プレイレポート  
ブサイク盗賊誕生!自由に生きるぜ!『オブリビオン』プレイ日記
2007.09.05
関連URL:『The Elder Scrolls IV:オブリビオン』公式サイト
 
■じーぼー編:第2回「NPCにブサイクといわれて盗賊へ」
キャラ名:じーぼー
種族:カジート
特技:無意識での盗み
好きな言葉:スキル再設定

※写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます。
■泥棒のつぎはストーカー? ~犯罪街道まっしぐら~
目的地を教えてくれるのは親切だが、その場所がわからない…
 
ということでマップを確認。きっとこいつがなければどこにもたどり着けない
 
手紙を持ってきてくれた女性。女性!?
 偶然入ったホテルで見知らぬ女性に声をかけられ、奇しくも盗賊ギルドへの勧誘を受けた僕だったが、まずどうしていいのかわからない、というのが本音だった。進行中のクエストを調べ、「真夜中にダレロスの庭という場所に行く」ということだけは判明したが、ダレロスの庭というのがどこにあるのか、さっぱり検討もつかない。
 しかしそのとき、クエストのページを見ていて、「選択中のクエスト」という項目があることに気が付いた。試しに「盗賊ギルドを探せ」クエストを選択してみると、マップ上に赤いマークが表示される。なるほど、こうすることによって、選択中のクエストでつぎにどこへ行けばいいのかがわかるという寸法なのか。すばらしいシステムだ。というか、ここまできて知らないなんて、ただの勉強不足なのだが。ちなみにマップのマークは、赤いマークは目的地が遠い場合、緑のマークは目的地が近い場合、そして黄色いマークがプレイヤーの位置を表わしているのだ。
 とりあえず、赤いマークの付いている方向へ歩き始める。すると僕の前を、さきほどメモをくれた女性が歩いているではないか。これは奇遇とばかりに、声をかけてみた。女性の名前は、ミヴリーナ・アラーノというらしい。恐ろしい顔の女性で、年齢不詳だ。メモのことを尋ねてみたが、「私はただ届けただけ」と取り付く島もない。しかも、「不細工な奴だね」などと言われて毛嫌いされる始末。う~む、好きでこんな顔に生まれたわけじゃないやい。
 どうやら目的地に行ってみるほかに術はないようだ。マップを見ながら歩いていくと、なんとミヴリーナも僕と同じ方向に向かっているではないか。僕の心の中で、反社会的な欲求がフツフツと湧き上がってしまった。これはもう欲求に従うしかあるまい。ゲームの中だしね。
  というわけで、僕は彼女のあとについていくことにした。そうです。いわゆるストーカーでございます。軽くあしらわれたのにつけ回すという、ある種ドMな行動に突き進む僕……。犯罪行為を繰り返すこんな男に、明るい未来はあるのでしょうか?
後ろをついて行く過程で浴びせられた一言。NPCにこんなことを言われるとは
悔しさをにじませながらひたすらついて行く。怪しさ満点

■成るか!? NPCの純愛! ~微笑ましい光景を見たストーカー~
一応、バレないようについて行っているつもりなのだが、当然バレている。これで盗賊なんてやっていけるのか?
 
ちょっと隙間風がキツそうな家が並ぶ。でも、家っていうよりも小屋に近いような
 
女性の家に潜入! と思ったらいないでやんの。トイレか?
 道中、こっそりと隠れてミヴリーナのあとをつけ回したいのだが、ストーキング技術が未熟なせいで、すぐに彼女に接近するという失敗を繰り返してしまう。しかしながら、僕の存在に気がつき、嫌味を言いながらも別段気にすることなく歩を進めるミヴリーナ。なんなんだこのふたりの関係は! とにかく、この女性が肝っ玉姉ちゃんであることは間違いないようだ。
 不思議な共感を覚えつつマップを確認してみると、ミヴリーナがたどり着いたのは、盗賊ギルドのクエストで指定されたダレロスの庭に近い港町にある一軒家だった。なるほど、この女性は僕が目指す目的地の近くに住んでいたのか。ということは、目的地で出会うであろう人物のことを、何か知っているかもしれない。正当な疑問とヨコシマな気持ちをない交ぜにしながら、僕は勇気を振り絞って、彼女の家の扉をカチャリと開けた。
 家に入って辺りを見回すと、いままで僕の前を歩いていたミヴリーナが見当たらない。そのかわりに、別の人物が立っているではないか。まずい! ストーキングがバレたか? そうでなくとも、女性の家にいきなり上がり込んだのだ。リアル世界なら普通に犯罪だ。また兵隊なんかに追い回されて牢獄にブチ込まれるなんて、絶対イヤだ!
 身の危険を感じながら、おそるおそるこの人物に話しかけてみる。するといきなり彼から自己紹介。名前をアズル・グローグルラムといい、ミヴリーナを口説いているらしく、願わくは結婚したいそうだ。とりあえず、僕の行動について文句を言うつもりはないらしい。怒られると思っていた僕は一安心。ふぅ~。 だが、よくよく考えてみれば、このアズルもミヴリーナの夫というわけじゃない。口説いているということは、恋人ですらないのだろう。女性の家に勝手に上がりこんでいるという意味では、立場は僕とあまり変わらないかも……。いやいや、深く追及するのはやめよう。確かにヨコシマな気持ちでこの家まで来たが、僕だって男のはしくれ。他人の恋路を邪魔するほど腐ってはいないのだ。がんばれアズル。ミヴリーナと結ばれるその日まで――。そんな暖かい気持ちでミヴリーナの家を出たのであった。
中に居たのはこれまた不細工なオトコ。おまえ、モテないだろ!
木箱発見! 中には何が…ってまたドロボーって言われちゃう!

■殺しのライセンス! ~新たな選択肢に迷うのさ~
またまたいましたよ、ブサイクさんが! 言ってみたい!「ブサイクだね」って!
 
道端に布団が置いてあるってのもすごいな。ま、僕もここで寝てしまうわけだが
 
あんた、怪しいなぁ。しかも話す内容が人殺し。わかりやすいなぁ
 
ま、今回はご縁がなかったということで。あんまり血で血を洗いすぎるのもちょっと…
 寄り道してしまったが、ダレロスの庭の場所はわかった。しかしながら、指定された真夜中までには、しばらく時間がある。だってまだ夜が明けたばっかりだし。というわけで、付近を散策してみることにした。
 ダレロスの庭やミヴリーナの家がある波止場地区というところは、どうやらスラム地域らしく、貧しい人たちが暮らしている。城壁の陰に布団を並べて寝るような人たちが住み着いているのだ。なるほど、盗賊ギルドに関わる待ち合わせ場所になっているのもうなずけよう。
 しかしながら、そんな調査をしてみても、約束の真夜中までには相当な時間がある。ただボーッとしていてもしょうがないので、いっそ寝てしまおう。睡眠をとる場合は、ベッドや布団を調べて、寝ている時間を入力すると、そのぶんだけ時間が進むということになっている。僕は、さきほど見つけた地面に直に敷いてある布団を、勝手に借りることにした。
 寝て間もなく、知らない男に起こされた。この男、黒いマントなんか羽織っちゃって、なんと薄気味悪い容姿だろう。ルシエン・ラシャンスと名乗るその男は、自分を「闇の一党の伝えし者」だと言った。彼の話を要約すると、ルフィオという男を殺せば暗殺ギルドに入れる、ということらしい。そしてこの誘いが来たのも、僕がこれまでたくさんの人を殺したからだと言った。おそらく、人を何人か殺したあとに睡眠をとると、このクエストが発動するのだろう。
 確かに、僕はたくさんの人を殺した。だけど、それは僕が望んで殺してきたわけじゃない。僕が殺したのは、僕を襲ってきた乱暴者ばかりじゃないか!――僕はこの依頼を受ける気にはなれなかった。もう人殺しなんてご免だ。これからは盗賊として、立派に生きていくんだ! 何か間違っている気はするが、とにかく盗人としてがんばると心に決めていたので、このクエストは進めないことにした。クエストの概要を確認すると、ルフィオを殺さない限りクエストが進まないっぽいので、そこだけ注意していれば大丈夫だろう。『オブリビオン』は一本道のRPGではないので、クエストが発動したからといってそのすべてをこなす必要はないのだ。僕はもう一度布団にもぐり込み、真夜中まで時間を進めた。

■盗賊ギルド入会の待ち合わせ場所へ ~またもやつまづきが~
あなた、ゴリラっぽいね! あ、言っちゃった! 心の中でだけど
 
なんで希望者が揃わなきゃいけないんだ? 今いるメンバーだけでとりあえず進めればいいじゃん
 
あなた、ブタですね! 正直、ブサイクですよ。その顔で盗賊? ブヒブヒ笑わせてくれますね!
 目を覚まして時計を確認すると、午後10時50分。よしよし、このくらいでいいだろう。しばらくダレロスの庭で待ってみようじゃないか。そう思って木陰で影を潜めていると、たいまつを持った男が庭に入ってきた。
 こいつか! 僕は意を決して話しかけ、アーマンド・クリストフという名のこの男に、ミヴリーナからもらった奇妙なメモについて聞いてみた。すると、グレイ・フォックスが主宰する盗賊ギルドへの入会希望者か、と言われたのだった。
あぁ、そうか。盗賊ギルドのトップはグレイだったのか。僕が最初に英雄として名を上げようと決心したとき、標的として考えたのがこのグレイだった。それが夢破れ、泥棒稼業に身をおこうと決断した今、またこの名前を聞くことになろうとは……。しかも今度は、僕の上司になるという。何という運命のめぐり合わせ! ならば、その宿命に身をゆだねようじゃないか。僕はアーマンドに、盗賊ギルドに加わる意志を伝えた。すると、あとふたり来るから待っていろと言う。なんだ、ギルドに入りたいのは僕だけじゃなかったのか。
 すぐにもうひとりが来た。彼はギルドに入るために、何年も努力してきたと言った。一体何の努力なのだろう。やっぱり僕みたいに泥棒を繰り返したのかな? とはいえ、待てど暮らせどもうひとりが来ない。イライラしていると、アーマンドがダレロスの庭を出て行ってしまうではないか! 別の場所で何か指示があるのかと思い、彼についていくと、自宅らしき家に入っていった。僕も後を追ってすぐに入り、ギルドのことを聞くと、「ここではまずい。ダレロスの庭に真夜中に来い」との返事。あれ? 今日はもう終わり? もうひとりが来なかったからなのかな……。
 僕は呆然と立ち尽くした。他の奴が来なくったって、主人公の僕がいるんだから話を進めればいいのに! そう考えたあと、すぐに思い返した。この『オブリビオン』では、NPCたちが自由に行動していることを。そして、NPCたちとの人間関係でゲームが成り立っていることを。一筋縄ではいかないことはわかっていたが、まさかこんなことがあるとは! 結局、今日はダメだったとあきらめるしかない。僕はまたさきほど寝た布団に入り、つぎの真夜中まで時間を進めることにした。
あれ? ゴリラとかブタとか言ったら怒っちゃった? まぁまぁ落ち着いて
オイ! なんだよそりゃ! 散々待たせておいて「ナシ」ってどういうこと?

■盗賊になるために試験があるの!? ~三つ巴の泥棒合戦~
さて翌日。お、今度はちゃんと揃っている。昨日はなんで揃わなかったのか、その理由が知りたい
 
えー? テストー? 盗賊ギルドは学校かいな
 ダレロスの庭、真夜中。僕は昨日と同じ待ち合わせ場所に来た。頼む、今日はみんな来てくれ。そう願っていると、今回はすぐに集まった。盗賊ギルドの代表者アーマンドに、僕を含めた入会希望者が3人。これで問題なかろうとアーマンドに話しかける。すると、ギルド入会には試験があるとおっしゃるじゃないか。しかも、3人で競争しろだって? 聞いてないぞそんなの! などと愚痴をこぼす暇もなく、アーマンドは語り続けた。
 アマンティアス・アレクタスの日記を、彼を殺さずに持ち帰った者にギルド入会が許される。彼はそう言った。そして、日記を盗むというクエストが追加される。どうやら僕は、この試練を乗り越えなければならないようだ。――上等じゃないか。人を殺さないように盗む。これは僕が願っていたことだ。何としてでも成し遂げてみせる!
 アマンティアスに関する情報は物乞いが知っているということなので、さっそく近くにいる男に話しかける。彼に5ゴールド渡すと、アマンティアスは神殿地区に住んでいるということを教えてくれた。マップで確認しながら赤いマークを辿っていき、ほどなくアマンティアスの家の前に到着。ようし、いよいよ突入するぞ。
 家の扉を調べるとカギがかかっていので、ピックを使って開錠。どう操作すればわからなかったが、幸いXボタンを押すと操作が自動化されるので、僕は迷わずXボタンを押した。1回目は失敗してピックをひとつ失ったものの、2回目で開錠に成功。ふぅ~。これからは開錠スキルを上げる必要があるな。 家の中に入ると、すでに競争相手のひとりが潜入している! 遅れをとるわけにはいかないぞ。マップを開き、日記が置いてある場所を確認。すぐにその地点へ駆け込み、戸棚を調べると、アマンティアスの日記の入手に成功! やったぜぃ~!
念のためメニュー画面で内容を確認。しかし、何のために日記なんか盗むんだか
こらまたブサイクやね。情報屋さん。しかも悪そうなことこのうえない
   
さて、これから盗みに行くお家はどこかいなー。近いといいなぁ
家のカギは「開錠」でオープン。でも、意外とこれが難しい
   
あ、先に誰かが来ていやがる!おい、ちょっとまて! そこのブサイク!
なんとか間に合った! でも、日記を盗まれるって、お金を盗られるよりもいやだろうなぁ
「隠密」中は、画面中央に目のようなマークが表示される。客観的に見ると腰を落として、ややかがんだ状態になっているようだ
 カギがかかった扉を開けるには、ピックが必要となる。ピックを自分で操作して開けることもできるが、開錠に失敗するとピックを失ってしまうので技術が必要だ。初心者には、Xボタンを押すとピックの操作を自動化してくれるオート機能がオススメ。面倒な作業を手っ取り早くこなすには重宝する機能だ。
  また、他人に見られたくない行動をする場合、隠密モードを活用することになる。これは、左スティックを押し込むことで、体をかがめてこっそりと行動するというモード。さらに、画面中央に眼のマークが表示され、他人に見られている状態かどうかを確認することができるのだ。盗賊や暗殺者には必須のテクニックといえるだろう。
他人の日記を片手に夜の街を走る。さて結果報告を…って、誰もいねぇ!
 
なんか不思議なんだけどさ、なんでドロボーの話をするのに屋外は安全で、誰もいない家の中は危険なんだ?
 クエストが更新され、あとはアーマンドに報告するのみだ。僕は足早にダレロスの庭へ向かった。そして無事たどり着いたのだが、そこにアーマンドがいない。なんじゃそりゃあ! どっか行っちゃったのか? 待っててくれたっていいのに~! クエストの内容を改めて確認すると、「真夜中のうちに報告」の文字が。時刻は現在午前3時37分。もう真夜中じゃないってことっすか! まいったな~。
 前の晩に行ったことがあるので、覚えていたアーマンドの家へ行ってみた。やっぱりここにアーマンドはいたけど、以前と同じように「ここではまずい」と連れない返事。仕方がない。また睡眠をとって時間を進め、真夜中に出直そう。
 つぎの日の夜。アーマンドはダレロスの庭に来た。そして、なぜか僕に敗れたふたりの入会希望者たちも来た。何しに来たんだろう。とにかく僕は安心して、アーマンドに試験のことを話した。すると彼から「おめでとう!」の祝辞。いや~、成功するってとっても気持ちがいいもんですね。ホントはすごく悪いことをしたんですが。
 なんだかんだ手間がかかったが、ようやくギルドマスターのグレイ率いる盗賊ギルドに入会できた。入会のさい、アーマンドに言われた盗賊ギルドの3つの掟を紹介しておこう。
 1.ギルドの仲間から盗みを働いてはならない
 2.仕事中に誰かを殺してはならない。動物や怪物ならばOK
 3.貧しい者から盗んではならない

  なるほど。1は当たり前としても、2や3に関しては、僕の性格に合っているかもしれない。いわゆる義賊というやつだろう。グレイという男、なかなか見上げた奴だ。僕が英雄を志したときは、泥棒というだけで単純に悪党だと判断していたが、世の中そんなにシンプルではないのかもしれないな。よし、これからは金持ちの奴らから金品を巻き上げて、天下の大義賊として名を馳せてやる。がんばるぞ。オー!
で、しかたがないのでまた1日を寝て過ごし、翌日へ時間を進める。寝場所はいつもの道端の布団
時間を合わせ、深夜に起床。おぉ、今度は話が進んだ。これで見事、盗賊ギルドに仲間入りだ!
スタートから盗みを繰り返してきたわけだけど、結局、盗賊になってしまった。あ、日記専門のドロボーになったらどうしよう…
 というわけで今回は、盗賊ギルドに入会するまでのいきさつをレポートした。途中、NPCの恋愛話があったり、集合しろと言われていたNPCが来なかったりと、『オブリビオン』の世界のなかでNPCたちが自由に生活している様を改めて見せつけられた。
  次回は、盗賊ギルドに入会した筆者が、盗みを働きながら生活する姿を報告したいと思っているのでお楽しみに。

The Elder Scrolls IV:オブリビオン
メーカー: スパイク
ハード: Xbox 360 / PS3
ジャンル: RPG
発売日: 2007年7月26日(木)(Xbox 360版) / 2007年9月27日(木)(PS3版)
価格: 8,190円(税込)
CERO: D(17歳以上対象)
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The Elder Scrolls(tm) IV: Oblivion(tm) (c)2007 Bethesda Softworks LLC, a ZeniMax Media company. The Elder Scrolls, Oblivion, Bethesda Game Studios, Bethesda Softworks, ZeniMax and related logos are registered trademarks or trademarks of ZeniMax Media Inc. in the U.S. and/or other countries. Published and distributed by Spike Co., Ltd. with Bethesda Softworks LLC.
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