プレイレポート  
殺られる前にヤレ!
Xbox 360 『Halo 3』プレイ日記
2007.10.22
関連URL:『Halo 3』スペシャルサイト
 
■第1回:48時間無料トライアルで「オンライン対戦」を体験
日本では9月27日(木)に発売となった『Halo 3』。メタルケースにボーナスDISCなどを同梱した「リミテッド エディション」も同時発売された
 全世界で累計1,500万本以上ものセールスを記録している人気FPSシリーズ『Halo(ヘイロー)』。2007年9月にXbox 360専用ソフトとして発売となった最新作『Halo 3』も、北米では発売開始24時間で1億7,000万ドルの売り上げを記録するなど、欧米を中心に熱狂的な支持を集めている。
 
 とりわけファンを魅了して止まないのが、世界中のプレイヤーと対戦が楽しめるオンライン対戦の「マルチプレイヤー モード」。シリーズ累計で接続時間が6億5,000万時間を超えるというその人気の秘密に、実際にプレイして迫ってみた。
 ジーパラドットコムの新兵【ピロタ】の戦いぶりと成長(?)を綴るプレイ日記をご覧あれ。


※画面写真をクリックすると、
  拡大したものを見ることができます
全世界で累計1,500万本以上売上げた人気FPS『Halo』シリーズ

 『Halo』とは、2001年にXbox用ソフトとして発売された『Halo: Combat Evolved』を原点とするFPS(1人称視点シューティング)シリーズ。その後同じくXbox用ソフトとして発売された『Halo 2』や、PC向けにリリースされたタイトルも合わせると、全世界で累計1,500万本以上という驚異的な売り上げを記録している。
 シリーズでは、人類最強の戦士「マスターチーフ」と地球外生命体たちとの戦いが描かれており、3部作の完結編となる本作『Halo 3』にて、いよいよその決着を迎えることになる。
 そのように絶大な人気を誇る同シリーズであるが、重厚なストーリーが展開される「キャンペーンモード」以上に魅力的なのが、オンライン対戦を楽しめる「マルチプレイヤー モード」。このゲームモードでは、オンラインサービス「Xbox LIVE」を利用して、日本だけでなく世界各地のプレイヤーたちと対戦し、時にはチームを組んで団体戦に参加するということも可能だ。


■「マルチプレイヤー」にはブロードバンド回線と会員登録が必須

 世界中のプレイヤーと繋がって楽しめる本作の「マルチプレイヤー モード」を遊ぶには、Xbox 360本体とソフト以外に、ブロードバンド回線と会員登録が必要となる。会員登録とは、「Xbox LIVE」におけるメンバーシップへの登録のこと。メンバーシップは、メッセージの送受信やゲームのダウンロードなど基本サービスが利用できる無料の「シルバー メンバーシップ」と、世界中のプレイヤーとオンライン対戦を楽しむことができる有料の「ゴールド メンバーシップ」といった2種類が用意されている。もちろん本作の「マルチプレイヤー モード」を遊ぶためには、後者が必要だ。

 「ゴールド メンバーシップ」の価格は、最小単位で1ヶ月819円(税込)から、最大で12ヶ月5,229円(税込)となっており、長期間の商品ほど1ヶ月あたりの料金が割安になる。購入方法はクレジットカードでの支払い以外にも、ゲームショップやコンビニで買える専用プリペイドカードを利用可能。詳細は、Xbox.comの紹介ページを参照して貰いたい。


■オンライン対戦デビュー! 新兵【ピロタ】は戦場に舞い降りた
種族:スパルタン
得意武器:ショットガン
好きな乗り物:スコーピオン(戦車)
プレイスタイル:自分から勝負はしない
 みなさんこんにちは。この連載で『Halo 3』のオンライン対戦に挑戦するジーパラ所属の新兵【ピロタ】です。ただ新兵といいましても、実は前作のオンライン対戦をそこそこやり込んでいるので、腕にはちょっと自信アリ。だから説明書なんて読まず、操作を覚えながらストーリーも堪能できる「キャンペーンモード」もすっ飛ばし、いきなり「マルチプレイヤー モード」を開始しちゃいます。

 操作キャラクタの「スパルタン」は白ベースで、宇宙船外活動用のパーツを選択したスペーシーなカスタマイズ。ちなみに種族については、遺伝子改良された兵士「スパルタン」に加え、人類と敵対する侵略者「コヴナント」を選択することも可能。またロゴマークは、平和と日本男児であることをアピールする「ピースマーク日の丸」となっています。
 …とまあ、細部までこだわってみましたが、ぶっちゃけ初期設定のキャラと性能に差はありません。あくまで見た目だけ。初期設定でも対戦は問題なく楽しめますので、キャラクタのグラフィックにも妥協しない、こだわり派の方だけトライしてみてください。

 ところで、今回筆者は『Halo 3』のパッケージに同梱されている「Xbox LIVE 48時間無料トライアル」を利用しています。これはログイン後から文字通り48時間、Xbox 360の「ゴールド メンバーシップ」を無料で使用できるというもの。本作に限らず、オンライン対応のソフトには大抵封入されているので、オンラインモードのお試しプレイをしたい場合にはおすすめです。

 さあ、ようやくオンライン対戦開始。まず参加したのは、制限時間内にどれだけ他のプレイヤーを倒せるか、赤青4人ずつのチーム単位で競う「TEAM SLYER」。開始直後、操作を確かめる間もなく敵プレイヤーが目前に迫ってきたので、射撃をしようとLトリガーをひいたら、何故か足下に黒いボールのような物がポロリ。…あ。間違えてグレネード投げた!(射撃はRトリガー)。そして閃光に包まれる! そんなわけで、筆者の初試合は不名誉な自爆で幕を開けました。前作をやり込んだとはいえ、ブランクが1年以上もあると操作を忘れるもの。皆さんも、とりあえず基本操作ぐらいは確認しておきましょう。
 
 有能なチームメイトたちが活躍し、この試合はなんとか勝利することができたものの、明らかに足を引っ張っているのは筆者。試合後も次のゲームには誘われず、一人ロビーに取り残されてとっても寂しい…。「次の試合でもチームを組もうぜ!」と言われるプレイヤーになるため、個人のスキルを磨くことを決意。
タイトル画面で「MATCH MAKING」を選択。その後にサーバーに接続され、ロビーに移動する
「48時間無料トライアル」。記載さたIDを「マーケットプレース」で入力すれば手続き完了
初陣でいきなり自爆した様子を試合後にリプレイで確認してみました。なんて無様なんだ…
また死亡。今度は敵と相撃ち。ちなみに、チーム戦ではキャラクタの色が青or赤になります

■『Halo』独特の「操作感」を確認しながら対戦を重ねていく
UNSC(地球軍)兵士御用達のアサルトライフル」。実弾32発装填。クセがなく使い勝手が良い
 
ターゲットを合わせてRトリガーを引いて発砲だ。同じ武器ならば、反応の速さが勝負を決める
 
筆者の得意武器である「ショットガン」を発見。近距離ならば相手を一撃で仕留められます
 
乗り物「ゴースト」。備え付けのキャノン砲で射撃するより、轢いてしまう方がはるかに強力!
 「個人のスキルを磨くには、やはり個人戦だろう」ということで、最初に参加した「TEAM SLYER」の個人戦バージョン「SLYER」に挑戦します。これは4人のプレイヤーが制限時間内にどれだけ他のプレイヤーを撃破できるか競うもの。各人の腕前が如実に現れるシビアなゲームです。ここで対戦しながら、本シリーズ独特の「操作感」を思い出していこうという作戦。

 さて筆者は、「『Halo』シリーズが他のFPSと違うところは何?」と聞かれれば、「それは、操作感」と答えます。この『3』でもそうですが、キャラクタをジャンプさせると、「跳ぶ」というよりは「浮かんでいる」という感覚を覚えるはず。着地しても衝撃はなく、すぐ次のジャンプへと移行可能。また移動にしても、氷の上をスーッと滑るように動いていきます。同ジャンルの作品としては珍しく、非常に軽快な挙動です。
 
 このように操作感が独特であるため、本作を初めてプレイする場合、大抵は操作に戸惑います。かくいう筆者も、初プレイの際には慣れるまで少し時間がかかりました。これに関しては、実際にプレイして慣れるほか手はなし。本作は挙動のリアルさよりも、「感覚的に動ける」ということを重視した操作感なので、一度慣れてしまえばキャラクタと一体化したような気分でプレイできるのです。

 個人戦「SLYER」で対戦を繰り替えすこと十数回。結局、どの試合でも4人の中で最下位になることは無いが、1位になれたのは1度しかありませんでした。これは、筆者が個人戦よりも仲間と連携しながら戦うチーム戦が得意であることに加え、「自分からは勝負にいかない」というプレイスタイルのためです(もちろん、腕前のせいもありますが)。本来、筆者が得意とするのは、チーム戦での「遊撃」。試合開始直後に敵チームへ先制攻撃を仕掛け、その後は主に味方の援護をしつつ、隙あらば弱った敵を仕留める、といったプレイをします。
 まあ、弱腰でセコいように聞こえるかもしれませんが、チーム戦ではそんなプレイヤーも必要なんです。

 しかし、あくまで筆者のプレイスタイルは傍流のもの。基本的に本作の対戦では、「やられてもいいから、ガンガン攻める」という姿勢が大事です。通常、FPSというジャンルのゲームでは、「遮蔽物に隠れながら攻撃する」のが基本になります。しかし、『Halo』ではとにかく攻めた方が有利。「TEAM SLYER」モードのように、敵を倒した数が問われるルールではもちろん、どんな対戦でも積極的に攻めることが勝利へのカギです。攻守交代でチームの陣地を奪い合う「TERRITORIES」などで守備側にまわる場合も、防御陣形をとるより先制攻撃を仕掛けた方が勝率は高まります。
 
 メインストーリーが展開される「キャンペーンモード」では、敵キャラにやられた場合、デスペナルティはなく、直前のチェックポイントからすぐに再開されます。そして、何回でも敵や障害に挑むことが可能です。このように挑戦を続ける課程で、腕前はグングン上達していきます。「やられてもいいから、ガンガン攻める」という姿勢は、シリーズを通して受け継がれている精神であり、上級者への近道といえるかもしれません。
ウオッ! まずい、仲間を撃ってしまった! とりあえずヘッドセットで「Sorry.」と言ってみる
今回、実弾武器「ニードラー」に代わって大活躍の「スパイカー」。両手持ち可能なのが嬉しい

■「グラヴィティハンマー」! なんという爽快感!「遊撃」にも力が入る
「TERRITORIES」ルールで対戦中。キャラクタの後方にある旗を守りつつ、敵方のものを狙う
 
備え付けの「タレット」(機銃)で弾幕を張る。相手に位置を知られやすいので、引き際が重要
 
チームメイトと共に「ワートホグ」で突入。運転が下手だと、ものスゴく空気が悪くなります…
 じっくり個人戦「SLYER」をプレイした後は、チーム戦にリベンジ。「TEAM SLYER」と「TERRITORIES」で、筆者が大好きな「遊撃」プレイをおこなっていきます。
 「TEAM SLYER」では得意武器の「ショットガン」で至近距離から敵を倒して、仲間を「アサルトライフル」などの中距離用の武器で援護。
 「TERRITORIES」では自分のチームの陣地近くに潜み、「スナイパーライフル」で敵の侵入を防ぎ、備え付けの機銃で弾幕を張ったり、時にはやられるのを覚悟で敵陣に突っ込み突破口を切り開きます。
 全体的に見せ場のないプレイですが、突破口を切り開く時だけは別。たとえやられても、「オレのことは気にせず行けえ!」というヒーロー気分が味わえます。
 
 また、本作から初登場の近接武器「グラヴィティハンマー」が大活躍しています。これは身の丈ほどもあるハンマーで、相手にクリーンヒットさせると一撃で撃破できる威力を持っています。ただ攻撃の挙動が恐ろしく遅く、キャラクタの移動速度も落ちるといった短所もあるので、なかなか使いどころの難しい武器。
 しかし、ハンマーが当たって敵が吹っ飛んでいった時の爽快感はバツグン。さらに筆者はまだ成功していませんが、どうやら乗り物も破壊できる様子。「自分を轢きに来た“ゴースト”を返り討ちにしてやろう」とか、夢が広がります。最初に砂漠ステージ「SANDTRAP」で「グラヴィティハンマー」を見つけ以来、筆者はどのステージでもとりあえずこのハンマーを探すようになりました…。皆さんも機会があれば、強力かつ爽快なこのハンマーをお試しあれ。

 結局「無料トライアル」48時間が終わってみると、およそ60試合ほど消化。個人的には、本作のオンライン対戦の楽しさを堪能するには十分だと思います。ただ残念ながら、一緒にチームを組むような“知り合い”をつくることはできませんでした。大抵の場合、個人戦であれチーム戦であれ、一回の試合が終わったら、全く別のメンバーが参加する試合へと移動します。試合後は他のプレイヤーに話しかけるより、「早く次の対戦をしたい!」というのが多くのプレイヤーの心情。なかなかプレイヤー同士が親しくなりにくいのが実情です。なので、チームを組んでいる仲の良いメンバーは、元より知り合い同士というケースが多いようですね。
ついに「グラヴィティハンマー」を獲得。嬉しさのあまり、戦いの中で戦いを忘れ記念撮影
敵を吹っ飛ばす瞬間に「たーまやー!」と叫べば気分爽快!相手が日本人だと恨みを買う

■世界中のプレイヤーがしのぎを削るオンライン対戦の“実情”
 今回のプレイでは、同時接続数は多くて30万人超。少ない時間帯でも10万人前後といった状況でした。週末ではさらに増えるものと思われます。国別で見ると、圧倒的に多いのが北米。オンライン数を視覚的に示したロビー画面のマップを見れば一目瞭然。西から東までアメリカ大陸を横断する形で多数のプレイヤーが参加しています。次いで参加者が多いのが欧州各国。そして、その他の地域…というのがオンライン対戦の実情です。
 全体からすれば日本の参加者は少ない方ですが、実際の対戦では出会う確率はかなり高め。プレイヤーと同じ国の対戦相手が優先的にマッチングされていることに加え、「最速で相手を見つける」よりも「同国の相手を優先する」というマッチング設定で参加している日本人プレイヤーが多いと考えられます。

 また、日本人同士の対戦を中心に遊んでいるプレイヤーの話を聞いたところ、「日本人同士のほうがボイスチャットを楽しめる」という意見が。ヘッドセットを介して対戦中やロビー内で会話をする場合には、やっぱり日本語のほうが気軽に話しかけられるということでしょうか…?
 ヘッドセットの使い方の傾向としては、欧米プレイヤーがゲームだけでなく雑談や歓声にまで使っている一方で、日本人プレイヤーはあくまでゲームの情報交換が中心。アメリカ人プレイヤーが「ロケットランチャー」を敵に命中させて「YEAAAAAH!!」と叫んでいる脇で、日本人プレイヤー同士が「このライフルのスコープってさあ…」と相談している状況は、それぞれのお国柄が表れているようで興味深いです。
ぜひ拡大してご覧ください。北アメリカ大陸が神々しく光っております。国内全土に『Halo 3』プレイヤーがいる様子。熱狂ぶりが伝わる…
ゲームモードによりまちまちですが、今回プレイしている「SLAYER」系には約3万人が接続中。対戦相手は1分かからずに見つかります

■「48時間無料トライアル」で昔の“カン”は取り戻せた!…かな?
 そんなわけで第1回目となる今回は、「無料トライアル」を利用して本作をプレイしてみました。前作からのブランクが思った以上にあったため、序盤は苦戦を強いられましたが、終了時間にはそこそこ戦えるようになったかな、と。
 ただ、一部の武器の仕様が変わるなど、前作からの変更点に戸惑ったのも事実。次回はこの『3』での変更点について触れていきたいと思います。それではまた!

【更新履歴】
●2007.11.06 :第2回:戦場での命綱、武器とアイテムを徹底紹介!
●2007.11.15 :第3回:『Halo』戦士たちが培ってきたテクニックを伝授!
●2007.11.22 :第4回:無限の可能性を持つ『3』最大の新要素「フォージ」で遊ぶ
Halo 3
メーカー: マイクロソフト
ハード: Xbox 360
ジャンル: シューティング
発売日: 2007年9月27日(木)
価格: 通常版/スペシャルエディション 7,140円(税込)
CERO: D(17歳以上対象)
(C) 2007 Microsoft Corporation. Microsoft, Bungie, the Bungie logo, Halo, the Halo logo, the Microsoft Game Studios logo, Xbox, Xbox 360, Xbox LIVE, and the Xbox logos are trademarks of the Microsoft group of companies.
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