新作紹介  
王道と洗練!『ロストオデッセイ』こだわりのゲームシステムに迫る
2007.12.05
関連URL:『ロストオデッセイ』公式サイト
 
 ついに今週木曜発売となる、マイクロソフトのXbox 360用大作RPG『ロストオデッセイ』。これまでジーパラでも3回に渡って本作の魅力を特集してきたが、今週はいよいよ、その特徴的なゲームシステムについて紹介していくこととしたい。

 これまではその壮大なストーリーや登場人物にばかり焦点を当ててきたが、『ファイナルファンタジー』の生みの親・坂口博信氏が手がけるだけあって、ゲームシステム面でも魅力の多い本作。『ロストオデッセイ』という作品を築き上げるにあたって、果たして坂口氏はどんな仕掛けを盛り込んだのか。その目でしかと見届けてみてほしい。

※画面写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます。
■王道と洗練、究極のRPGがここに


  といっても、フィールドを歩いて、敵とエンカウントするとバトルに突入、すべての敵を撃破するとふたたびフィールドへ――といったゲームの流れは、これまでのRPGのスタイルを踏襲。戦闘もオーソドックスなコマンド入力形式となっており、あくまで「王道」路線を貫く、坂口氏のこだわりがうかがえる。坂口氏の作品をどれかひとつでも遊んだことがある人にとっては、懐かしささえ感じられる作風と言えるかもしれない。
  しかし一方で、様々な能力を持つ指輪の合成、レベルアップとともに習得していく豊富なスキルなど、もちろん本作だけの要素も数多く存在する。洗練されたゲームシステムと、「昔ながら」の手触り。坂口氏が追い求めてきたRPGの「究極形」が、ここにあると言っても決して過言ではないだろう。
  ここではそんな、本作の特徴的な要素の数々を紹介するぞ。
装備者の秘めた能力を引き出す「指輪」

 プレイヤーは戦闘や探索によって手に入れた素材を使うことで、様々な効果をもった「指輪」を合成することが可能。指輪の効果は、属性追加やダメージアップ、壁破壊、吸い取りなど様々で、状況に応じて的確な指輪を合成・装備し、使いこなすのがバトルの大きなポイントとなる。
  ただし、指輪の効果をフルに引き出すには、装備しただけではダメ。攻撃時に表示されるリング型マーカーに合わせ、右トリガーをタイミングよく「はなす」ことで、はじめて指輪は真価を発揮することができる。トリガーをはなすタイミングによって効果は3段階に変化するので、常に緊張感のある戦闘が楽しめるぞ。
  また、合成した指輪はさらに別の素材と組み合わせることで、より上位のものを生み出したり、トリガーのタイミングがとりやすくなるなどの改造を施すこともできる。自分に合った指輪を探し、生み出すのも『ロストオデッセイ』の大きな楽しみのひとつだ。


【リング合成】
材料さえあれば、リングはいつでも合成することが可能。新しい素材を手に入れると、新しいレシピが見つかることも

【エイムリングシステム】
狙うは二つのリングが重なるその瞬間。タイミングによって「Perfect」「Good」「Bad」の3段階に評価が分かれる


不死者は仲間から「スキル」を吸い取り、成長する

 ヤンセンやトルタンといった通常のキャラクタが、レベルアップとともに自動でスキルを覚えていくのに対し、カイムやセスたち「不死者」は、彼らからスキルを「吸収」することで新たなスキルを身に付けていく。
  具体的には、あらかじめリンクするキャラクタとスキルを決めておくと、戦闘後に入手したスキルポイントによって「不死者」もやがてそのスキルを覚え、使うことができるようになるというもの。普通のキャラクタは、決まったスキルしか覚えることができないが、「不死者」はリンクさせておくメンバー次第で、好みのスキルを覚えさせることができるというわけだ。
  また、これ以外にも「アクセサリー」を身に付けることで、そのアクセサリーが持つスキルを使うことが可能。もちろん「不死者」はアクセサリーからもスキルも吸収することができるぞ。


【スキルセット】
不死者の場合、習得したスキルはセットすることで使用可能に。物語の進行によってセットできる数も増えてゆく。

【スキルリンク】
不死者は仲間のスキルを吸い取って成長。どのスキルを憶えさせるかで、様々なキャラクタに成長していく


衛の危険度を大きく左右する「GC」

 戦闘画面右上に表示された「P-GC」と書かれたゲージ。これは前衛メンバーが後衛メンバーをどの程度守っているかを表したもので、これが高ければ高いほど、後衛が敵に狙われにくくなり、また受けるタメージも軽減される。逆にこれが減った状態では、敵に狙われやすく、しかも大打撃を受けやすいというわけだ。
  GCは敵の特殊能力によって減ったりする一方、逆にスキルなどによって上げることも可能。GCが高い時は安心して攻撃に参加し、GCが低い時は防御に専念――といった具合に、常にGCの値に注意しながら戦闘を行うのがポイントだ。


【GCが高い時】
見方のGCを引き上げるウォーラの魔法。GCが高ければ、後衛も安心して攻撃に参加することができる

【GCが低い時】
敵の攻撃によってGCがダウンし、後衛が狙われやすくなっている状態。そのままでは全滅の危険性も……


RPGを知り尽くしているからこその「テンポ」

 本作が特にこだわったのが、ゲーム全体の「テンポ」。物語の進み方、エンカウントの頻度、1回の戦闘時間、歩くスピードなど、すべてにおいてプレイヤーがストレスを感じないようなテンポで調整されているという。練り込まれたグラフィックや演出が、ハイスピードで流れていく快感。その中に組み込まれた、RPGの神髄とも言える「戦略性」……。こればかりは実際に触ってみなければ伝わらないと思うが、RPGを知る坂口氏ならではの絶妙な「テンポ」に、遊ぶ際は注目してみてほしい。

【イベントシーン】
イベントシーンも快適さを重視。濃密な演出やセリフの応酬が、流れるようなテンポで展開されていく

【ワールドマップ】
一度行ったところには、ワールドマップ上からいつでも移動することが可能。このあたりもストレスを感じさせない



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『ロストオデッセイ』
ハード: Xbox 360
メーカー: マイクロソフト
ジャンル: RPG
発売日: 2007年12月6日(木)発売予定
価格: 7,140円(税込)
CEROレーティング: C区分(15歳以上対象)
(c) 2007 MISTWALKER, INC./I.T. PLANNING, INC. All Rights Reserved.
(c) & (P) 2007 Microsoft Corporation. All Rights Reserved.
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