プレイレポート
 
モガの森、村の便利さを体験『モンスターハンター3(トライ)』試遊レポ
2009.07.30
関連URL:『モンスターハンター』シリーズ ポータルサイト
 
 2009年7月22日(水)、東京・新宿にあるカプコン東京支店において、8月1日(土)発売予定の『モンスターハンター3(トライ)』の先行体験プレイを行った。

『モンスターハンター3(トライ)』の先行体験プレイを実施した、カプコン東京支店の一室

 『モンスターハンター3(トライ)』は、プレイヤーは、モンスターを狩猟することを生業とするハンターとなり、狩猟生活を送るハンティングアクション『モンスターハンター』シリーズの最新作。対応機種がWiiということで、Wiiリモコンとヌンチャクを使用した新たな操作方法でプレイがすることが可能になった。それに加えてクラシックコントローラにも対応しており、従来のシリーズ作品に近い操作方法でもプレイできる。

 今回の先行体験プレイでは、発売前の同作を一足先にプレイ。1人用の「シングルモード」の活動拠点となる「モガの村」や、時間を気にせず採取や狩猟ができる「モガの森」といった新要素を体験。さらに、ゲーム中に登場する一部のクエストにも挑戦した。今回はその模様をお届けしていこう。

※画面写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます。

シングルモードの拠点「モガの村」便利な施設を一挙に紹介
 1人用のシングルモードでは、「モガの村」が活動の拠点となる。村は活気に満ち溢れ、様々な村人達が生活を営んでいる。

▲「モガの村」の全景。漁業が盛んな漁村である
▲プレイヤーの住居である「マイハウス」の様子
▲こちらは、様々な素材を入手できる「農場」
▲村長 ▲村長の息子
▲農場長とアイルーたち ▲漁港の女主人
▲交易船の船長 ▲さすらいのコック
▲加工屋の竜職人 ▲看板娘

 「モガの村」には、従来のシリーズにあった、アイテムを購入する「雑貨屋」や、武器を生産する「武具屋・加工屋」といった施設に加え、新しく便利な施設が用意されている。ここでは、筆者が体験した各施設を紹介していこう。

●農場
 本作における農場は、「アイテムを増やす」ことに特化しているという。「薬草」などのアイテムに「モンスターのフン」などの肥料を組み合わせることで、アイテム増やすことが可能だ。なお、農場を利用する際には、「資源ポイント」と呼ばれる特殊なポイントが必要となる。

▲村の中の桟橋の1つから、農場へ行くことが可能 ▲農場では、アイルーたちが働いている

 また、「栽培回数」というものがあり、これを設定した回数分だけ、農場で働くアイルーがアイテムを栽培してくれるのだ。一度にアイルーからアイテムを回収できるので、かなり便利になったと感じた。

▲増やしたいアイテムを選択し、農場長に依頼する

 なお農場では「薬草」のような植物だけではなく、「にが虫」のような虫や、「ニトロダケ」のようなキノコなども増やすことができる。アイテムを増やすという部分ではかなり便利になっている。

▲植物、キノコ、虫を増やすことが可能だ
▲自動で収穫してもらったアイテムは、「収穫BOX」から回収 ▲収穫を手伝ってくれるアイルーたちに、名前を選んで付けることもできる

●狩猟船
 本作で「ハリマグロ」などの魚を入手する場合、「狩猟船」を利用するのが便利だ。村に居る「漁港の女主人」に話しかけることで、狩猟船を利用することができる。

▲こちらが「狩猟船」。漁からモンスターの狩猟までこなすという ▲「海の民」と呼ばれる船乗り達が、ハンターの依頼に応えてくれる
▲船乗り達を束ねている女主人。その日の海の状態なども教えてくれる

 漁を行う「漁場」を決め、必要な「資源ポイント」を支払うことで漁の依頼を受けてもらえる。漁場ごとに必要な日数が異なり、捕れるアイテムの種類も違ってくる。それに加えて、海の状態によっても水揚げ量などに変化が生じるので、状況によって計画を練る必要があるというわけだ。

 狩猟船が戻ってくると、魚などのアイテムを大量に入手できる。また、水揚げされたアイテムを「資源ポイント」に換算することも可能だ。日数はやや長くかかってしまうが、それに見合った価値のあるアイテムなどを入手してくれるので、こちらもかなり活用できる要素だと感じた。

▲漁場によって、捕れる魚の種類が違う ▲水揚げされた魚などを「資源ポイント」に換算することも可能

●交易船
 「交易船」の船長に話しかければ、クエストなどで手に入る「特産品」と呼ばれるアイテムを、素材やアイテムと交換できるのだ。ちなみに交易船が停泊している日数は限られているので、欲しいアイテムがある場合は早めに交換する必要がある。

▲黒い帆が印象的な「交易船」。ある日程ごとにモガの村を訪れるようだ

 例えば「虫あみグレート」が欲しい場合、まず交易品リストから「虫あみグレート」を選択。すると「交易値」のゲージがたまるので、あとは「特産値」のゲージがそれ以上になるように特産品を選べば「取引成立」となり、「虫あみグレート」が入手できるというわけだ。

▲便利なアイテムから素材の中から、欲しいアイテムを選択 ▲もらいたいアイテムに見合う分、特産品を支払う
▲特産値と交易値のゲージが吊り合えば取引成立 ▲交易品を交易BOXの中から受け取ろう

 交易には「通常交易」と「希少交易」が存在し、希少交易の方が良いアイテムがもらえる分、要求される特産品もレアなものになる。さらに、交易船が村を訪れている時は、雑貨屋でアイテムを半額で購入できる。
 多く手に入りすぎてしまったアイテムと、欲しいアイテムを交換できるというのは非常に魅力的で、欲しいアイテムに見合うように交易品を選択するのも楽しく感じた。

▲通常交易以外にも、レアなアイテムが入手できる希少交易も ▲交易船来航時には、雑貨屋半額セールを実施

●食事場
 「さすらいのコック」という名のアイルーが食事を作ってくれる「食事場」。2つの食材を選ぶと食事を作ってくれる。食事を食べればステータスが上昇したり、ピンチの時に攻撃力が上がる「ネコの火事場力」などの、プラスの効果を得られる「食事スキル」がランダムで発動する。なお食事場は、お金と「資源ポイント」のどちらでを支払っても利用できる。

▲食事を作ってくれる「さすらいのコック」。食材に関して熱く語るシーンも

 本作では、食材の調理法を「炒める」「煮込む」「蒸かす」「揚げる」の4つから選択可能。調理法によって、「食事スキル」の内容が変化する。また、食材の中には“新鮮”なものもあり、これを使用すればより「食事スキル」が発動しやすくなる。
 様々な調理法を選択できるようになり、さらに「食事スキル」が発動しやすくなる“新鮮”な食材の存在など、ますます食事場を利用しやすくなった印象だ。

▲新鮮な食材や調理方法を選択し、好みのスキル発動を狙うのもいいかも
▲お金と「資源ポイント」、どちらでも支払うことが可能 ▲ステータス上昇効果も大きな魅力である

●マイハウス
 「マイハウス」は、モガの村におけるプレイヤーの居住スペース。アイテムを整理したり、装備を変更したり、ベッドで寝てセーブすることなどができる。

▲開放感のあるマイハウス。海が一望でき、眺めも楽しむことができる

 本作では、大剣やランスなど近接武器を使用する「剣士」と、ボウガンを使用する「ガンナー」に、それぞれ専用のアイテムポーチが用意されており、それぞれに別のアイテムを入れておける。例えば剣士の場合は砥石など、ガンナーの場合は各種弾薬などがそれぞれ必要となるので、剣士、あるいはガンナーに装備を変更する度にアイテムを整理する必要がなくなるわけだ。
 マイハウスに置かれたアイテムBOXではアイテムの整理、装備の変更、調合やアイテムの売却などが可能。好きな装備の組み合わせを登録できる「マイセット」の機能も用意されている。さらに、髪型やインナーなどを変更することもできる。

▲基本的に前作までの機能はあり、剣士用、ガンナー用で異なるポーチが用意されているので、アイテム整理がさらに便利に
▲髪型や髪の色も自由に変更できる

 また、マイハウスの中にはインテリアを設置することも可能。インテリアはキノコ型のランプなど様々な種類があり。インテリアは交易船などを通じて入手でき、コレクション要素としてもかなり楽しめる部分だと感じた。

▲色々な場所にインテリアを設置して、気分転換が可能

●雑貨屋&武具屋・加工屋
 回復アイテムや、採掘に使用するピッケルなどを購入できる「雑貨屋」では、狩りに備えて、便利なアイテムを準備できる。なお、購入したアイテムを即座にアイテムBOXへ送ることも可能だ。

▲狩りに役立つアイテムを購入することができる「雑貨屋」

 さらに、武器や防具を新たに購入することができる「武具屋」や、持っている武器、防具を強化したり、素材から武器、防具を生産できる「加工屋」も登場。様々な武具を作り出すことができる施設となっている。

▲お金を払うことで、新しい装備を購入することができる「武具屋」
▲「加工屋」では、素材を使用してアイテムを生産したり、強化することができる
▲装備品はプレビュー画面で試着した状態で、そのビジュアルを確認できる

制限時間無し&何度でも復活可能な「モガの森」
 モガの村の周囲には「モガの森」と呼ばれる森が広がっており、プレイヤーは自由に探索することができる。ここでは通常のフィールドと同じように、素材を探索したり、モンスターを討伐して素材を剥ぎ取るといったことが可能。だが、時間制限は無く、何度力尽きてもペナルティも無いのでいつまでも探索することが可能だ。

▲モガの森へは、村から自由に向かうことが可能だ
▲時間を気にせず自由に探索することが可能。アイテムも通常のフィールドと同様に入手できる

 またモガの森では、「クルペッコ」や「リオレイア」といった大型のモンスターが登場することも。大型モンスターたちの貴重な素材を入手するチャンスもある。

▲様々なモンスターが登場。腕試しにも最適 ▲大型モンスターが飛来することも

 実際にプレイしてみたところ、この日は大型のモンスターが割りと頻繁に登場する日だったようだ。素材を入手できるチャンスでもあるが、苦手なモンスターとの立ち回りを学習する機会でもあるので、初心者のプレイヤーはモガの森を活用し、さらに腕を磨けるだろう。

 また、モガの森などで見つけたアイテムの中には、「資源ポイント」に換算することが可能なものも。アイテムの資源化は、村に居る村長の息子が請け負う。村の各施設をより多く利用したい場合、モガの森での探索がかなり重要になってくる。

 ちなみに村長の息子からは、その日ごとにどんな大型モンスターが頻繁に登場するかを教えてもらえる。登場しやすいモンスターの種類はその日ごとに変化するので、討伐したいモンスターが出やすい日を狙ってモガの森に出掛けてみてもいいかもしれない。

▲村長の息子は、出現しやすい大型モンスターなど、モガの森の状態を教えてくれる
▲アイテムを「資源ポイント」に換算することが可能。村の施設をより利用したい場合には重要だ

欲しい素材をメモ、モンスターを記録「ハンターノート」
 本作では、ゲームプレイにおける様々な情報が記載された「ハンターノート」が用意されている。ハンターノートはメニュー画面から簡単に呼び出すことが可能。その中には、アイテム同士を掛け合わせる「調合」のリストや、操作方法を記載した「ハンターの心得」などを記載。さらに、「モンスターリスト」と「メモ帳」といった機能も用意されている。

 「モンスターリスト」は、モンスターたちの詳細や討伐した数などが記載されたもの。以前は雑貨屋などから購入することで情報を入手できたが、本作ではWiiリモコンを使用した登録方法だ。
 Wiiリモコンとヌンチャクでの「フリースタイル操作」でのやり方は、ハンターノートを表示させた状態で「Zボタン」を押し、画面上にポインタを出現させる。そして、実際にフィールド上に居るモンスターにポインタを合わせ、「Aボタン」を押しっぱなしにしながら画面右下のマークに引っ張っていき、後はボタンを離せば登録が可能だ。

▲ハンターノートを選択し、ポインタを出現させる。ポインタをモンスターに合わせれば、その名前を確認可能
▲ポインタを右下のマークに引っ張って登録すれば、モンスターの詳細を確認できるようになる

 今までと違い、実際に目にしたモンスターでなければ登録することができず、Wiiリモコンを使用した操作は直感的なので、これまで以上に探索している感覚を楽しむことができる。

 「メモ帳」は、加工屋で、自分が生産したい武具に必要な素材をメモすることなどに活用ができるという、非常に便利な機能。やり方は「モンスターリスト」の場合と同じく、「加工屋」のリストを表示した状態でポインタを出現させ、画面右下のマークに引っ張って登録すれば良い。
 また、村人が欲しがっているアイテムなどを登録することもできる。今までありそうで無かった便利な機能であり、どの素材が必要かをいちいち確認しに戻る必要も無いので、非常に使い勝手の良いシステムである。

▲「!」マークにポインタを合わせ、右下のマークに引っ張ることで、武器や防具の生産、強化に必要な素材をメモすることができる
▲集めたい素材をクエスト中に確認できるので便利だ

2種類のクエスト挑戦!「連続肉焼き機セット」も試してみた
 さらに筆者は、ゲーム中に用意されている序盤の2つのクエストに挑戦した。クエストは、クエストカウンターの看板娘に話しかけ、挑戦したいクエストを選択すればよい。

▲本作でも、アイテムの採取やモンスターの狩猟など、さまざまなクエストが登場する

 今回挑戦したクエストのうちの1つは、砂原のフィールドで、大型のモンスター「ドスジャギィ」を捕獲するというもの。筆者はスラッシュアックスを装備して挑んだ。
 フィールド上でドスジャギィに遭遇し、挑んだものの、体を転がしながら突進してくるドスジャギィの動きや周囲にいるジャギィの攻撃に翻弄され、何度かダメージを受けて、逃げられてしまう。捕獲が目的なので、「落とし穴」や「シビレ罠」にかけたところを、「捕獲用麻酔玉」をぶつける必要があるのだが、なかなか罠にかけることもできない。結局クエスト失敗という、ふがいない結果に終わってしまった。
 ちなみに筆者は「フリースタイル操作」でプレイしたのだが、左手に持ったヌンチャクでガード、右手のWiiリモコンで攻撃と、従来の操作方法と比べても違和感がなかった。ただ、Wiiリモコンの「+」「-」「1」「2」のボタンでメニューなどを開く必要があるので、慣れるには少々時間がかかると感じた。

 もう一方のクエストでは、水辺に棲むモンスター「ルドロス」を複数討伐するという内容。水中では、十字キーで進む方向を決めるという操作が必要で、モンスターを攻撃する際は上下の位置調整が肝心なので、最初はなかなか慣れなかった。しかし、地上とはまた違った立ち回りでモンスター討伐を楽しむことができるので、新鮮な気持ちでプレイできるのではないだろうか。

 なお、水中では酸素ゲージが徐々に減少し、ゼロになる前に水面に上がるか、酸素補給ポイントで補給するなどの必要があるが、ゲージの減り方はかなり緩やか。そのため水中でも、特に意識せずとも地上と同じように探索や狩猟ができると考えてよい。

 ちなみに、クエスト中に新登場のアイテム「連続肉焼き機セット」を使用してみた。これは、「生肉」を焼いてスタミナゲージを回復させる「こんがり肉」などに変化させられる「肉焼き機セット」の新バージョン。肉を焼きあげた瞬間、「Zボタン」を押しながらリモコンを上に振り上げることで、さらに次の肉を連続で焼き始めることができるというもの。
 慣れるまでタイミングが難しいが、リズミカルに肉を焼き続けられるので、今まで1個ずつ肉を焼く必要があった肉や機器と比べ、より効率的に「こんがり肉」を作り出すことができ、便利に感じた。

 今回の体験プレイで何よりも感じたのは、拠点となる村の設備がかなり充実したということ。アイテムを増やしたり、不要なアイテムとほしいアイテムを交換できたりといった機能は魅力的だろう。
 また、モンスターリストにメモ帳機能など、Wiiリモコンを使用した直観的な操作方法が用意されていることも、実際に“狩猟生活をしている”という感覚を顕著に感じ取れた。
 さらに、筆者が最も素晴らしいと感じたのは「モガの森」の存在。時間を気にせずにいくらでも探索が可能だし、ペナルティを気にかけずに大型モンスターに挑めるのも魅力的。初心者ハンターが修練を積むのにも最適だと感じた。

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■関連リンク
『モンスターハンター3(トライ)』公式サイト
『モンスターハンター』シリーズポータルサイト

『モンスターハンター3(トライ)』
ハード: Wii
メーカー: カプコン
ジャンル: ハンティングアクション
発売日: 2009年8月1日(土)
価格: <通常版>7,340円(税込)
<クラシックコントローラPROパック>8,490円(税込)
プレイ人数: 1〜2人(オンライン時:最大4人)
CERO審査: 「C」(15歳以上対象)
 

(C)CAPCOM CO., LTD. 2009 ALL RIGHTS RESERVED.
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