し、親虫をおびき出して駆除する”という内容のクエストを受けた直後、アニマに話しかけられた。害虫とはいえ、命を奪うことに葛藤している様子。愛娘……ではないが、愛おしいアニマが成長しているのを実感できる瞬間は、なんとも言えずうれしい |
アニマ自身は自分用の武器や防具以外は装備できない。しかし、装備アイテムも含めて、さまざまなアイテムを貢ぐ、もといプレゼントできる。
こうしたプレゼントをすることによって、時間制限はあるものの、親密度や、種類に応じた性向が大幅に上昇する。かわいいアニマの性格を無理やり変えるというのもどうかと感じる向きもあるだろうが、特に性向を意図的に変化させるのにとても役立つのだ。
プレゼントしたアイテムは消滅するため、こうした性向変化用に、拾った装備や使わない消費アイテムなど、不用品をストックしこう。
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| ▲指輪やネックレスなど、アクセサリー類をプレゼントする場合は、装備のレベルとは無関係。安いものでも満足してくれる(こともある)アニマはいい子のはずだ |
見た目は幼いアニマだが、戦闘ではさまざまなスキルを使ってPCを助けてくれる頼もしい存在。ただし彼女が使うスキルは、その時点での性向と密接に関わってくる。
具体的には、アニマが使用する種類は性向によってガラリと変化するのだ。性向が「積極」寄りなら攻撃スキル、「消極」なら回復、「自尊」ならバフ(自己強化)、「依存」ならデバフ(弱体化)となる。
ただし、性向グラフの位置がそのまま使用スキルの種類に対応するわけではなく、たとえばグラフが「依存」寄りでも、別方向に伸ばそうと助言を与えた直後から、「自尊」用のバフスキルを使うようになることがあった。非常に細かなステータスがあるようで、性向グラフはあくまで目安と考えたほうがよさそうだ。
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| ▲アニマにもHPが存在し、無謀にも敵に突っ込んでいき攻撃にさらされ、戦闘不能になることもある。新密度が高い状態で、攻撃を受けると「助けてください!」と話しかけてくるアニマ。今回は大変心苦しい思いしながら、次の写真を撮るために倒れてもらった。ごめんね |
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| ▲倒れたアニマは蝶の姿になり、アイテムで蘇生するか、アトリウムに戻って復活するまで一切の行動が取れない。さらに一定時間移動速度が低下し、親密度が20も下がるというペナルティもある。さらに蘇生させずにいるとどんどん親密度が下がってしまう。二度とこんなことにならないよう、全力で気を配ることを誓うPCだった |
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| ▲今回のプレイではPCに戦士タイプのロン・マスを選択したため、アニマはバフスキルを使う「自尊・消極」タイプに成長させてみた。すると、攻撃力(スキル「クマの魂」)や防御力(スキル「堅固」)が上昇した状態で戦うことが多かった。さらにほかのジョブに比べて(序盤は)ソロプレイ向きのロン・マスだったこともあって、戦闘で苦労することはほとんどなし |
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| ▲ほとんど同じ性向グラフでも、「助言」によってスキルが変化した。アニマの性向とスキルの関係は、思ったより複雑らしい |
PCのレベルが一定以上に上がると、クエストのなかでも、特にアニマに関する内容に特化した「アニマクエスト」を受けられる。そして特定のアニマクエストを達成すると、栽培や料理など、生産系スキル「特技」を習得できる。いずれもPCはできず、アニマだけが行なえる行動。成長し、自分を追い越していく娘を思う気持ちがなんとなくわかるかもしれない。
とは言え、特技を覚えるクエストの最後にはボス級モンスターが現れることがあり、ジョブによってはアニマがいようともソロでの撃破が非常に難しい。あらかじめ各種の消費アイテムを用意する、レベルを余分に上げる、パーティを組むなどの対策をしておきたい。戦闘が長引くと時間切れでボスが消えてクエスト失敗となるため、回復アイテムをガブ飲みして粘り勝ちすることも難しいのだ。
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| ▲スキル獲得クエストのボス戦は、ジョブによってはソロではかなり厳しい。万全を期すなら、クエスト名でパーティを募集し、同じ目的のプレイヤーを集めてから挑戦するといい |
アニマと再会し、Lv11になったら「野性の庭師ケパ」というクエストが受けられるようになる。これから始まる一連のクエストをクリアすると、特技のひとつ・植物共感ができるようになるのだ。
クエストはまず、各街にいるゲートの管理人から、野性の庭師ケパについての話を聞く。そしてプライベートルームのアトリウムに行き、野性の庭師ケパからクエスト「植物シンパシー〜植物と話す方法」というクエストを受け、アイテム「学びの証」をもらう。
植物共感スキルを教えてくれるのは、「ナトラアシロム」という街にいる「治癒者ハビアリア」。学びの証を持って彼女に会えば、アニマが植物と交感する方法を教えてくれる。
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| ▲一見、アトリウムには野性の庭師ケパというNPCはいない。しかし「F11キー」を押してアニマの視点で操作する「アニマモード」になると、彼が見えるようになる |
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| ▲学びの証をハビアリアに見せてクエストを継続。次の目的地は海岸。アニマと海だ!(こういう戯言が増えてくるのが『プリウス』の魅力) |
ハビアリアによると、植物シンパシーとは植物を刈り取るのではなく、植物と交感して素材をもらうためのスキルらしい。そして彼女に指示され、街の南にある海岸へ行き「赤いたてがみ草」を調べることに。
言われたままに海岸に赴くと、“赤いたてがみ草が抵抗するかのように葉を鋭く立てて、触れることができません”というメッセージとともに巨大なクラゲが出現。このクラゲを倒してから、ふたたび赤いたてがみ草を調べると、ようやく赤いたてがみ草をゲット。そしてハビアリアのところへ戻ればクエスト達成だ。
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| ▲赤いたてがみ草は、村の南方にある海岸に群生している。マップに表示されるマーカーを頼りに進んでいく |
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| ▲ハビアリアが言っていた「さまざまなことが起きるだろうが、詳しいことは自分で経験したほうがいいだろう」とはこのことか。名前はクラゲだが、どうやら赤いたてがみ草の妖精(?)みたいなものらしい |
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| ▲クラゲを倒すとたてがみ草はおとなしくなり、採取できるようになる。倒せないようなら周囲にいるプレイヤーに呼びかけ、パーティを組んで手伝ってもらおう |
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| ▲赤いたてがみ草を持ってハビアリアのところへ戻れば、クエスト達成。アニマが植物交感をできるようになる |
上記したクエストで覚えられる植物交感は、アニマが植物と交感して素材を手に入れるという特技だ。
このほかにも特技は4つあり、複数の材料から食べ物を作り出す「料理」、種から植物を育ててバフ効果のある実を得る「栽培」、モンスターの死体から栽培の肥料になる水晶を得る「鎮魂」、モンスターをなだめてテイミングし、栽培に使う種や、そのモンスターを任意のタイミングで一定時間召喚し召喚し戦わせる「傭兵カード」を得る「慰労」だ。
特技にはそれぞれに熟練度があり、強力な効果を得るにはそれなりの熟練度を上げ、スキルレベルを高めなければならない。できればアニマを何でもこなす“デキる”子に育ててあげたいが、いきなりすべてを伸ばすのは難しい。見返りや育成にかかる費用(おもに料理の材料費)を考慮し、最初は育てる特技をいくつかに絞り込んだほうがいいだろう。
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| ▲周辺に植物を見つけると、アニマが交感したがっているというメッセージが左上に表示される。許可すると、アニマは植物に駆け寄り、交感スタート。一定時間経って交感に成功すると、栽培に使える素材と、わずかなスキルに対する経験値が手に入る |
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| ▲小麦粉や調味料などの材料を集めると、アトリウムにある調理台を使ってアニマが作ってくれる「料理」。食べ物はHPを、飲み物はMPを回復する効果がある。ちなみに特技「料理」のレベルが低いときは失敗しがち。しかし恋人(?)の作った殺人料理もおいしそうに食べるのが主人公の務めだ |
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| ▲「栽培」は、アトリウムにいるクエストで入手できるポティと呼ばれるNPCに話しかけ、種と素材を指定すればできあがる。成功して手に入るのは、バフ効果や回復効果を持つアイテムだ。ただし、素材自体は植物シンパシーで手に入るが、種は途中までかなり手に入りにくい。本格的に栽培を始めるのは、種を安定して入手できるようになる「慰労」を覚えてからでよさそうだ |
このようにアニマとの再会後は、一気に色々なことができるようになり、『プリウス』らしさを実感できる。また、ここまでにレポートしたようなスキルや特技などで役立つのもアニマのいいところだが、やはり彼女のかわいさが魅力のひとつであることは間違いない。
理想のスキル構成を目指してガチガチに教育するのもいいが、ひたすら自由にさせても、レベルなりのスキルは使ってくれるので、PCの努力でなんとかなりはする。育成はかなり自由に行なっても大丈夫だ。
主人の指示にはひたすら従順だが、たまにちょっとしたワガママを言うアニマとの冒険は、ほかのMMOにはない楽しさを提供してくれるだろう。
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| ▲かわいさのあまり、レベル不相応の場所まで遠出して手に入れたアニマ服。こうなると手や足が寂しいので、また何か買ってあげたくなってしまう。自分の装備よりも優先している人も多いとか!? |