日本一ソフトウェアより、2009年8月6日(木)に発売される、プレイステーション・ポータブル向けソフト『流行り神3 警視庁怪異事件ファイル(以下、『流行り神3』)』。本作は、「首なしライダー」や「テケテケ」といった、誰もが一度は聞いたことのある噂話“都市伝説”にまつわる怪事件を、プレイヤー扮する刑事が解決へと導くホラーアドベンチャーゲームだ。
シリーズ完結編にあたる本作は、前作『流行り神2 警視庁怪異事件ファイル』のエピソードから約1年が経過した状態から物語が始まる。行動を選ぶ「カリッジ・ポイント」や、謎をより深く考える「セルフ・クエスチョン」、物語に登場した人物の人間関係をはじめとする情報の整理が行える「推理ロジック」など、シリーズお馴染みの要素は本作でも健在。そのほかにも、新キャラクタの追加や、システム環境の調整なども行われている。
第一報となる今回は、本作の登場キャラクタや見どころを、スクリーンショットと共に紹介していこう。
※画面写真をクリックすると、拡大したものを見ることができます。
| 警察史編纂室に所属する警部補にして本作の主人公。年齢は25歳。国家公務員第1種として警視庁に採用され、一時期は捜査一課に所属していたが、とある怪異事件の捜査をきっかけに今の部署に異動となる。怪異事件に対して、科学的にもオカルト的にも思考を広げることの出来る柔軟な思考力を持つ。 |
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| 警察史編纂室に所属する巡査部長で、29歳の独身。ベテラン刑事然とした風貌を持つ体育会系刑事。礼儀正しい熱血漢でその見た目にたがわず腕っ節も相当強い。しかし、流血や怪談、怪奇現象に拒否反応を示すなど、意外な一面も持ち合わせている。 |
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| 風海や小暮の上司で、階級は警部。警察史編纂室のヌシとして、日々業務ではなく公営ギャンブルや昼寝にいそしんでいる。部下達が関わっている事件に興味が無いのか、常にダラダラとしているが、稀に含蓄のあることを言って周囲を驚かせる謎の人物。怪しげな大阪弁を話す。 |
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| 警察史編纂室に所属する警部補。年齢は25歳。学生時代に渡米しプロファイリング技術を習得。帰国後、入庁し、科学捜査研究所プロファイリング研究チームの一員としてその知力を遺憾なく発揮していた。オカルトの存在を全面否定しており、オカルトを容認する風潮を持つ編纂室のあり方を変えるべく情熱を燃やし、あえて編纂室に異動してきた。毒舌で常に高飛車な態度をとるが、自覚は皆無。 |
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警視庁刑事課の警察官。その見た目と愛想の良さから、周囲の上司や女性陣に可愛がられている。オカルトオタクで、編纂室が扱う事件にも興味を持っている。 |
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| 物語は、第零話「客の消えるブティック」から始まる―― |
本作は、本編は5話+アルファのシナリオで構成されており、登場人物の感情の機微や、惨劇シーンなどが描かれている。その中のひとつである第零話では「客の消えるブティック」では、主人公・風海たちの元に、失踪した中学生の女の子“峰岸紫音”を探して欲しいという捜査依頼が舞い込んでくるところから始まる。ここでは、第零話のあらすじを見ていこう。
同じ庁舎内にある捜査一課が、巷を騒がせている“有名政治家失踪事件”忙殺されているのとは対照的に、編纂室のメンバーは今日も時間を持て余していた。彼らが扱う怪異事件など、そう頻繁に起こるものではないからだ。書類作成や資料整理といったルーチンワークに勤しむ彼らの元に、行方不明人の捜査依頼が舞い込む。
依頼者は峰岸さおり。探して欲しいのは中学生になる娘「峰岸紫音」だという。他の部署では、政治家失踪事件の捜査で忙しく、「ありがちな家出だろう」として取り合ってもらえなかったため、回りまわって編纂室に話を持ってきたのだと語る。
市民に貢献するのも公僕の仕事、と捜査を引き受けた編纂室メンバーは、紫音の友人“志乃田真由美”から紫音がよく顔を出す店の情報を聞きだす。真由美自ら案内してくれたその店は、中学生には到底似つかわしくない――彼女たち小遣いではとても手の出ないような品が並んだブティック「SHUUU!!」だった。紫音や真由美は頻繁にこの店に出入りし服や靴を買うのだという。親の金を湯水のように使っているという真由美の言葉に、編纂室メンバーは頭を抱える。彼女たちの派手な振る舞いがきっかけとなって、なんらかのトラブルに紫音が事件に巻き込まれている可能性も考えられるようになってきた。
真由美が2つ目に案内した店も、若い女性に圧倒的な人気を誇るブティック「K * オルレア」だった。この店にしても風海や小暮などからすると尻込みする価格の商品が並んでいるが、店内では中高生達が幸せそうな笑顔で次々と服を買っていく。「K * オルレア」のオーナー“高嶋紅”は、彼女達のカリスマであり、彼女の言動や生み出す商品は、信仰の対象の域にまで達しているようだった。
紫音の失踪は、どうやら「K * オルレア」来店前後と見られ、当時の店内の視カメラの画像をチェックしてみるが、そこには奇妙なものが映っていた――いや、映るべきものが映っていなかった。ビデオには、試着のために試着室に入った紫音の姿が映っている、その後試着室から出てこず、服だけを残して忽然と姿を消していた。
試着室から紫音が消えた? それともビデオに細工がされているのか?
困惑する一同の前に、さらに奇妙な情報がもたらされる。現在「K * オルレア」が建っている場所に以前あったブティックでも、今回の紫音のように試着室に入った客が行方不明となった事件が複数発生しているというのだが――。
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| 警察史編纂室に紫音の捜索を依頼する、母・峰岸さおり。 |
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| 人のようにも見えるが、果たしてその正体は… |
本シリーズは、基本的にテキスト選択型のアドベンチャーとなっているが、そのほかに独自の要素として「セルフ・クエスチョン」「カリッジ・ポイント」「推理ロジック」「FOAFデータベース」といった多様なシステムが用意されている。これらのシステムを駆使して主人公たちの前に立ちはだかる“怪異事件”を解決へ導こう。
「セルフ・クエスチョン」では、それまでの状況や推理を整理し、今後の捜査方針を決定することになる。ここでの選択によって、その後のシナリオ展開に大きな変化が出る場合がある。そして、最大の選択肢と言えるのが“科学ルート”と“オカルトルート”の選択。どちらを選ぶかによって、同じ事件でもその後の展開や事件の真実がまったく違ったものになる。
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| 選択次第で物語は全く違った展開を見せる |
「カリッジ・ポイント」は、通常の選択肢の一部に使用する特別なポイントシステム。プレイヤーが持つ「カリッジ・ポイント」は各話ごとに決められており、全て消費してしまうと、以降はポイントを必要とする選択ができなくなるので、使いどころを考えて使用することが重要だ。
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「カリッジ・ポイント」が必要な選択肢に遭遇すると、
オレンジ色のマークで表示される |
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「カリッジ・ポイント」を使い切ると、
ポイントが必要な選択肢を選択できなくなる |
「推理ロジック」は、事件の核心に迫るための重要なシステム。ゲーム中で手に入れたキーワードや人物を組み合わせることで、事件とその関係者の相関図を作っていくことになる。
シナリオのプレイ中は、いつでも「推理ロジック」を編集可能となっているので、こまめに手持ちの情報を整理しておくと、後々のまとめの際に役立つ。各話の終盤では、最終的な「推理ロジック」の完成が求められ、この際に作り上げたロジックのないようによって、その後の展開やプレイ評価が変化。
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登場した人物は相関図に組み込まれ、
キーワードはスロットの回答材料として登録される |
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| 様々なキーワードを集め推理することで事件を解決に導こう |
「FOAFデータベース」は、ゲーム中に登場する警察やオカルトなどの200項目に及ぶ専門用語・単語を閲覧することが可能なデータベース。ゲーム中に警察用語やオカルトの専門用語が登場すると、特殊な演出が入りデータベースに登録される。手に入れたデータベースのファイルは、「メインメニュー」から好きなときに読むことが可能だ。
また、「FOAFデータベース」はシナリオのあちこちに散らばっており、時には複雑な分岐の先や、バッドエンド直前で入手できるものも存在している。
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今回は、「赤い紙、青い紙」のほか、「ジャンピング爺ぃ」
「ジャコツ婆ぁ」「消えるヒッチハイカー」「べとべとさん」
「人面犬」
といったオカルト用語が収録されている |
ルートによって物語が違った顔を見せる本作では、「分岐ツリー」や「バックログ」「スキップ・オートプレイ」などのプレイする際に役立つシステム環境が前作以上に整えられている。「分岐ツリー」に関しては、シナリオの全体像を把握できるので、シナリオが分岐する箇所などを確認できる。もちろん、すでに通過したシナリオを読み直すことも可能だ。
そのほか、ゲーム内で条件を満たすことで、シリーズの音楽を手掛ける酒井良氏による楽曲が聴けるようになっていく「音楽鑑賞モード」も用意されている。
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| 快適にゲームをプレイするための機能を多数採用している |